トラステヴェレのクルミの木と木蓮とジャスミンとラファエロの恋人の家 | イタリア ローマの新聞屋さん

イタリア ローマの新聞屋さん

イタリア在住22年。以前エディーコラ(新聞や雑誌を売るお店)を経営していましたので、このタイトルです。
お店は売ってしまいましたが、続けて興味のあるイタリアの芸能、旅行記、食などについて書きます。最近は主にユーチューブで旅行・生活vlogを公開しています。

トラステヴェレを歩いた日記の続き。

 

 

セッティミアーナ門 Porta Settimiana

この門をくぐって、まっすぐに歩いて行けばヴァチカンに着きます。

 

 

門の両脇はジャスミンの香りでいっぱい。

 

 

かっちょいい、オープンカー

 

 

ジャスミンに近づいて、

良い香りーーーー。ラブ

 

この香りもネットに載せれればいいのに。ウインク

 

道路名の表示板が隠れてしまいそう。。。

 

 

門の手前のガリバルディ通りの

並木道は。。。。

 

くるみの木です。

 

 

前にもクルミの木の話、

 

ブログに書いたと思うけど、

 

イタリア中世の頃から、

 

クルミの木の下で魔女たちが宴をしていたとか、、、、

 

カンパーニア州のベネヴェントという町の伝説です。

 

 

トラステヴェレのガリバルディ通り、

 

結構幅広の通りですが、

 

この大きなクルミの木が木陰に成ってて、

 

良い感じですね。

 

ローマには魔女は居そうにないです。

 

車も、熱々にならなくて済みそう。

 

でも、トラステヴェレの週末は駐車場を探すのが大変なんです。

 

 

via della Scala の家の門の上にあった、埋め込まれていたもの。

 

運動をしているような、ピザ釜のような?なんでしょう。

 

 

 

すぐ側には、

 

ラファエロの恋人、フォルナリーナの家があります。

 

カーテンが飛び出しているので、誰かが顔を出しそうな感じ。

 

 

 

セッティミアーナ門 Porta Settimiana の外側。

 

オリジナルは、ローマ時代、3世紀の門です。アウレリアヌスの城壁に開いてた門ですよ。

 

皇帝セプティミウス・セウェルス、息子のゲタ Settimio Geta の名前がついてます。

 

現在見られるギベリン(ツバメの尻尾のような形した上部)の城門は、1498年に教皇アレクサンデル6世 Alessandro VI Borgia が再建したものです。

 

 

この門を潜って、直ぐのところにこの大きな木が。

 

木蓮 マニョリア Magnolia 

この木は、正確には Magnolia grandiflora -タイサンボク Southern magnolia というようです。

 

 

モクレン属だから、3月か4月に花が咲いていたのかも知れない。

 

憶えておかないと、、、

 

木蓮の花、綺麗ですよねー。

 

 

相方くんが、マニョリアというアメリカ映画があったって。

 

北米がオリジナルな木なのかも。

 

この木のある広場、ここはフェデリコ・チェージさんの個人の隠された庭だったんです。

 

 

葉っぱの付き方が花みたい。

 

 

近くのアカデミア・リンチェーイの設立者。

 

隣のオルトボタニコ(植物園)の所有者でした。

 

 

 

この木のある道の突き当りが、植物園の入り口です。

 

私が植物園に訪れた時の日記はこちら

 

隣は美術館。

 

コルシーニ宮 国立絵画館に訪れた時のはこちら

 

まだ、この先にあるリンチェーイのファルネジーナ荘には行ったことがないんです。

 

フィレンツェなんか、三年半住んでいたのに、訪れてない場所がいっぱいあるんですよ。

 

これから、スケジュール帳でもつくって訪問目標を立てて行動しようかな。。。