やれやれな一日。。。。
長文です。
日曜日、10時半にバッボと三人でローマ北部の倉庫小屋に行く約束をした。
バッボは早起きしてテーブルで文章を書いてて、地震が起こり、
体が揺れるから字がちゃんと書けなかったと言っていた。
のんきだ。
8時半頃に電話があり、早く迎えに来いという。
あ~~~~、でも想定内だ。
私達も地震で家にいたくなかったので、すぐに迎えに行った。
朝ごはんも一緒に食べようと言う。
お腹すいてるのを我慢して、バッボの家に到着5分前に電話すると、
今からアモーレにコーヒーを淹れてあげないといけないから、10分待って。
って言われて、あー今日は彼らの記念日だったと思い出した。
大事な日に私達と出かけるので、アモーレがすねちゃたんだね。
それでもバッボは不要な椅子などのガラクタを持って降りてきた。
倉庫に運ぶのね。
バッボの家の近くは日曜の朝は殆どが閉まっている。
中国人経営のバールだけが開いてる。
バッボの友達が中国人に売ってしまって悲しいのでもうこのバールには行かない。
テヴェレ川近くのこのバールにした。
ローマ通の人はこれをみたら、どこのバールかわかるでしょう。
りんごそっくりのお菓子を出すのが売りのバールです。
始めは店員はかなり感じ良かった。オーナーだと思われる。
バッボがカップッチーノとサンドイッチを頼み、
相方くんがコルネットとカフェ・マッキャート・フレッドを頼み、
私がカップッチーノとチャンベッローネを一切れ頼んだら、
チャンベッローネが超薄っぺらだったので、お腹すくだろうと気を使ってくれたバッボがもう一切れあげてくれ。と頼んでくれた。
私が、でもそれは袋に入れてくれる?あとで食べるわって言ったらだんだん態度が変わり、
バッボのカップーチーノは?って言ったら、
一度に頼んでくれないかな!わからなくなるから!
って言われ、バッボもカップッチーノ始めに頼んだよ。俺も聞いたよ。
って相方んくんが言ったら、私達から離れ、他の店員がカプチーノを入れ持ってきた。
目で呆れたよ、とかいう態度で、俺は正しいという態度で常連らしい客と話し始め、
すっごく感じ悪かった。
覚えられないんだろうね。
会計したら、バッボが払ってくれたんだけど、
私に、
このバリスタは感じ悪かったから、
チップは置かないようにしような。
ボンジョールノ♪
と言い出た。
さすが、バッボ。
相方くんも、なんかすっごく感じ悪い店だったね。
って言ったら、
え、そうか?ローマ人はこうやって冗談を言い合うんだ。普通だよ。
って。
普通なんだ。。。
私はこんな会話は朝からしたくない。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
そして、私たちは車で移動し始めた。
交差点で止まると、汚い格好をした裸足で歩いてる人がいて、
車にお願いして回っていた。
バッボは窓を開け、彼に1ユーロあげた。
ずっと立ってるの大変だろう、足は何センチ?
42か。いつもここにいるのか?
って質問してた。
マヂで?
靴を持ってくる気?
私は、
靴はいたら儲からないでしょって言ってしまった。
そういえば、去年もここで彼にあって、同じセリフをきいた気がする。
これもネタかな。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
倉庫の家に着いたら、草ボーボーになっていた。
そういえば、一年前くらいだったっけ、バッボと一緒にここに来たの。。。
今回はバッボはここに大きな柵の門を泥棒が入らないようにつけたかったらしい。
私が、これじゃあ、イノシシしか入ってこないよ。
って言ったら、諦めてくれた。
去年植えた柿の木がもしかしたら実ってるかもしれないとさがしてたら、
痛い!!!
コートと足に大きなくっつき虫が!!いっぱーーーーーい!
柿は諦め、オリーブ摘みをしようと決めた。
バッボたちは家の物を動かして遊んでる。
いっぱい収穫。楽しい!
背の届くところだけ収穫して、そういえば
バッボがオリーブの木は5本あるっていってたな。
知り合いが庭の木をほっておいて、隣の家に垂れかかり、文句言われた。
木が強風で道に倒れて知らなかったから、罰金を取られた。
っていうのを思い出し、隣とうちの境目をチェック。
大きな う○ち を発見。誰の?イノシシ?
って観察などしてたら、遠くの隣の家から怒鳴り声が聞こえてきた。
私の方を見てる。
なんか嫌な感じなので、オリーブ摘みにもどったら、バッボが出てきて、
ちょうどさっきの怒鳴ってた人もやってきて、大きな犬も連れて、
ここでなにしてんねん!
何、うちの家を覗き込んでるねん!
教えてもらおうやないか!
って怒鳴り込んできた。
黒い大きな犬が私に向かって突進してきた
けど、私は動物好きなので、
手を広げたら、喜んで抱きついてきた。
ちょっと焦った。
彼の家の柵を一歩出て、道路の間、私が立っていたところにたち、
ここは、うちのプライべートスペースだ!
という。
バッボがすかさず、
このスペースは俺のものだ、
あっちの竹があるところまで全部俺ものだよ。
ここに道を作ったのは、不法だ!侵入してきたのはあなたですよ。
って言っても信じないので、
隣のうちの家を○○に貸してたけど、家賃も電気代も払わず逃げやがったって言ったら、
ハッとなって、この兄ちゃんの態度がコロッと変わった。
どうやら彼は土建屋で隣の家を庭付きで400ユーロで借りてるらしい。
ここに道があったので使ってるだけで、、、と声が小さくなった。
バッボいわく、二年前に突然つけられたらしい。
バッボが、うちの家を整備する仕事をしてくれるか、うちだったら150ユーロで貸すのにって電話番号交換してた。
私だったら許せないな。
うちの敷地内に近所の人の車が数台停められてるし、
彼らの不法につけられた柵と道の境界線をはっきりさせて、
門だけでなく全部を囲みたい。
彼らから通行料とるわ!
バッボは心が広い。いい人すぎ。。。。。
近所付き合いだから。
って。。。????
この状況を見てなかった相方くんにこの話をしても、あまり興味がなさそう。
なんか怒りが収まらず、この事件をこの日の夕飯時に、
バッボのアモーレに話をしたら、いっしょに怒ってくれた。
次回は彼女と一緒に行こう。
これは近所のバールのケーキ。
鬼がいる。
コンパシー さんで旅行記、 コンパシーマガジン さんでは、コラム記事のライターをしています。
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