L STREET 1
トミーは来月で29歳
足の悪い父親と2人で工務店を経営している
工務店といっても、俗にいう何でも屋ってやつだ
電気工事、大工は勿論、公園の遊具の整備に引っ越しの手伝い
その他諸々、みんなが嫌がる仕事を何でも引き受ける
トミーは父親が疎ましかった
僅かな賃金に執着して、ドブさらいまでする父親を恥じた
ウイスキーを舐めながら、貯めこんだ金の勘定をしている父親の横顔を見るのがたまらなく嫌だった
10年前、幹線道路を挟んだ向かいのガレージが廃業した頃から、めっきりと仕事が減った
トミーは、淹れたてのコーヒーをガレージで飲むのが少年時代からの日課だった
コーヒーカップを片手に、方々から訪れる客たちの話を聞くのが楽しみだった
深夜にたむろする悪ガキたちとタバコを吸った
常連の客からギターを貰った
ガレージの整備士に、喧嘩の必勝法を教わった
アルバイトの女の子と恋をした
その子の進学と同時に、その恋は終わった
ガレージの整備士たちは、お揃いでディッキーズのツナギを着用していた
ラジオを爆音で鳴らして、ヒットソングが流れると大声で歌い、曲が終わると大笑いしながらハグするのがお決まりだった。時折、トミーもその輪に加わった
彼らに憧れて、トミーは整備士の資格を取得した
L STREET 2へ続く
ライブ後記
当たり前だけど、初ライブというものは、1バンドに一回こっきりなわけですよ。
ピリっと緊張はしますよ。そして自他共々、諸々の期待を感じて自意識が膨張する。
ええ歳こいてバンド始めて、ざわざわ、ガチャガチャとなんだか動き出したな。
生活の奴隷が遊び場をめっけた。
しかしまあ、スタジオ一回入るにしても、メンバー全員のスケジュール調整をウワーっとして、いざスタジオ当日には、みんな仕事終わりで来るからクタクタなのね。
で、音を出すと各々テンション上がってくんのね。とりあえず音量チェックで一曲やると『自分、集中力マックスっす』みたいな顔になる。
いやー、まったく頼もしいですわ。
とにかく、人を巻き込んで走り出したからにはとことんまでやりまっせ。
楽しかったりカッコ良くなきゃ意味が無い。
楽しいは正義でOKでしょ。
あれ、レポート的な記事を書こうかと思ってたのに全然違う感じになっちゃったな。
ま、いいや。思いついたらまた書けばいいや。
皆さん、次は7月16日池袋ミスマッチでお待ちしてまっせー。
置きチケ的なアレ
E.P.Oライブ詳細。
2016年5月21日(土)渋谷サイクロン
「HANZI BAND横綱バンジージャンプツアーファイナル!」
open18:30 / start19:00
前売り 3,000円 / 当日 3,500円... fb.me/4YKjP
で、ここのcontactからメールを送ってくんさい。
名前と枚数必須でよろしくちゃん。
500円お得だから。ドリンク1発タダになるような感じだから。ビールで乾杯だから。
