Umaren's Story -10ページ目

Mission 7 墜ちる飛行物体

オレの名は錦織。EDF第2特科連隊第2大隊第3中隊第5小隊小隊長だ。昔の上官はオレの鈍亀で負傷、戦線を離脱してしまった。今は技術科に回り、大型ミサイルの開発プロジェクトを推し進めているそうだ。その柳楽さん(参照)が俺のところに持ってきた新兵器。それの力で、今日の敵の1部分はすごいやり方で撃退できた。その話をしよう。

話は3日前にさかのぼる。

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「おい、錦織。」
「あッ、先輩。」
じつは柳楽さんは、俺のEDF士官育成学校の先輩なのだ。
「お前、前に俺を撃ったよな。」
「ス…スイマセン。」
「別に責めてる訳じゃないさ。実は俺、どうしてもあのことが引っかかっていてな。スカイタートル試作Ωというものを作ってみたんだ。モニターを探しているんだが、使ってみないか?」
「ええ、是非!!」
思わず2つ返事で引き受けてしまった。実際に誤射の被害を受けてしまった人が作ったものである。ましてその加害者は自分で、相手は自分が最も信頼している先輩。是非使ってみたい、という欲望が湧くのは仕方ないのである。

そして今日…実戦に持ち出したのだった。。

ドン!!…‥…‥…‥…‥……………ドッカーン!!


異常な爆発。吹っ飛ぶ味方。唖然とするオレ。そして…影も形もないUFO。こんなもの、危なくて使えない。が、オレは今日、これしかもってきてない。仕方ないので、味方に任せるのだった…


EDF陸副改めumarenです。
久しぶりに更新したと思ったら、こんなふざけたことするんじゃねぇ!!とか言わんといてくだせぇ。色々あるんです。