過去とのつきあい方 | 57才の希望と野望

57才の希望と野望

地方出身東京在住 
賃貸暮らし(50歳彼が家を準備!)
独身彼なし(49歳でできた!)
夢:本をだすこと
家族が 彼がほしい(彼はできた、51歳で入籍しました)
仕事がほしい(49歳で正社員になった!53歳首)
英語が話せるようになりたい!
人生あきらめません!

58歳近くなって良いことの一つは、

忘れることが得意になる。

若い頃、高校野球で応援していたチームが準決勝で負けた時、

他人のことなのに、次の朝まで悔しかった。

 

残念ながら、そんな純粋さはこの年にはない。

高校野球に感動するのは、その純粋さと思う、オリンピックの涙も、

たとえメダルでも、金でない悔しい!という気持ち。

そのくやしさは、若さである。

 

そんなくやしさが、年とともに減る。少なくとも私はへった。

いつまでも悔しい、がある人は、本当にいつまでも若い人なのだろう。

多分体も元気と思う。

 

若い人で失敗を引きずる人、やらかしたことを、ふと思い出し、赤面したとして、

それは若いから。

 

年をとると、まだ経験はないが、食べた物も忘れるらしい。

もう私ですら、ひょっとしたらやらかしていることがあるかもしれない。

記憶にないご迷惑。老害ってやつですか。

ご迷惑をおかけした人がいたらすみません。記憶にないんです。

(どっかの政治家みたいな)

 

都合が悪いことを、

記憶にいれるまえに消せる技をみにつけたなら、

それは悪いことだろうか。

 

過去は、今日思い出すものではない。

今日は、生きるための一日である。

思い出は、いいことだけ、思い出して楽しくなること、だけにしたほうがいい。

それ以外は、今日に未来に必要でないものは、

はやいところ消したほうがいい。

 

思い出は、いい物だけにするために、他は断捨離したほうがいい。

断捨離の方法は、話さないこと、繰り返し思い出さないこと。

記憶に定着していくから。

 

過去は、楽しいことだけに、それこそこんまりさんの、トキメクものだけにしたほうがいい。

トキメイタ、ことだけを繰り返し話し、思い出し、それだけを記憶の表面に置くのがいい。

 

仕事など、ミスをいかさないといけないものもあるので、

そういうものは、現役時は大事だが。

 

年をとり、過去のミスをいかさないといけないことは、減らすこと。

車の運転もその一つかと思う。判断力がいるものは減らしていく。

昔より、マルチタスクは、実は負担になっている。実感がないだけで。

実感がなく、少しへんだなぁが、大きなミスにつながることも考えられる。

 

最後まで、女性も、男性もだが、し続けなければいけないのは、

生活である。これだけでも結構煩雑である。

最後まで捨てられないのが、食べるである。

これも、実は高度である。

料理作りが苦手で、金銭的に余裕があり、特にこだわりがないなら、

中食などにたより、いやなこと、自分の負担になるなら、合理化するのは、悪いことではない。

面倒と食べなくなるよりいい。セルフネグレクトにつながるぐらいなら、

あっちのコンビニ、こっちのコンビニと、新作を楽しむぐらいでいい。

後ろめたく思う必要はない。

(私の世代から上、女は料理をつくらなければいけないの呪縛組はとくに)

 

ボケない程度に、生活をシンプルにしていく。

いらない呪いで自分の負担になっている、世間が押し付けているような呪い

(料理は自炊で丁寧にとか、ご近所付き合い、友人からの誘い)は、

いやだなぁ、しんどいなと朝に思うなら早めに捨てる、少なくとも減らす。

 

過去は、楽しいことだけを思い出す。

いやなこと、悪口、相手に対しての嫌な事、は繰り返さない。記憶に残さない。

 

友人と集まり、たまの悪口大会も悪くはないが、できれば友達も、

過去の楽しかったことを話しくれる人を選ぼう。

いやなことを、笑に変えてくれる友達は、大切にしよう。

 

上記のことは夫に対しても言える。他人への対応にもいえる。

他人を夫を、自分のいやなことをほおりこむ、ゴミ箱にしない。

 

今日は、まだ真っ白である。

そこに過去の汚れを広げてはもったいない。

過去を棚に例えるなら、

楽しい思い出だけを、棚に飾り、ふと疲れた時はそれをめでよう。

 

ふと疲れた時、心の過去という棚が、みたくもないドロドロの思い出だらけだと、

自分がいやになる、自己肯定感がさがる、今いる環境は、こいつのせいだと心がダークになる。

せっかくの今日が、台無しになる。

 

今日は、贈り物である。

明日なんてわからない。なので、今日はよき日にしなくてはいけない。

そんな良き日がつみあがり、いい人生になる。

 

それでもトラブルもあるだろう、いやな人間関係に苦しむこともあるだろう。

言葉に数回しても、なるべく言葉化をへらす。

記憶に定着する前に。楽しいことをして、それで消す。

 

そのために、自分が喜ぶリストでも作って、プチ贅沢でもいい、

けしていこう。

 

私の気分転換、忘れる方法は、このブログである。

よんでくださって下さる方にはわるいが、

ここで文字化する時間で、いやなことが消えていく。

 

そんな、何かを、用意しておこう。

それは無駄ではない。そのいやなことが、てっとりばやく物化してふえていても、他人には無駄なのもでも、今のあなたに必要なら、たとえば、メークがそうなら、メイク用品をご褒美で買うことは悪くはない。

が、買っておしまいにしないように、それですぐ楽しむように。

買って収納にしまっただけなら、たんなる、いやなことの物化である。

 

”メイクが好き”、なのではなく、”メイク用品が買うことが好き”にしないように。

物化でなく、行動にしよう。

 

過去は、楽しいことだけを繰り返し思い出そう。

いやなことは、忘れて忘れていれば、いつか遠くにいく。

優先すべきは、今日をどう生きるか。

 

強烈にいやなことも、若いうちはあるだろう。ときには思い出す時間も大事ではあるが、

くりかえさないこと、記憶に定着しないこと。

英単語は、忘れる頃に、繰り返して定着させていいが、いやな記憶はそうしてはいけない。

 

今日という、最大のおくりものは、まだ真っ白、終わるまであなたしだい。

その今を、過去の思い出したくないものに、時間をつかってはいけない。

 

いつか、人生は、みな終わる。

今生きている人も100年後はいない。

 

今日は贈り物。

今日を過去につかいけずってはいけない。

今は、今を、今楽しもう。