机を動かす | エディータがゆく!

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編集者がシゴトの息抜きに描く。
仕事とは、恋とは、人生とは?

本当に誰のせいでもないが、しっくりこない、落ち着きのない、なんとも不安な気持ち。

体調が悪いせいか(自己管理能力が低い)、気候のせいか(台風で気圧の変化)、とめどなくずっと考え続けている仕事のせいか(そういう仕事である)、運動不足のせいか(気持ちがヨガどころではない)、発散のしようのない、やり場のない怒りは、重~い机を動かすという行動にたどり着いた!

台所にあるダイニングテーブルを、畳の部屋へ、引きずるように移動。インテリアという横文字をまったく無視したこの行動は、どでかい机を和室の部屋へ運んだ。怒りとともに。

そして今、文章を書いている。

dellのPCにはスピーカーが付いていないので(さらに怒り)、ふつうは人は見捨てるであろう壊れたiphoneでベルセバを聴いている(なんだこれ!)。

外は雨。

ロマンもクソもない、和の美しさも常識もまったく無視したこの机の配置。猫でも飼って、のんびり仕事をしようと楽観的に考えていた私のぼけ具合や、仕事でしか見れない物事の切り口を見るあの独特の感覚や、現実が押し寄せる。思い通りにならないことのもどかしさ。そして、そういうもんだということを、嫌というほど知っていることへの飽き。しかし、まったくのほほんとできそうもない自分との矛盾。

怒りはそう、台所から、和室へ。

この何年かでいちばん若い行動をしたなあ、と思う。大人げなくて嫌だなあ、と思う。でも、四の五の言わずやっちまえよ!と思っているところもある。やりたいことは、まだ少しは思いつく。そして、たぶんすぐにやると思う。いつかのためにとっておくことなんて、ひとつだって本当にないのだ。やってみて、それは変化する。空気に触れて、どうなるのかがわかる。わかることが唯一の収穫。
なんというあやうさ、でも生きていること自体とてもあやういことだと最近とみに思う。

momo