今日は、塚田佳男先生に指導を仰いでいる、日本歌曲を学ぶ会のコンサートでした。
3回連続コンサート
「日本歌曲と詩人の想い」の3回目。
今回のテーマは、北原白秋でした。
全て北原白秋の詩で書かれた歌曲の数々。
作曲者は、
梁田貞、山田耕筰、松本民之助、橋本國彦、平井康三郎、團伊玖磨、木下牧子。
芸術性の高い作品や、親しみやすい曲まで。
特に、今回は山田耕筰の作品が多く演奏され、私が伴奏させていただいた3曲も、山田耕筰でした。
蟹味噌(がねみそ)
犬のお芝居
松島音頭

蟹味噌は、譜読みをはじめた当初は頭の中に「?」が飛び交い。なぜこの音から始まるのか?なんでこんな作りになっているのか。謎だらけだったのですが、やり込んでいると、だんだんクセになるというか。
愛や諍いと色々あった男との別れの酒をあおる女の思いを重ね合わせた詩です。
一時は熱く燃えたこともあった、 芯から惚れたと思ったこともあった、その後、相手の
不実に泣かされ、別れようと思ったり、よりをもどしたり―そんな経緯のあれやこれや
の末に、とうとうこれでお終いとなった女が、
相手の男と蟹味噌を肴に別れの地酒をあお
っている場面です。
自分には逆立ちしても持ち合わせていない、色気と勢いのあるキャラクターの女性の表現に挑戦するのが課題でした![]()
犬のお芝居は、芝居小屋に、次々と犬、こぐま、猿が登場します。歌い手はコミカルにその様子を身振りを加えて歌います。5番まである、伴奏は単純な作りですが、微妙な間合いの変化を楽しみたいと思って演奏しました。
内容は、なんだか不思議な世界で、マザーグースに似ているなぁと思っていたら、北原白秋はマザーグースの翻訳もしていたとか。
松島音頭は、大好きな作品。しかし、安定した演奏は難しく、思い切り楽しみたいと思いながらも苦戦しました。が、先日、上原ひろみが出ていた、「EIGHT-JAM」を見て、なんだかピンと来ました。これは楽しんだもの勝ちだな、となり。イメージ先行で思い切りよく演奏しました。
今回、北原白秋、山田耕筰の作品に携わるにあたり、映画「からたちの花」(1954)、「この道」(2019)も鑑賞しました。白秋の人となりと、その時代背景を感じながら、今回のプログラムを楽しみました。
本番の演奏は、自分でコントロール仕切れない突発的なハプニングがあったりもしましたが、やりきった感はありました。
2部の後半は、たくさんの童謡。
塚田先生の伴奏。
次々と歌い手が流れるように登場して童謡を歌いました。塚田先生のしゃれたアレンジや繋ぎにもニンマリしながら舞台そでで鑑賞しました。
今回のプログラムを見ても、たくさんの作曲家が白秋の作品を曲にしたいと思い作曲した、様々なタイプの曲がありました。今回のコンサートのテーマを決めた塚田先生の監修、歌い手のキャラクターにマッチした選曲は、演奏効果を高める大切なポイントで、そこも楽しめたように思います。
5月はまだまだ本番続きます❗
ひとつひとつ丁寧に全力で![]()


