J:なぁポール。お前とは長い付き合いだ。先ずはこの有様を説明してくれ。
J:今日これから俺の休日が台無しになる理由をだ。
P:落ち着いて話そうジャック。違うんだ俺じゃない!
P:さっきまでアイツが居たんだ、このテーブルに。だから、お前が今から怒るって事も分かってる。だが誓って俺じゃない。
J:ちくしょう!またあのクソジャップか! ああ、くそう!5秒くれ!
J: OKだポール。話を聞こう。それで今度は何だって?!
P:さっきまでここにいたんだ、俺はシカトしてたけど、アイツとにかく異常だった。「Sが好きだ」だの「いやMだ!」とかって、全くオカシな野郎だぜ。
J:要するに、あれこれ触ってみてはいいが、訳が分からなくなって投げだしたんだろう。アイツにTバーはまだ早かったんだ。仕方ねぇ、今からサルでも理解できるように調べてやるか。
P:しょうがねぇ!つきあうぜ相棒!
P:何から始めればいい、手順は?俺には見当もつかねぇ。
J:Tバーの硬さの比較ができればいいんだったな。なら話は簡単だ、最高の助っ人を知ってる。そいつらが来るまでに先ずは機材を作ろう。こいつをダンパーポストに止めてくれ!
P:これでいいか?チェックしてくれ。
J:上出来だ!
P:反対側の穴が塞がっちまってる!どうする!外せばいいのか?
J:そいつはこう使うんだ!ネジを回してみろ!
P:こいつはたまげたぜ!Tバー曲げろって言われたら逃げ出してたとこだ!俺たち最強コンビだな!
J:そうとも!俺たちはあんな猿野郎とは違う!エリートだ!
P:まさか!あいつらは!
J:来たぜ来たぜ来やがった!!ロドリゲス兄弟のお出ましだ!
J:よし!ポール!今から説明するぞ。
J:まずゆっくりネジをねじ込め。いいか、慌てなくていい、ゆっくりだ。
P:こんな感じか?
J:いいぞ、そのままだ。フレディの値が1g減ったら合図するから一旦止めろ。そこがイニシャル値だ。
J:ここからが本番だ!俺がフレディとロバートの値を記録したらまた合図する。そしたら4回転ねじ込んでまたストップだ。それをフレディが0gになるまで繰り返す。
P:すげぇすげぇ!ジャックすげぇぜコイツ!こんなにすぐに結果が出てくるのか!スーパーコンピュータなんて初めて見た!
J:これで曲げ方向の硬さ比較が出・・・おい、聞いてるか?
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J:これでデータが揃ったな。打ち込んでくれ。
P:長い事データなんか打ってないからな!どこに飛んでくか分んないぜ!
P:ジャック!ジャーック!
J:どうした!何があった?
P:ヘマしちまったかもしれねぇ・・おかしいんだ。
P:S-M-Hの順で硬くなっていくんだよな!?
J:ああそうだ、同じ締めこみ量なら前のg数が小さいほうが硬くなる。おいおい、嘘だろ・・・。
P:俺たち夢でも見てんのか!?
J:今は無視しろ、きっと外れ値を拾ったに違いない。この先は俺たちの仕事じゃァない。こんな狂った作業はジャップの方が得意だ。
P:ハハハそうだな!思う存分狂ってろってんだ!俺たちにゃあ関係ない。
J:よし、それじゃあひねり方向の測定だ!始めるぞ。
P:ジャック!こいつら4人兄弟だったのか!!
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J:ポール、もう何枚目だ?
P:んあ?17?いや、16枚だったかな・・・なんだ!チクショウ!
P:大変だジャック!舐めちまった!急に手ごたえが無くなった!
P:すまないジャック、俺のせいだ。・・・って!おい!それ!
J:ああ、プラ板を丸めたインサートだ。
P:ナフサ製品じゃないか!今月中にも枯渇するってマスコミの連中が話してるの聞いたぞ!
J:そうだ、そうなったらあの野郎、俺たちに感謝することになる。
P:明日の末端価格が楽しみだ。持ってる奴が味方で安心したぜ。
J:そら見ろ!そら見ろ!ちゃんとハードのほうが強いじゃねーか!
P:けどジャック、思った事を言っていいか?
J:なんだ?何か不満か?
P:最初の結果なんだけど、もしかしたらここで曲がってるんじゃないか?
P:だからこれを使えば、広いところを曲げれるんじゃないか?
J:何だオイ!冴えてるなポール!見直したぜ!
J:じゃあ早速はじめるぞ!
P:待て!ジャック!俺はそんなつもりじゃ!話を聞け!
J:時間が無いから省略していくぞ!
J:一番硬いカーボンハードで基準値を作るぞ。フレディが0gになったらそれを基準にする。
J:そのまま機材を触らずに、Tバーだけ変えて図っていけば、柔らかいTバーほど数値が増えるはずだ!
P:わかった!わかったからそんなに興奮しないでくれ。
J:いいか、ポール。俺たちは今日ここには来ていない。
P:OK、何もしてないし、何も見ていない。
















