セッティングと言うと。
1:タイヤ
2:ボディ
3:車高
4:足回り
の順で決めるって、聞いたことがあります。
ミニッツだとまぁ。
タイヤはウレタンだと30°でいいんじゃね?みたいなところがありますし。
そんなには悩みません。
ボディは定番がありますし。
セッティングとは程遠いですけれど、好みもありますし。
ワイドで縁石に潜りにくいと思ったのでR8を使ってます。
なのでこれも悩みません。
車高?
これはよくわかりません。
今さわると泥沼化しそうなので。
悩まずノーマルに近い感じで。
メインシャシーは水平くらいで、モーターケースは前下がりにならなければ良いかなくらいです。
さて、足回りなのですけれど。
DD車って、ほぼTバーで決まってしまう気がするのですけれど。
どうなんでしょうか。
結局、換えて走って確かめないと分からないのですけれど。
ちょっとその役割について、考察してみます。
今から平気で嘘を吐くかもしれないedaです。
こんばんは。
ミニッツのようなダイレクトドライブマシン(DD車)と言うのは。
メインシャシーと、モーターケースに分離しています。
Tバーがその両者を繋いでいますけれど。
結果として、それぞれは独立した動きをするように出来ています。
その独立性に基づいて、各々の動きを考えると。
モーターケースは、反動トルクで主にピッチ方向に動きます。
タイヤがグリップしている。
そこに加速の為に車軸にトルクが加わる。
そういう前提で考えると。
反動トルクによって、加速する時は、こんな感じだと思うのです。
前が持ち上がる。
これにシャシーを付けているとこんな感じでしょうか。
モーターケースがフロントタイヤを持ち上げる事になります。
逆に減速するときを考えると。
モーターゴギングの強さと、ギヤ比の関係で。
前を押し上げる。
シャシーを付けると。
モーターケースが、フロントタイヤを押し下げる事になります。
リヤタイヤが左右とも接地している限り、モーターケースはロール方向には動けませんので。
動いてしまったら、転ぶときです。
そんな破綻した状況は考えなくていいと思うので。
モーターケース、つまりリヤセクションにとってのTバーの役割と言うのは。
モーターケースの反動トルクを、どうフロントタイヤに伝えるか。
と言う事に集約されると思います。
では、メインシャシーの動きに注目します。
メインシャシーはロール方向には主導的に動きますけれど、ピッチ方向にはモーターケースからの受動的な動きしかできないと思います。
ロールすることでTバーが捻じれます。
そう考えると、メインシャシーにとってのTバーの役割は。
ロールの動きを利用して、をどれだけフロントタイヤの負荷をリヤタイヤに移譲するか、或いはしないのか、と見る事ができると思います。
ロールの量を決めるのでは?
と思うところもありますが、そこは主にフロントスプリングの役割じゃないかと思っています。
もし仮に、フロントスプリングを調整して、フロントタイヤの仕事量を減らせば、その分リヤが仕事を負う事になるとも考えられます。
ここで、一つ思い当たることがあって。
車の質量は、走行中に変化したりはしない。
と言う点で。
Tバーのセッティングや、スプリング、或いはダンパーのそれは。
どちらかと言えば、車の質量を、4つのタイヤにどう振り分け変化させるかに対応しているように思います。
他にもセッティングと言うと。
キャスター、キャンバー、トレール、トー、車高などアライメント関係のセッティングもありますけれど。
こちらは、車の速度のエネルギーを、どうタイヤに分配するかを支配している気がします。
ミニッツをもっと早くに始めていれば、だいぶ変わったのだろうな。
最近、そう思うことがあります。
1/10で遊んでいたころ、良く。
「セッティングは、結局バランスの問題。」なんて聞きましたけれど。
凄く抽象的で分かりにくかったのです。
ミニッツは。
1:軽い
2:絶対速度が1/10との比較でいえば、低く抑えられている。
3:路面グリップが高い。
と、言うのは特徴として言える事だと思います。
その特徴によって、4つのタイヤへの負荷の分配と言うのが分かりやすくなっていると感じています。
この辺は、F104とかを遊んでいた時には随分悩んだのです。