ベイトリールのキャスティング考察② サミングの練習について思う事 | 『空論城』ああしても、こうしても。

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ロッド スコーピオン 1604SS-5

リール 19アンタレス 

ライン PE4号

ルアー メタルジグ40g

投げ方はテイクバックからのオーバーヘッド。

垂らしは50cmくらい取って、タメを効かせる。

この条件でブレーキOFFで投げて、65~70mラインが出る。

100mなんて全然届かない。

試しにPE1.5号も使ってみたけれど、飛距離は変わらなかった。

ミスキャストするとラインブレイクするので、今は2.5号を巻いてます。

一体何がダメなんだ・・・。

頭を抱えてしまいます。

 

ブレーキOFFで使う意味あんの?

 

と聞かれれば、全くないですね・・・。

まぁ、どちらかと言えば曲芸の類です。

事実ブレーキを使ったほうが飛距離が伸びます。

今の私の実力で70~75mくらいラインが出るようになります。

たまに奇跡の80mオーバーが出るけれど、これは風のせいな気がする。

 

 

元々、ベイトフィネスリールで軽量ルアーの飛距離を稼ぎたい、と言う意図で始めた練習なのですけれど。

ナカナカ、飛距離としては結実しませんねぇ。

まだフルキャストに体が抵抗しているんでしょうか。

 

ロッドはフルに曲がっている感触はあるんですけどね。

適合ウエイトは80gだったかな、MAX240gまで使ってOKみたいなんだけど。

 

アアー、上から投げるコレ80gより大きいのナイのことね!(Made In China)

 

と、注意書きにあったので。

試しに75gを投げてみると、良く曲がるんだけれど、その割に飛距離は落ちました。

キャスティングパワー的には60gくらいが適性上限のようです。

(釣具屋のお兄ちゃんにその辺のところを聞いてみたら、6ftで70mなら結構飛んでる、との評価だったので、そろそろ納得しても良いのかなとも思っている。でも100mを見てみたいとも思っている。)

 

まぁ、そんな飛距離としては結実しない投げ練ですけれど、これはこれで無意味ではなくて。

 

 

バックラッシュしない投げ方と、その理屈がおぼろげながら見えてきたように思います。

と言うより、まえまえから、薄々は、バックラッシュしない投げ方があるなとは思っていたんですよ。

でも、とりわけ必要を感じなかったので、向き合わずにこれたのですが。

ベイトでアジングとか、変な事に手を出してしまって、必要にに狩られてしましまして・・・。

 

だってさぁ、YouTubeでさ。

ロッドメーカーの人が、さも当たり前のように言うわけですよ。

 

「1gのジグヘッドですが・・・、これで20mくらい飛んでますね。」

 

 

 

で20mくらい飛んでますね!」

 

 

 

 

 

ふかしてんじゃねぇぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

ええ、買いましたよそのロッド。

 

でも飛ばない。

12mがやっと。

ブレーキゲインを下げたいけれど、リリース直後のバックラッシュを回避しないと、下げられない。

根本的に投げ方の改善が必要だ。

 

改善においては、変更した結果を正しく反映する道具が必要だ。

答え合わせにおいて、結果を正確に反映し、疑う余地のない機種と言う事で、19アンタレスと、スティーズAirTW購入を決意したという経緯を今明かしましょう。

 

思い込んだら、わりと執念深いedaです。

こんばんは。

 

 

実はそのバックラッシュしない話を書きたいとは思っているのですけれど。

まだちょっと、検証事項もあって保留中なのです。

 

興味ないですか。

そうですか。

 

たとえば。

高級リールだから出来るんじゃないかと・・・。

ブレーキなしのスコーピオン1501で試してみたりとか。

 

あるいは。

ロングロッドだったらどうなんんだ?

と、9.6ft(適合5~28g)で試してみたりとか。

 

さて、ようやく今回のお話ですけれど。

前回イメージの話を少ししたのですけれど。

ブレーキOFFでキャストするうえで、必須になるサミングについて、少しだけ書こうと思いいます。

 

といっても、それほど難しいサミングはしていないんです。

いわゆる、ハーフサミング。

ただ軽ーく、一定の力加減で、スプールに触っているだけのサミングです。

なので、実を言えば、メカニカルブレーキに肩代わりさせても良いんですね。

まぁ、そこは鍛錬と言う事で・・・。

事実、メカニカルブレーキに任せた方が飛距離は安定しますし、出しやすい傾向はあります。

その程度の腕前で成立していると言う事でもあるのですが。

 

ちなみにメカニカルブレーキの加減としては。

クラッチを切って、ルアーがスルーッと落ちるくらいの調整する。とか言う調整法があるじゃないですか。

その調整方法で。

 

ブレーキが掛かっていると思って見れば、そう見えなくもないけれど、自信をもって掛かっているとは言えないくらいには、ゆっくりな落ち加減になっている気がする程度。

 

それくらいと同等のハーフサミングです。

 

 

それでですね。

サミングの練習法で、こんなのあるじゃないですか。

クラッチを切って、ストンとルアーを落として、サミングでルアーが床に着く直前で止める。

みたいな。

 

落下速度をサミングでコントロールする練習とか。

 

まぁ、自宅で手軽にできますよ。的な?

 

やったことがある人は多いと思うんですけれど。

意外と難しいんですよね・・・。

 

なかなか出来ないでいるうちに。

 

ついには脳が、落下までのタイミングを覚えてしまって、出来てはいるんだけれど、なんか経過時間に体が反応しているようで、何の練習をしているのか分からなくなってしまう・・・。

 

そんなキツネにつままれたような気分に陥ってしまいます。

 

この練習、実はうまくやる方法があって。

それがイメージの修正なんですね。

 

この練習をする時って、ルアーの落下に注視していますよね。

サミングをする手元は全く見ていませんよね。

 

この練習がうまくいかない人って、多分。

脳内のイメージと、サミングする指の動作量のイメージがずれているのが原因だと思います。

 

イメージそのものが崩れているか、イメージ通りに手が動いていないか、あるいはその両方。

 

なので、一度ルアーはみないで、手元をガン見してみるといいと思います。

思っているほど指が離れていなかったり、離れすぎていたり。

どの関節がどう動くとか、どのくらいでスプールが滑り出すとか。

 

その狂いを、指の動きをよく見て修正します。

そのあと、今度はルアーを見ながら、手元を見ないで、ルアーの動きと手元の感覚の擦り合わせをしていく。

そうすると、すぐに出来るようになってきます。

 

それを繰り返して、イメージを再構築する作業がこの練習じゃないかと思います。

そりゃもう細かく見ます。

時には握り方の変更も試してみたり。

リールと親指の位置関係を、どう固定するかとか。

リールとの接触点が増えるほど、安定はしますが、繊細さは損なわれます。

これが結構重要なんですが、投げるときは、リールが暴れないように、確実なグリップも要求されます。

それらのイメージをリフレッシュしておいて、現場で実践してまた再修正するのですけれど。

フィールドで投げるときも、たまにはガン見してみるといいと思います。