釣り具のケミカルって絶対使えると思っていたんですけれど。
リールのメンテ用に気になっていたアイテムを購入したので、ちょっと実験してみました。
アースフィールドフィッシングから販売されている、カーボンナノチューブリキッド。
御大層な箱に収まってます。
お値段もナカナカ。
Youtubeなんかでも動画がありますけれど、どこまで本当なのか気になって気になって。
他にも似たような商品はあって。
例えば、南部エンヂニアリングさんのNSオイルなんかも、同じような組成のオイルじゃないかと思うんですけれど・・・。
こちらもYoutubeでの検索が早いでしょう。
ただこちらは、なんか登録とか手続きがうっとうしそうだったので、今回はCNTリキッドにしました。
さて、実験に当たっては。
久しぶりにナイジェルマンセル氏とウィリアムズルノーにお願いしましょうか。
なるべく一定の回転数から計測をスタートしたいので、ルーターを使ってタイヤを回します。
使用するのは新品のベアリング。
ルーターを離してから、完全に停止するまでの時間を計測します。
さて、新品のベアリングをそのまま使った結果は。
11秒69で停止。
まぁ、グリスですからね・・。
そんなもんでしょう。
じゃあ、脱脂しましょうか。
脱脂した結果は・・・。
1分59秒26
さすがに伸びましたね。
じゃあ次。
京商のベアリングオイル。
多分なんか、白い沈殿物があるので、テフロンだかフッ素だかが入ってるやつだと思います。
結果は。
1分19秒99
やっぱりちょっと抵抗になるんですね。
さぁ、では。
本命CNTオイルです。
楽しみですねぇ。
結果は。
2分超えてきました。
ドライより回ってますね。
ただねぇ・・・。
目測だけで言う事なので、いまいち信憑性に欠ける話になるんですけれども。
高回転時から中速に落ちるまでの時間って、箱出しの状態を除いて。
どれもそんなに変わらない気がする・・・。
低速域で踏ん張るので、タイムが伸びている印象です。
まぁ、リールでもそうなんですけれど。
巻き心地はすごく軽く滑らかに変わるんです。
なので、多少の負荷には耐性があるかもしれません。
で、このあと、何度か回してみて、累計10分くらいでCNTを再注油して計測すると。
1分20秒台に落ち着いてました。
耐久性としてはこんなものなのかなぁ・・・。
これをどう判断するかは、あなたの価値観次第です。