黄色い先輩が。
初めてエンジンをばらすという事で。
差し出がましくも。
思いつくことをいくつか・・・。
事の始まりは、予備部品を買いに行ったときに。
これとこれとこれは必要って話をしていて。
このちじれた鼻毛はどこにどう使うのか?
という話からでした。
これですね。

この画像は12TGのものです。
黄色い先輩が扱うのはGXR15ですから、いづれにしても一度分解図をDLしておくのが賢明かと思います。
これはですね、こんな具合に入ってます。

ピストンピンの抜け止めですね。
穴の中に入り込んでいるので、ひねり外して出さないといけないのですけれども。
ピストンに傷をつけるのもNGですので、これがなかなかの強敵なんですよ。
普通のラジオペンチは。

まぁ、先がでかくて入らないです。
かといって細いラジオペンチでは、先がたわむので、しっかりつかめないんです。
で、私は、マイクロニッパーをそれ用に一つ潰して、刃をなまして使っています。

試していませんが、管支とか使いやすいかもしれません。
で、往々にして。
ばらすのに夢中で、組みつけるときに、実は向きが決まっていそうな部品に気がついて。
あれ?・・・・・どっち向き?
みたいなことになりそうな部品をいくつかあげておきます。
これは言わなくとも分かるとは思いますけれども、スリーブには向きがあります。

回り止めがあるので、それに切り欠きを合わせます。
組みつける前に、スリーブのツバのはまり込む段差を綺麗に掃除しておくことをお勧めします。
コンロッドにも向きがあります。
上下は分かると思うので、裏表に関してです。
オリフィスが穿いている側が、クランクシャフト向きです。
この穴ですね。

このオリフィスは、コンロッドのラージエンド側の潤滑用ですので。
ここに通じています。

潤滑は燃料に含まれるオイルによって行われます。
キャブレターから吸い込まれた新気は、クランクシャフトの中心の穴をとおって、クランクケース内に導かれますけれど、そのルートが。
この穴。

要は、この穴を遮る位置に、コンロッドが通りかかったとき、コンロッドのオリフィスに燃料が叩き付けられる仕組みです。
で、ここでもう一つ注意してほしいのが、いまクランクシャフト内のフライホイールが見えていますけれども。
画像で見るとシャフトの右半分が三日月形に出っ張っているのが分かりますか?
分かんないですか?
まぁいいです。
実はこれが結構出っ張っていて、ピストンを組んだ状態で動かすと、ピストンのスカートと干渉するくらいの位置関係なんです。
それを避けるために、ピストンのスカートにも切り欠きがあります。

クランクシャフトに向く側↑

バックプレートに向く側↑
なので、ピストンとコンロッドを組む時には、どちらも向きをそろえないといけません。
互い違いに組むと、やり直しです。
一度外した鼻毛はもう使えませんからね。
苦労して突っ込んだでしょ?
でも一度外してしまったら、それのためだけにもう一度買いに行く羽目になりますよ。
アナタの鼻毛を抜いたって使えませんからね。
一度抜いた鼻毛は使えないと、先ほども申し上げたはずです。
綺麗に縮れさせるのはとても難しいんです。