日本の少子高齢化、2025年問題とは | イツモ健康ブログ

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健康管理士コラム

 今日、100歳以上の高齢者が6万1,568人いることがわかりました。
 これは毎年、敬老の日前に調査しているものです。

 2014年の日本人の平均寿命は、男性80.50年、女性86.83年です。
前年より男性は0.29年、女性は0.22年伸び、過去最高を更新しました。
よって、日本の高齢化は世界でも類を見ないスピードで加速しています。

 反対に、出生率はどうなのでしょうか。

 2014年の出生数は100万3,539人で過去最低基準となりました。
また、一人の女性が15~49歳のあいだに産む子供の数の平均(合計特殊出生率といいます)は1.42人です。一方、死亡数は前年より4,568人増加し、最多の127万3,004人となりました。
 出生数から死亡数をひくと-26万9465人です。
 よって、日本の総人口が大幅に減少しており、今後も減少が続くと予想されています。

 以上のことから、日本は少子高齢化が進んでいるのは明白ですね。

 今から9年後の2025年には、3人に一人が65歳以上、5人に一人が75歳以上という社会を迎えると言われています。増える高齢者に対し、介護者が不足するなど、医療と介護が抱えるとされる問題を【2025年問題】と言います。
 
 高齢化が進むのに介護者が不足している、子供の出生率も低い、という今の日本が抱えている問題を、あなたはどうお考えになりますか?