結腸の周囲には、排泄・排便機能や性機能をつかさどる「自律神経」が通っています。この自律神経を、出来るだけ傷つけたり切除したりしないようにしながら、直腸がんの手術が出来る場合も多くなりました(自律神経温存術)。
ただし、がんの進行度によっては、自立神経の温存が難しい事もあります。
●肛門機能温存術
がんのある位置が肛門から3~4cm以上はなれている場合に行われます。肛門と肛門を閉める筋肉(肛門括約筋)は残して、がんを含めた直腸の一部を切除し、切除後の端と端を縫合(吻合)します。
肛門が残すことができるので、手術後も自然に排便することが出来ます。最近では、直腸がんの約70%~80%で、肛門機能温存術が行われるようになっています。
ただし、高齢者などで肛門括約筋が弱っているような場合は、手術後に頻便が起きる場合があります。
●最新の化学療法
化学療法とは、抗がん剤や分子標的薬を使ってがん細胞の増殖をおさえたり、がん細胞を破壊したりする治療法のことです。
大腸がんの場合、手術後の再発を予防することを目的とした「術後補助化学治療法」、手術では切除できない進行・再発がんにたいする「全身化学療法」が中心になっています。
大腸がんの化学療法は、さまざまな抗がん剤を組み合わせて行われます。基本となる薬はフルオロウラシル(一般名:5-FU)です。フルオロウラシルは大腸がん化学療法の中心的薬剤で、単剤で使用されるより他の薬剤と併用されることが多いです。
次回は「抗がん剤の治療法とその副作用」についてです。
持病があっても諦めないで、ココならあなたにピッタリの保険が見つかるかもしれない・・・。
http://ameblo.jp/eda-hoken110/theme-10071206765.html
ほけんの110番 古河店 相談見積り申込み無料
栃木県小山市にて、売買を中心とした不動産業と建設業を営んでおります。
公式サイト:http://www.e-eda.co.jp
栃木県小山市不動産の土地・新築住宅・中古住宅・マンションの売買・アパート・マンション・貸家・駐車場の賃貸・仲介の不動産情報はエダ住宅までお気軽にお問い合わせ下さい