糖尿病は人類にとっての脅威です!その2 | イツモ健康ブログ

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健康管理士コラム

はブドウ糖です


 糖尿病とは、糖の代謝が悪くなって血糖値が高くなる疾患です。「血糖」とは文字通り「血液中に溶けている糖」という意味です。糖質には、さまざまな種類がありますが、ここでいう糖とは「ブドウ糖」のみを指します。人の体は約60兆個もの細胞が集まって構成され、個々の細胞はブドウ糖をエネルギー源として生きています。細胞の内部に取り込まれたブドウ糖はATP(アデノシン3リン酸)と呼ばれる物質に変換されます。ATPは細胞にとって生命を維持するために必要不可欠なエネルギー物質で、自動車でいえばガソリンに相当するものです。従って、ATPを生み出すためのブドウ糖は、人にとって必要不可欠な栄養素なのです。

 健康診断などで検査する血糖値の単位は「mg/dl」ですが、これは「血液1dl中に何mgのブドウ糖が溶けているか」を表しています。例えば、血糖値が100mg/dlだとすると、血液1dl(100ml)中に100mg(0.1g)のブドウ糖が溶けているということになります。つまり、血液1ℓ当たりではブドウ糖が1g溶けている計算になります。成人の血液量は約5ℓですので、5ℓあたりでいえばブドウ糖が5g溶けていることになります。つまり、血糖値が100mg/dlというのは5ℓの全血液中に5gのブドウ糖が溶けているということなのです。

 では、仮にブドウ糖を100g食べたとしましょう。このブドウ糖がそっくりそのまま血液中に入ってくるとすれば、血糖値は2000mg/dlということになってしまいます。しかし、健康な人であれば、実際の血糖値は140mg/dl程度までしか上昇せず、食後約3時間ほどで100mg/dl程度に戻ってしまいます。これは一体なぜなのでしょうか。


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