放射能に関する基礎知識 | イツモ健康ブログ

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健康管理士コラム

!!東日本大震災後の福島第一原子力発電所事故により、一部の食品や水道水から放射性物質が検出されました。このため、原子力災害対策本部長(内閣総理大臣)から出荷制限や摂取制限の指示が行われている地域があります。

消費者庁では、食品などの安全と放射能に関しての疑問や不安を分かりやすく説明しています。


①放射線、放射能、放射性物質の違い

「放射線」は、物質を透過する力を持っているもので、光線に似たものです

a線、B線、y線、X線、中性子線などがあります。

この「放射線」を出す能力を「放射能」といい、この能力を持った物質のことを「放射性物質」といいます。

一般にいわれる「放射能漏れ」は「放射性物質漏れ」のことで、放射能を出す「放射性物質」が原子力施設の外部に漏れることです。


②放射線の人体への影響

人間の身体は多くの細胞からできています。健康な細胞は、細胞分裂を繰り返していますが、一度に大量の放射線を受けると、細胞が死んだり細胞分裂が遅れたりします。このため、細胞分裂が盛んな組織(造血器官、生殖腺、腸管、皮膚など)には、数週間以内に障害が起こります。

少量でも長期的に一定量の放射線を受けることで、造血器官などの細胞の中のDNAなどの遺伝物質が損傷し、修復能力が追いつかず、がんや白血病などになることもあります。病気の発症や発症時期などには個人差があります。

放射線の影響は、大人よりも細胞分裂が活発な乳幼児、子ども、妊産婦(胎児)のほうが受けやすくなります


③放射能の単位「ベクトル」と「シーベルト」の違い

「ベクトル」は、放射線を出す能力(放射線の強さや量)を表す単位で、「シーベルト」は、放射線が人体に与える影響を表す単位です。

放射性物質を電球に例えると、光の明るさ(強さ)そのものが「ベクトル」、電球からの距離で異なる明るさが「シーベルト」となります。

同じ強さの光でも、蛍光灯や白熱灯など、電球によって感じる、光の明るさが変わるように、放射性物質の種類などで影響は違います。


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