脳における「免疫の働き」続 | イツモ健康ブログ

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健康管理士コラム

アップ(2)外部からの刺激でつくられる「神経回路」

新生児として誕生してくるとき、その新生児の体を構成する細胞の数は、約3兆個といわれています。

1個の受精卵が、受精後約10ヶ月の間に母親の体内で約2~3兆個にまで細胞分裂を繰り返し、新生児の体となり誕生してくるのです。

脳を構成する神経細胞でみてみると、大脳において神経細胞の数は受精後4ヶ月の胎児の時期で成人とほぼ同じ140億個に達します。受精後9ヶ月(出産1ヶ月前)までには神経細胞の数は急激に増加し、成人の数より多い300億個ほどになります。

しかし、細胞同士の「神経回路(脳における情報ネットワーク)」を結ぶことができなくなった40~70%の多くの神経細胞は、この世に誕生する前に死んでしまいます。ただ、多くの神経細胞が誕生前に死を迎えたからといっても、神経回路の形成が止まるわけではありません。むしろ、誕生から9歳までは外部(自分を取り巻く環境)からのさまざまな刺激を受けて急速に神経回路を形成し、18歳から20歳までに神経回路を完成させるのです。

よって、人間としての神経回路を完成させるためには、神経細胞の数よりは外部からの刺激である環境づくり、(家庭・教育・社会)が重要となります。

ニコニコ特に、神経回路を急速に形成していく幼児期においては、この時期に脳に良い刺激(良い環境)を提供していくことが大切です。例えば、ダンスやピアノ、水泳、自転車など全身の感覚器を使った新しい動きや運動などにチャレンジさせたり、他者との交流などを深めていくことが大切です。

しょぼん逆に幼児期において、「悪い刺激(悪い環境)」(=例えば、近親者からの虐待や言葉の暴力)」といった強いストレスを与えた場合は、子どもの脳自体の機能や神経構造に永続的なダメージを与えることが示唆されています。


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