脳における「免疫の働き」 | イツモ健康ブログ

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健康管理士コラム

カゼ免疫細胞の中心的役割を担うマクロファージは、脳においては「ミクログリア」という名称で存在しています。「ミクログリア」とは、脳にある「グリア細胞」の1つです。

 脳は、「神経細胞」と「グリア細胞」の2種類の細胞で構成され、私たちが人間らしくいられるために健康で正しい心や体の働きををコントロールしています。

ここからは、大切な脳を守る働きをする免疫の働きについてみていきましょう。


(1)情報を処理・伝達する「神経細胞」

神経細胞は、電気信号を発して外部からの情報を脳に伝えて、脳からの指令を全身の各部位に伝えるといった脳機能の主役的な役割を担っています。神経細胞は、「細胞体」「軸策(神経細胞)」「樹状突起」で1つの単位として考えられ、「ニューロン(神経単位)」とも呼ばれています。

細胞はそれぞれの機能を果たすためにさまざまな形をしていますが、神経細胞も情報を伝達するために特徴的な形をしています。

神経細胞は「細胞体」軸策(神経線維)」「樹状突起」から構成されています。


●細胞体

核が存在する細胞の生命を維持する神経細胞の本体、いわば心臓部といえます。


●軸策(神経細胞)

細胞体から長く伸びている突起状の構造で、神経細胞において電気信号の出力を行っています。神経細胞同士が結びついて情報が伝達され、新たな結びつけができることで記憶として保存されます。


●樹状突起

細胞体から木の枝のように短く伸びて、ほかの神経細胞から情報を受け取ります。また、外部からの刺激を受け、電気信号に変える機能を持っています。


アップ神経細胞の情報伝達は、軸策(神経線維)の末端と細胞体のつなぎ目である「シナプス」で神経伝達物質として伝えられます。神経伝達物質とは、シナプスを介して神経細胞間の情報伝達が行われる際の物質の総称です。

神経細胞の数は大脳で数百億個、小脳で千億個、脳全体では千数百億個あるといわれています。また、これらの神経細胞がつながることにより、巨大な情報ネットワークである神経回路を形成し、「認知」「運動」「感情」「記憶」「学習」といった高度で複雑な情報の処理や伝達を可能にしているのです。


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