生物を構成している最小の単位「細胞」Ⅱ | イツモ健康ブログ

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健康管理士コラム

②主な細胞組織

 細胞とは、同じ種類の細胞が集まり、1つの働きをする細胞の集まりをいいます。つまり、人の体の中にあるさまざまな器官は、同じ働きを持つ細胞が集まってできたものであり、器官によって働きが違うのはそれぞれの細胞が異なるからです。細胞は数が増えて集まると、役割分担をするようになり、細胞が機能的に専門化していく過程を「分化」といいます。

細胞の組織は、働きによって大まかに次の「神経組織(神経細胞)」「上皮組織(上皮細胞)」「筋組織(筋細胞)」「結合・支持組織(繊維芽細胞)、骨細胞」の4種類に分類することができます。


●神経組織(神経細胞)

神経組織は、外部からの情報を脳に伝え、脳からの指令を全身の各部分に伝える神経細胞の集まりです。人間の神経細胞は中枢神経と抹消神経に大きく分けられ、このうち中枢神経とは脳と脊髄を指します。

抹消神経は、中枢神経(脳と脊髄)から体の各部位に伸びる神経であり、体の各部分の情報を中枢神経に運び、中枢神経からの指令を体の各部位に伝える神経です。


●上皮組織(上皮細胞)

上皮組織は、皮膚(体の外表面)や消化管・気道・血管(体の内表面)などを覆う細胞の集まりです。覆うことにより外部から遮断して内部を保護する役目のほか、必要な栄養分を吸収したり、粘液・消化液・ホルモンなどを分泌するものもあります。


●筋組織(筋細胞)

筋組織は、収縮性のある細い筋細胞が集まってできた組織です。筋細胞は筋繊維とも呼び、1本の筋繊維が1個の細胞を指します。

筋組織の構造上の働きの違いによって、骨格筋(運動の原動力で一般的に筋肉というと骨格筋を指す)、平滑筋(消化器や泌尿器などの壁になっている筋肉で反射的な収縮活動を行う)、心筋(心臓の筋層を構成している筋肉で状況に合わせて規則正しく働く)の3種類に分類できます。


●結合組織・支持組織(繊維細胞・骨細胞)

結合組織は、体の組織や器官の間をつないだり、埋めたりする役割を担っています。繊維芽細胞(繊維の成分をつくる)や細胞外器質(細胞と細胞の間にある器質)などからなりたっています。

また、支持組織とは、骨細胞など生物を一定の形に支持して維持させる組織のことをいい、広くは結合組織全体を指します。


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