(Ⅳ)脳に忠実な筋肉
指令に従って収縮し、多種多様な身体活動を生み出しているのが筋肉です。
私たちの体には、骨格筋、平滑筋、心筋と呼ばれる3種類の筋肉が存在していますが、このうち、運動神経とつながり、運動野の指令に従って収縮するのが骨格筋です。
骨格筋は、文字通り骨格に付着した状態で存在し、運動野の指令に従って収縮したり弛緩したりすることで、骨格を動かして身体活動を生み出したり、骨格と協力して姿勢を保ったりしています。そのため「筋肉を使う」「筋肉モリモリの体」というように私たちが用いる筋肉という言葉は、多くの場合、骨格筋のことを指しています。
骨格筋は全身に400種類以上も存在していて、その重さを合計すると、成人男子では体重の約4割を占めています。そして、骨格筋のうち、体の表面近くに存在する比較的大きな骨格筋は大きく力強い動きをもたらし、体の深部、つまり、骨格近くに存在する細くて小さな骨格筋は、姿勢やバランスの維持を担っています。
骨格筋のうち最大のものは、お尻を形づくっている大殿筋で、最長のものは、腰から膝の内側に伸びている約50cmの縫工筋、最小のものは、耳の中にある4~5mmのアブミ骨筋です。
( ̄へ  ̄ 凸次に、よく知られている骨格筋を例に挙げて、骨や間接などと連携プレーをとるしくみをみていきましょう。その骨格筋とは、力こぶとも呼ばれる上腕二頭筋と、二の腕部分に存在する上腕三頭筋です。どちらも、両端の腱によって肩と前腕に付着した状態で、上腕二頭筋は上腕内側に、上腕三頭筋は肩から肘までの間に存在しています。
そして、腕を伸ばした状態では上腕三頭筋が収縮していますが、上腕二頭筋が収縮すると、肩よりも動きやすい前腕のほうが引き寄せられて上がり、肘の関節が曲がって腕も曲がります。このように、骨格筋の多くは、1つ以上の関節をまたいだ状態で、関節をつくる両端に付着し、関節には、反対の動きをする骨格筋が付着しています。
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