低糖質ダイエットと低脂質ダイエット、効果は違う? | イツモ健康ブログ

イツモ健康ブログ

健康管理士コラム

  健康的にダイエットするための上手な方法として、ゆるやかに食事を制限していくことが第一条件です。

そのうえで、どのような食べ物を減らすことがよりいいのかという問題になります。


ケーキ炭水化物の特徴

1g当たり4kcalのエネルギーを産生する。 

分解されやすく、すぐにエネルギーになるため、速やかにエネルギー源を提供するには炭水化物の方が適している。



ケーキ脂質の特徴

1g当たり9kcalのエネルギーを産生する。

脂質は糖質に比べて2倍以上のエネルギーを持っており、エネルギー源を効率よく蓄えることができる。



低糖質ダイエットは炭水化物を控えることで、血液中の糖質の上昇を防ぎ、またインスリンによって生じる脂肪の合成・蓄積を制限することができます。しかし、このダイエットには欠点があります。炭水化物は脳と筋肉にとって不可欠な栄養素のため、極端な低糖質ダイエットをすると脳や筋肉に負担がかかります。食事制限をする時も、ご飯やパンを一切食べないという主食抜きは避けるべきです。


一方低脂質ダイエットは、効果が現れるには時間がかかってしまいます。それは、脂質が炭水化物に比べ素早くエネルギーとして燃えにくい性質を持つためです。ただし、エネルギー量は9kcalと炭水化物の2倍以上ありますので、摂取を控えることで得られるダイエットの効果は大きいといえます。つまり、比較的早めに結果を出したい場合には低糖質ダイエット、じっくりと長期的に行う場合には低脂質ダイエットが有効といえるでしょう。