エネルギーはどこから生まれるの? | イツモ健康ブログ

イツモ健康ブログ

健康管理士コラム

●解糖系

体の各細胞に取り込まれたブドウ糖は、酵素の働きによってピルビン酸に分解されます。このとき少量のATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーのもとになる物質が発生します。このように糖をピルビン酸にまで分解する代謝を「解糖」といいます。


解糖は、酸素が全くない状態でもエネルギーを供給できることが特徴です。

そのため、激しい運動時などに酸素が不足した場合には、この経路で産生されたエネルギーが使われます。


●TCA回路

解糖系で生成されたピルビン酸は、アセチルCoA(コエンザイムエーまたはコエー)となってTCA回路に入ります。TCAとは、回路の最初の反応産物であるクエン酸(Tri-Carboxylic Acid)の頭文字です。TCA回路は、たくさんの酸素を使ってエネルギーを生み出す燃焼回路であり、「クエン酸サイクル」ともいいます。あるいは、発見者の名をとって「クレブス回路」ともいいます。


アセチルCoAがTCA回路に入ると、最初にオキザロ酢酸と結び付いてクエン酸になります。クエン酸は水素を失ったり水を加えられたりしながら分解され、シスアスコット酸⇒イソクエン酸⇒オキザロコハク酸⇒α-ケトグルタル酸⇒コハク酸⇒フマル酸⇒リンゴ酸と変化し、最後にオキザロ酢酸になります。そして、このオキザロ酢酸が再びアセチルCoAと結び付いてクエン酸になります。そのため代謝経路は環状となり、この過程が繰り返し行われます。


●電子伝達系

TCA回路で生成されたクエン酸が回路を一巡する間に生じた水素は、電子伝達系(TCA回路に付随して多くのエネルギーを作り出すシステム)に運ばれて酸素と反応して水をつくります。その過程で多くのATPがつくられてエネルギーが生み出されるのです。そして、最終的には二酸化炭素と水になって呼吸や発汗などによって体外に排出されます。



栃木県小山市にて、売買を中心とした不動産業と建設業を営んでおります。
公式サイト:
パソコン
http://www.e-eda.co.jp
栃木県小山市不動産の土地・新築住宅・中古住宅・マンションの売買・アパート・マンション・貸家・駐車場の賃貸・仲介の不動産情報はエダ住宅までお気軽にお問い合わせ下さい。