携帯電話が、唸りを上げて飛んできました。 | 超イケてるじぃのブログ
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以前、仕事仲間の先輩で、ヤクザも逃げていくようなと
ても怖い人がいました。

キングコングのような体格をしていて、だれが、見ても
トラブル関係では関わりたくないと思えるタイプの人で
す。

仕事の話が終わると、必ず、暴力で勝ったという自慢話
を生き生きと始めます。

いつも、誰それに土下座させて謝らせたという手柄話を
しています。

よりによって、その人と些細なトラブルが発生してしま
ったのです。

はじめはいい人かなと思えるような態度で、おおらかな
対応をしてくれていたのが、なんの脈絡もなく、突然ヤ
クザのような脅し、恐喝が始まりました。

もちろん、私にも非はありました。

しかし、晴天の霹靂とは、このことです。

ある日を境に、豹変しました。私は、変わっていないど
ころか、なんとか、申し訳ないという気持ちを、伝えて
いたにもかかわらずです。

そんな中、呼び出されました。

正直、怖かったです。

ボコボコにされて、入院することも、想定に入れていま
した。

でも、絶対に土下座はしない。卑屈に謝らない。先方の
非も伝えると決めていました。

自分の感情を、大切にして、その結果、ボコボコにされ
ようと、東京湾に沈められようと、構わないと、覚悟し
ていきました。

先方のオフィスにつくと、初めから、対決姿勢で、切り
出してきたのです。

とことん、不条理なことを押し付けてきて、履行するよ
うに強制してきました。

土下座を強要してきましたが、一切応じず、卑屈になり
もせずに居たら、突然

携帯電話が、唸りを上げて飛んできました。

続いて、後ろ回し蹴りが飛んできました。

メガネが飛び、頬を少し切りましたが、決めていたので
、不思議と腹は座っていました。

こちらがビビらないので、余計にいきり立って、東京湾
に沈めるとか、今ぶっころしてやるとか、叫んでいまし
た。

収まりかけたところで、こちらの非を、詫び、同時に、
先方の不条理さも伝え、媚びずに、対等の姿勢で、話し
ました。

自分の感情を殺すくらいなら、殺されたほうがましとさ
え思える出来事でした。

最後は、しぶてぇやろうだなと捨て台詞を履いて、次回
に問題は持ち越しになりました。

こんなことがあったあとですが、どうなったかというと


1:こちらの条件まで、かなり譲ってきた。

2:会うと、卑屈な作り笑いを浮かべて迎えてくれるよ
うになった。

3:きっちり問題をクリアし、その後、取引を一切お断
りするようになっても、媚びて連絡を、くれる。

4:ふとした、時、普通にしているのに、こちらにビビ
っているのがあからさまに分かる時がある。

5:強者弱者の関係が完全に入れ替わった。

感情を大切にするとは、これほど、すごいことなのです
ね。

でも!

ヤクザにからまれたら、すぐに謝って、逃げましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。