訪問ありがとうございます。
今回は、感情を大切にするやり方の失敗例を、私の経験
からお伝えしたいと思います。
失敗するとどうしても相手と喧嘩になります。
喧嘩にならないまでも、心が離れてしまいます。
それどころか、反発が始まります。
そのようなことにならないために、あなたには、きちんと使
いこなせるように、悪い例もシェアしたいと思います。
その昔、従業員たちとの確執が始まったときのことです。
それまでは、とにかく、自分の感情を抑えて、表面理解のあ
るいい人ぶっていました。
ところが、調子に乗り始め、社長が従業員に変に気を使うと
いう状況になってしまい、さらには、従業員たちが、群れて
、仕事の効率を下げる行動や、失敗が目立ってきました。
頑張ってもらいたい一心で気を使えば使うほど、逆効果でし
た。
売上も下がる一方で、状況をなんとか変えたいと思い、自分
の心の声に正直になろうとしたまではよかったのですが、感
情の伝え方を間違えてしまいました。
とにかく、怒りの感情をあらわにして、責めることしか出来
ませんでした。
自分の感情に流されて、間違った対応をしたため、その後、
反発が始まり、露骨な社長批判や、露骨な作業ボイコットが
始まりました。
そこからは、もう、不穏分子は一掃するしか手立てはなく、
同じ起業家マインドを、分かち合えた、従業員一人を除き、
他の、5名は、順にやめてもらいました。
このように、怒りの感情をぶつけるということは、表面上で
は、自分の感情を大切にする、観点から言えば、正しいと思
われがちですが、全く違います。
この怒りのさらに奥にある感情、つまりは、なぜ怒りが出て
きたのかを、しっかりと、分析しなければいけません。
その核の部分を、上手に、怒りの感情を含まずに、相手に伝
えなければいけません。
その事を知ってからは、人に対する怒りの感情が湧き上がっ
ても、個人攻撃をすることが皆無になり、人に対して、真に
理解のある真のいい人になれたと思います。
あなたも、是非、怒りの感情、頭に来たら、このことを思い
出し、本当の理由を、後からでも大丈夫なので、相手に伝え
てみましょう。
そして、イラッとしたら、仲良くなれる最大のチャンスと思
って、挑戦してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。