佐賀平野に生息する生き物に触れ、変化していく環境について考えようと「秋の田んぼの観察会」が3日、佐賀市大和町であった。県内の親子約15人が参加し、季節の草花やクリークに住む魚などを調査した。
大和町の妙見神社から市環境センターまで、約3時間をかけてじっくりと観察。クリークではドジョウやドンコを網で捕まえた。あぜ道では春の花であるホトケノザや、夏に花を付けるツユクサなどが“狂い咲き”しており、参加者は環境の変化を実感していた。
佐賀市の田村彩花さん(11)は母の隆子さん(44)と弟の玲於奈君(6)と参加し「4、5回参加しているけど、初めて(秋に咲く)マルバルコウをみつけた」と喜んでいた。主催した「ネイチャー佐賀」の増田英治(ひではる)事務局長は「佐賀市の工業団地造成計画が進めば環境が変化し、生き残れない生き物もいる。観察体験を通して考えるきっかけになれば」と話した。
出典:佐賀新聞