救済基金の欧州金融安定化基金(EFSF)が計画している30億ユーロ(約3210億円)の起債を延期することが分かった。ルクセンブルクでEFSFの報道官が明らかにした。「市場環境が理由」という。
欧州では、ギリシャのパパンドレウ首相が、同国への救済策をめぐって国民投票を提案。これを受けて市場は混乱した動きを見せている。ロンドンのブローカー、ニューエッジの共同戦略責任者、ビル・ブレイン氏は「時期的には非常にまずいものになった」と指摘した。
EFSF当局者がカンファレンスコールで語ったところによると、起債は3、4日にフランス・カンヌで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議を待ってから、実施について検討する。
先月26日に開かれた欧州連合(EU)首脳会議で、EFSFを約1兆ユーロに拡大することで合意。レグリング最高経営責任者(CEO)らが各国に投資を促す活動を行っている。
出典:SankeiBiz