【最終回】令和2(2020)年7月備前エリアを訪問した思い出35岡山バイパス笹沖高架橋でゴール | エコノミライ研究所のブログ

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エコノミライ研究所と隣接する個人・団体・法人紹介

 

並びに名勝・史跡紹介

 

をさせて戴いています。

 

(岡山バイパス笹沖(ささおき)ランプ)

 

令和2(2020)年7月下旬

 

岡山県南部の最東端、備前エリアを訪問したときの模様です。

 

先回紹介にて、E2山陽自動車道の和気ICに近い

 

中山サーキット

 

の紹介をするところまで進むことができ、これにて帰り道モードとなりました。

 

 

先回からは、岡山ブルーラインと合流したポイント、君津ジャンクションから

 

岡山市街エリアを抜け、渋滞の名所を何か所も通過中の様子をレポートしています。

 

ですが、永らくレポートしてきた

 

備前エリアドライブシリーズも

 

今回で最終回です。

 

訪問先ドライブのみでも十分楽しめたのですが

 

事の継いで

 

帰り道の渋滞について考察する、良い時間を得ました。

 

岡山バイパスの長津交差点を過ぎたところです。

 

長津交差点を過ぎて、ほんの50m足らずの場所に

 

E2山陽自動車道の早島IC入口への側道がありますので

 

高速道路利用のドライバーの方は、通行レーンにご注意下さい。

 

 

この場所が、E2山陽自動車道の早島ICから退出してきたクルマの流入場所ですので

 

車間距離や速度には、相当、気を付ける必要があります。

 

 

早島中交差点での渋滞が激しい上に

 

程なく長津交差点でも足止めを受け

 

渋滞ストレスが高まるドライバーの多くが

 

この辺りを必要以上のスピードで駆け抜けようとしますが

 

 

次の交差点で、またもや、足止めを喰らうことになります。

 

次に近づく交差点の名は

 

金田口(かんだぐち)交差点です。

 

 

密かな渋滞の名所、金田口(かんだぐち)交差点は

 

E30瀬戸中央自動車道の高架下を通過した場所にあります。

 

 

金田口交差点は

 

岡山県道152号倉敷妹尾線と交差しており

 

左折、右折共に需要が多い場所であることも相俟って

 

渋滞になりやすい交差点なのだろうと思います。

 

また、金田口交差点では、県道だけでなく

 

倉敷市道も信号待ち設定が為されますから

 

必要以上に信号待ちの状態となってしまいます。

 

金田口交差点も、1日でも早い、立体交差化が実現するべき場所であるのです。

 

 

金田口交差点を過ぎますと、またまた、程なく次の交差点が迫ります。

 

西田交差点です。

 


西田交差点の存在は、

 

北の中帯江(なかおびえ)エリアや

 

南の早高、茶屋町エリアとの結節点でもありますので

 

バイパスよりも、むしろ、周辺の混雑に悩まされる場所でもあります。

 

 

西田交差点を過ぎましても

 

渋滞は続きます。

 

次の交差点も、信号待ちが原因となる渋滞の名所です。

 

 

倉敷で一二(いちに)を争うほど渋滞が激しくなる

 

加須山(かすやま)交差点です。

 

加須山交差点は

 

岡山県道74号倉敷飽浦(あくら)線と交差しているだけでなく

 

この県道と接続する4本の市道の存在も併せて

 

8方向もの進行方向が合体する、非常に特殊な交差点です。

 

 

加須山交差点を通過しますと

 

20mほどの峠越えモードになります。

 

 

上り坂ですので、それだけでも速度低下による渋滞が発生しやすく

 

 

峠を越えた先にも、また、次の交差点が迫っているため

 

激しい渋滞となります。

 

 

「新田(しんでん)渋滞」とか「ニトリ渋滞」とかで、勝手に名前を付けていますが

 

上下線共に、この辺りは慢性的な渋滞に悩みます。

 

 

この峠の上を渡す高架橋は、橋の真ん中から道路を見下ろしますと、絶景です。

 

西を向きますと

こんな作例や

 

東を向きますと

こんな作例をゲットすることができます。

 

いずれにしましても、交通量が非常に多い、渋滞多発地帯であることに、違いありません。

 

 

倉敷美観地区や児島エリアへ向かうには

 

新田ランプで退出するのが有利です。

 

 

ここが新田ランプです。

 

ただ、ランプを降りた先に待ち時間が長い信号の存在がありますので、

 

降りた先でも、渋滞が待ち構えています。

 

観光都市、倉敷よ、どうにかせにゃ、いかんでな。

 

 

そして、それよりも酷い渋滞となるのは、此処です。

 

 

この先にもまた、信号がありますから、そのせいで、渋滞が発生するだけでなく

 

 

「お値段以上・・・」のお店などの商店に出入りしたり

 

倉敷市道と交差するクルマで混み合う関係で

 

激しい渋滞が度々、発生しています。

 

 

ひょっとしましたら

 

「お値段以上・・・」の影響も、あるかもしれません。

 

いつ訪問しても、多くのお客様で繁盛しているようですから。

 

 

1日でも早い立体交差化が望まれる

 

新田(しんでん)交差点を通過します。

 

 

新田交差点が渋滞の新名所となることは、素人目にも、容易に予想ができました。

 

 

次に迫る笹沖高架橋と、分岐点である笹沖ランプの存在が無い時代が長く続き

 

笹沖高架橋の完成は平成22(2010)年3月のことでしたから

 

それまでは、笹沖交差点の渋滞は、交通の妨げ、そのものだったのです。

 

 

令和2(2020)年3月に、高梁川大橋の4車線化が完了し

 

新田交差点よりも西ゾーンで

 

信号機による妨げは無くなりましたから

 

高梁川大橋4車線化の当日から

 

新田交差点の渋滞は存在していたのではないか、と推察します。

 

 

2010(平成22)年に供用開始した

 

笹沖高架橋を進んで居ます。

 

エディオン倉敷本店の看板が見えるこの場所をもって

 

今回のGミーヴドライブのゴールと致します。

グーグルマップのタイムラインで確認しましたところ

 

総走行距離、約162km

 

12時間拘束のうち、その約半分をドライブに費やしていました。

COVID-19による制限が厳しく

 

気軽に旅行することも気が引けた時期が

 

令和2(2020)年からの2年余りの時間でした。

 

それでも

 

このように、マイカーで他人との接触を極力避け

 

有名どころを訪問することは有意義でありました。

 

 

 

「Gミーヴ」号での日帰りドライブの様子の紹介、如何だったでしょうか。

 

三菱自動車の誇る電気自動車i-MiEVでのドライブは

 

エネルギー問題にも悩まされながらのドライブですけれども

 

新たな旅のスタイルが確立できそうだ、と勝手に確信しています。

 

 

 

次回はまた、別のネタにてご機嫌伺います。

 

とはいっても、既視感を覚えることは必至。。。

 

令和2(2020)年の秋に訪問した場所の紹介です。

 

次回もまた、お楽しみに!!

 

 

・・・・・このシリーズのおさらい・・・・・

 

このシリーズでご紹介しているのは

 

岡山県南部の最東端、備前エリアを訪問したときの模様です。

 

令和2(2020)年7月下旬の比較的早めの朝の時分に出発しました。

 

最初の訪問地は

 

JR赤穂線の伊部駅前の

 

EV用急速充電器が存在する場所でした。

 

令和2(2020)年7月23日の午前8時

 

エコノミライ研究所本部がある倉敷市から此処までの距離は、60km超

 

我がGミーヴの電池残量も、半分を下回りましたので

 

JR伊部駅前駐車場にあるEV用急速充電器にて

 

三菱自動車が誇る世界初の量産型EVであるアイミーヴを充電しました。

 

備前焼伝統産業会館という、

 

JR赤穂線の伊部(いんべ)駅と一体化した建物の近くにある充電器でした。

 

 

午前8時40分頃、「西国街道」を東向きに進んで町並みの景色を堪能して再び国道2号線に入って、東進し、

 

閑谷学校(しずたにがっこう)入口交差点を左折

 

次の目的地、池田光政公によって開設された歴史を持つ、旧閑谷学校を訪問しました。

 

次の目的地である

 

日本遺産にも指定されている閑谷学校に遣って来ました。

 

今から約300年余り前に造られた閑谷学校と

 

今から約10年前に創られた三菱自動車のi-MiEVです。

重要文化財【国宝】

講堂(こうどう)

 

をはじめ、非常に貴重な建造物が多く現存しています。

 

赤みがかった屋根瓦と漆喰の白、木の柱、そして石造りの基礎との調和が素晴らしい建物が多いです。

 

(参考:ウィキペディア「閑谷学校」閑谷学校 - Wikipedia
 

時刻は午前10時40分頃。

 

次の日も休日ですから、まだまだ、ドライブ続行は可能だったので

 

岡山県道261号「穂浪吉永停車場線」と呼ばれる県道を北上し

(参考:ウィキペディア岡山県道261号穂浪吉永停車場線 - Wikipedia

 

JR山陽本線の吉永駅の西側にある踏切を渡り

 

岡山県道368号「吉永徳久線」を北上

 

(参考:ウィキペディア岡山県道・兵庫県道368号吉永下徳久線 - Wikipedia

 

午前11時頃

 

「八塔寺川ダム公園」に立ち寄り、散策しました。

 

「八塔寺川ダムは、昭和54年度から建設事業に着手し、11年の歳月と約122億円の費用を投じて平成元年に竣工しました。」

(出典:岡山県HP八塔寺川ダム建設の背景 - 岡山県ホームページ(八塔寺川ダム管理事務所) (pref.okayama.jp)

 

続いて

 

令和2(2020)年7月23日の午前11時半頃

 

「八塔寺ふるさと村」エリアを訪問しました。

 

 

写真右から我がGミーヴ、天台宗八塔寺、そして真言宗髙顯寺(こうけんじ)が見えます。

 

後鳥羽上皇の宿泊地の一つでもあったこの場所は、

 

嘗ては、八塔寺と高顕寺との間に、八塔寺の十三重塔が建立されていたそうです。

 

(参考:ウィキペディア「八塔寺ふるさと村」八塔寺ふるさと村 - Wikipedia

 

令和2(2020)年7月23日の午前11時45分頃

 

岡山県道90号線と

 

岡山県道46号和気笹目作東線(わけささめさくとうせん)の区間を

 

10kmほど進みまして

 

次の訪問地である

 

岡山国際サーキットまで到達することができました。

 

クラブハウス建物の真ん前に、我がGミーヴを停めてお昼ごはんを食べ

 

食後には、次なるお楽しみの撮影タイムを堪能しました。

 

令和2(2020)年7月23日の午後2時頃

 

岡山国際サーキットでの滞在時間は2時間ほどと成りましたので

 

南西へ20kmほど進んだところにある

 

和気鵜飼谷温泉(わけうかいだにおんせん)という温泉・宿泊施設の駐車場に充電器があるので

 

そこを次の訪問地と定めたのです。

岡山県道46号和気笹目作東線を南下し

 

何か所も、道幅の狭くなるポイントを通過し

 

人口約1万3千人

 

和気郡和気町に入り

 

岡山県道414号福本和気線ゾーンドライブとなり

 

岡山県道414号福本和気線 - Wikipedia

 

またまた峠道を何度も通過した結果

 

(和気鵜飼谷温泉と三菱自動車のi-MiEV)

 

岡山県和気郡和気町益原にあるところの

 

和気鵜飼谷温泉に到着しました。

 

(出典:ウィキペディア和気鵜飼谷温泉 - Wikipedia

 

和気鵜飼谷温泉の駐車場には

 

電気自動車用の急速充電器があるのです。

 

本日2回目の充電は、この場所で実施致しました。

 

令和2(2020)年7月23日の午後2時50分頃

 

楊田家の三菱自動車i-MiEVは、次の場所へ向けて出発し

家の者が「お手洗いに行きたい」というリクエストもありましたので

 

JR和気駅の前にあるトイレまで移動し

 

 

 

JR和気駅の近くの名所を、もう一か所位、知っておきたいと思った楊田家

 

 

岡山県道96号岡山赤穂線を東進し

 

岡山県道46号和気笹目作東線を北上して

 

 

徳永こいのぼりさんの場所まで進み

 

徳永こいのぼり - Wikipedia

 

 

そこから引き返し始め

 

金剛川を渡す橋を渡り

 

岡山県立和気閑谷高校と

 

和気町役場を通過し

 

 

JR和気駅付近の踏切で貨物列車の通過を待ちました。

 

「桃太郎」と書いてありますから

 

20世紀末に登場したEF210型電気機関車であります。

 

(参考:ウィキペディアJR貨物EF210形電気機関車 - Wikipedia

 

再び、国道374号線と合流して

 

 

暫く進みますと、やはり、郊外の田舎道の雰囲気に戻り

 

E2山陽自動車道の高架道路が東西を貫くように伸びている様子が見えますと

 

 

和気ICが見えてきました。

 

時刻は午後3時過ぎ

 

倉敷本部から約1時間程度離れた場所ですが、

 

あともう1箇所位は訪問できそうなのと

 

高速料の支出が勿体なく思えて来たのと

 

実は、この近くにも、

 

旧英田町の岡山国際サーキットよりも、大分、以前から運営をしている

 

中山サーキットの場所位は覚えておこうとおもいましたから

 

すこうし、回り道となりますけれども、佳い機会なので、訪問してみることとしました。

 

 

この場所が、中山サーキット入口なのだと思います。

 

実は、ここを訪問した2020年当時、入場料を徴収されなかったため、試しに入ってみただけでしたので

 

今回は、ごくごく、簡単に紹介することに留めます。

 

(参考:ウィキペディア中山サーキット - Wikipedia

 

 

さて

 

備前エリアドライブでの滞在先ドライブはここまで。

 

これより

 

帰り道ドライブシーンの紹介となります。

 

 

中山サーキットから国道374号線に入り

 

国道2号線を目指すべく南下し

 

伊部(いんべ)東交差点の信号待ちから

 

国道2(250)号線に合流し

 

このドライブにて最初に立ち寄ったポイント

 

JR赤穂線の伊部駅の駅舎でもある

 

備前焼伝統産業会館の前を通過し

 

JR赤穂線の香登(かがと)駅に近い

 

香登交差点を通過しました。

 

調べて観なければ、読み方が分からない漢字だと思います。

 

香登(かがと)エリアにも嘗て、城があったようです。

 

ここから北へ2km進んだところに、城跡があるようです。

 

 

備前大橋東詰交差点を通過して

 

一級河川の吉井川を渡す

 

備前大橋を渡り始め

 

 

この写真で、この場所が人口約3.5マン人の

 

瀬戸内市内であることを、今更ながら初めて知ったりもしながら

 

(出典:ウィキペディア「瀬戸内市」瀬戸内市 - Wikipedia

 

県都岡山市に入ってきました。

 

備前大橋の西岸に到達し

 

これより、岡山市東区に入ります。

 

岡山市東区といいましても

 

この辺りは、元々は

 

旧赤磐(あかいわ)郡の瀬戸町エリアとなります。

 

この辺りもまだ、国道2号線と国道250号線とが重複するゾーンです。

 

(参考:ウィキペディア「国道2号」国道2号 - Wikipedia

 

(参考:ウィキペディア「国道250号」国道250号 - Wikipedia

 

しばらく、吉井川に沿って500mほど川沿いを進みますと

 

針路は再び西となり

 

県都岡山市中心部方面へと向かいます。

 

 

知る人ぞ知る、両備ガーデン

 

 

今は、岡山ガーデンという名称で運営されている複合娯楽施設を通過しますと

 

道はそろそろ、重要な分岐点に差し掛かります。

 

道なりに真っすぐ進むのが、国道2号線バイパス

 

側道に入って岡山市東区の平島エリアへと繋がる市街地へ進むのが、国道250号線

 

という分岐点です。

 

国道2号線バイパス 浅川ランプです。

 

これより

 

国道2号線バイパスに入って行きます。

 

2019全英女子OPチャンピオンの実家に近い平島エリアを後にし

 

国道2号線岡山バイパスを進んで行きます。

 

 

この辺りのバイパス化が遅れた理由は簡単です。
 

岡山県岡山市東区君津から岡山県備前市蕃山を結ぶ延長32.4キロメートル (km) の

 

旧岡山ブルーハイウェイ(現「岡山ブルーライン」)が岡山県主導の一般有料道路であったため、

 

利用料収入確保のためには、西大寺以東の国道2号線ゾーンの開発を積極的には推し進めて居なかったことによります。


(参考:ウィキペディア「岡山バイパス」岡山バイパス - Wikipedia

 

岡山バイパスは、旧西大寺市までは早期に供用されていましたが

 

長らく、それよりも東方向への建設が進まず

 

国道2号線と接続させるため

 

並走する県道37号線と接続する措置を繰り返しながら

 

東方向へと延伸した歴史があります。

 

その歴史に終止符を打ったのは

 

1999年のことでありました。

 

(参考:岡山県道37号西大寺山陽線 - Wikipedia

 

 

福治ランプ(昭和63(1988)年供用開始)を通過します。

 

或る意味、このランプが実質的な東端であった時期が長かったので

 

20年強経過した今も、地理的な感覚が残って居ます。

 

「全線開通まで


1963年(昭和38年) - 事業化。


1966年(昭和41年)
8月6日 - 都市計画決定。
同年、用地着手。区間の中央部に位置する都窪郡妹尾町箕島および都窪郡早島町より開始となる。
 

1968年(昭和43年)
8月23日、都市計画決定。
この年、工事着手。4車線のうち2車線を先行整備する方針で行われる。
 

1970年(昭和45年)
4月 - 初の開通区間となる都窪郡妹尾町 - 都窪郡早島町 (5.4 km) が暫定2車線供用。
10月16日 - 都市計画決定。
 

1971年(昭和46年)
3月8日 - 都窪郡妹尾町が岡山市に編入。
4月 - 岡山市米倉 - 同市妹尾と、都窪郡早島町 - 倉敷市笹沖 (2.8 km) が暫定2車線供用。
 

1972年(昭和47年)
5月9日 - 都市計画決定。
10月 - 旭川大橋 (340 m) を供用し、岡山市倉田まで暫定供用。
 

1973年(昭和48年) - 百間川橋 (上り線: 389 m) を供用し、岡山市君津 - 同市倉田 (5.2 km) が側道経由ながら開通。また、倉敷市中島 - 同市大西 (1.3 km) が暫定2車線供用。
岡山バイパス東側はこの年に部分開業した岡山ブルーラインもあわせて順調に供用していくが、西側は特に大高地区の用地取得に難航し供用がやや遅れる。ただし、1974年(昭和49年)度時点で、岡山・倉敷市街地のバイパス機能の確保に至った。
 

1974年(昭和49年)4月12日 - 都市計画決定。
 

1975年(昭和50年)4月 - バイパス側道に岡山県トラックターミナルが設置・供用開始され、大型車のバイパス利用が拡大。これに対応すべく、岡山・倉敷間において拡幅整備を推進。更に、1977年(昭和52年)度に全通した岡山ブルーラインを活用してバイパス機能が確保される。
 

1977年(昭和52年) - 倉敷市新田 - 同市笹沖 (1.0 km) を暫定4車線供用。
 

1978年(昭和53年)4月 - 倉敷市笹沖 - 同市中島 (2.7 km) の側道部が供用。
 

1979年(昭和54年) - 百間川橋 (下り線: 389 m) 完成。
 

1980年(昭和55年) - 倉田高架橋 (415m) の完成により、倉田交差点が立体化。
 

1982年(昭和57年) - 古城池高架橋 (上り線: 388 m) 完成。
 

1983年(昭和58年) - 大高高架橋 (上り線: 1,106 m) 完成。
大高地区の高架橋の順次完成により、高架本線部 (2.7 km) を暫定2車線で供用。
 

1987年(昭和62年)8月25日 - 岡山市君津 - 同市旭川東岸 (5.2 km) の4車線化完成。
 

1988年(昭和63年)- 3月17日 - 西大寺高架橋 (下り線: 2,104 m) が完成し、岡山市福治 - 同市君津 (5.0 km) の暫定2車線供用。岡山市米倉 - 都窪郡早島町(8.8 km)の6車線化完成。
 

1989年(平成元年) - この年、倉敷市中島 - 同市大西 (1.3 km) を暫定4車線供用。
 

1999年(平成11年) - 3月24日 - 岡山市浅川 - 同市福治 (5.0 km) を暫定2車線供用し、全線開通。」

 

(出典:ウィキペディア「岡山バイパス」岡山バイパス - Wikipedia

 

「全線開通後


2002年(平成14年)3月29日 - 倉田ランプ(下り線西向きオンランプ)を新設 (0.2 km) 。


2003年(平成15年)3月10日、早島町早島 - 倉敷市加須山 (2.5 km) を6車線化。
 

2006年(平成18年)10月13日 - 「岡山市内立体」事業 (岡山市洲崎 - 同市西市、5.0 km) の工事に着手。
 

2007年度(平成19年度) - 「倉敷立体」事業(玉島バイパス区間を含む倉敷市新田 - 同市船穂町船穂、7.7 km)の工事に着手。
 

2008年(平成20年) - 3月28日 - 「岡山市内立体」事業 (岡山市洲崎 - 同市西市、5.0 km) が完成。
 

2009年(平成21年) - 4月1日 - 岡山市が政令指定都市移行。経路上に東区・中区・南区が置かれる。
 

2010年(平成22年)
3月12日 - 君津JCT (岡山市東区君津) - 大樋橋西交差点 (岡山市南区古新田) の最高速度の引き上げを岡山県警察が発表。
3月16日 - 「倉敷立体」事業のうち倉敷市新田 - 同市中島 (3.6 km) が完成。
3月31日 - 君津JCT (岡山市東区君津) - 大樋橋西交差点 (岡山市南区古新田) の最高速度が 70 km/h に引き上げ。
 

2011年(平成23年)3月10日 - 「倉敷立体」事業のうち倉敷市中島 - 同市片島町 (1.4 km) が完成。これにより同事業の岡山バイパス区間の4車線化が完了。
 

2014年(平成26年)6月4日 - 西大寺中野IC (岡山市東区西大寺中野) の改良工事に着手。
 

2018年(平成30年)2月23日 - 西大寺中野IC(岡山市東区西大寺中野)の改良工事が完成。上り線オンランプが延伸、同地点の信号機制御による合流が廃止となった。


2020年(令和2年)3月14日 - 「倉敷立体」事業(倉敷市新田 - 同市船穂町船穂、7.7 km)が完成。


2021年(令和3年)2月 - 岡山市古新田 - 倉敷市新田間についてすべての交差点を部分立体化する方針決定。


2022年(令和4年)
2月 - 岡山市古新田 - 倉敷市新田間の立体化に関する都市計画決定。
4月 - 「岡山倉敷立体(I期)」が事業化。
4月10日 - 「一般国道180号 岡山環状南道路」事業による大樋橋西交差点の下り線が立体化。


2023年(令和5年)2月23日 - 大樋橋西交差点の立体化が完成。」

 

(出典:ウィキペディア「岡山バイパス」岡山バイパス - Wikipedia

 

西大寺エリアでは

 

この合流ポイントから岡山方面より西へ向かうことが多いです。

 

この合流ポイントから、下り車線は2車線化します。

 

従いまして、旧西大寺市街のクルマは

 

比較的安全に国道2号線岡山バイパス下り線に合流することができますが・・・

 

合流した後に、最大の要注意ポイントが待ち構えています。

 

それが、この高架橋と関係があります。

 

もう、お判りの方はこの場所が分かるものと確信します。

 

そうです

 

君津ジャンクション

 

付近の様子です。

 

 

危険な場所はココです。

 

君津ジャンクション下りです。

 

嘗て、知人のご家族が個々の合流ポイントに入り損ね、お亡くなりになっています。

 

本来ならば、長年、バイパスの役目を果たし続けて来た

 

旧岡山ブルーハイウェイ(現岡山ブルーライン)との合流離散ポイントである

 

この場所から

 

片道6車線道路とするよう、設計段階で構想しておくべきでした。

 

 

旧称が「ハイウェイ」と呼ばれていたので

 

E2山陽自動車道はおろか

 

E2A中国自動車道すら存在しなかった岡山県民にとりましては

 

心理的には唯一の「ハイウェイ」=「高速道路」がブルーハイウェイでした。

 

道路の傷み具合から察しますると

 

この辺りの4車線化は、1970年代には既に供用化が実現しており

 

速度違反や渋滞、走行不注意による事故が絶えないエリアだったものと想像します。

 

 

国道2号線岡山バイパス

 

君津ジャンクションから西の10km程度の区間は、現在、法定速度が時速70kmにまで緩和されており

 

可成りのハイスピードなバイパス道路区間となっています。

 

法定時速70kmが実現したのは

 

ここから10kmほど西にある青江交差点と新保交差点に高架橋を敷設し

 

大樋󠄀橋西詰(おおひばし にしづめ)交差点までの

 

区間にある信号を廃止したことにより

 

このゾーンのみ時速70km制限が実現したのです。

 

君津、政津、光津といった、砂川南エリア「津」ゾーンを終えますと

 

岡山市東区が終わりを告げ

 

百間川を渡るところで

 

岡山市中区に入ってきます。

 

(出典:ウィキペディア「百間川」百間川 - Wikipedia

 

そして、岡山トラックステーションへのアクセスは、こちらの方が本命

 

倉富ランプを通過します。

 

直接リンクできるほどの情報はありませんでしたが

 

岡山トラックステーションの運営は

 

公益財団法人全日本トラック協会様が実施なさっておられるとのことです。

 

(参考:トラックステーション一覧 - Wikipedia

 

交通の要衝、倉田交差点を迂回するべく建設された

 

倉田高架橋を進みますと

 

岡山市中心部を流れる一級河川

 

旭川

 

を渡す

 

旭川大橋を渡ります。

 

橋を渡り切り

 

須崎高架橋エリアに差し掛かりますと

 

再び2車線に減少するため

 

旭川大橋を渡った

 

須崎ランプ付近も、

 

通勤ラッシュで10km超の大渋滞が毎日のように発生します。

 

 

岡山市中心街へと繋がる玄関口

 

青江交差点

 

この交差点を目指すには、ここ青江ランプにて退出する必要があります。

 

嘗ては、この付近にも交差点があったのですが、

 

法定時速70kmを実現させるため撤去されました。

 

 

2007年の岡山市エリア立体化完成までは

 

須崎、豊成、泉田の高架橋しかなく、

 

その他では信号機が存在するなどして、慢性的な渋滞に悩まされていました。

 

ですが、青江高架橋と

 

次に近づいている新保高架橋の建設により

 

前後の信号機が撤去され

 

法定時速70kmのノンストップエリアが実現したのです。

 

米倉高架橋に差し掛かったこの辺りは

 

渋滞の名所米倉交差点との分岐点である米倉ランプの存在と

 

二級河川の笹ヶ瀬川を越えたところに位置する

 

大樋󠄀橋西(おおひばしにし)交差点という

 

これまた渋滞の名所に差し掛かるためです。

 

令和5(2023)年2月下旬

 

大樋󠄀橋西交差点では

 

東西方向に4車線となる立体化工事が完成しましたけれども

 

またもや、3車線から2車線へと実質的に減少するようなボトルネックポイントと化してしまい

 

渋滞解消には繋がりませんでした。

 

このキャプチャ写真は、令和2(2020)年7月下旬の様子ですけれども

 

高架橋の存在が全くなく、これはこれで、貴重な過去写真であるかもしれません。

 

 

ここも渋滞の名所です。

 

国道2号線岡山バイパスの古新田(こしんでん)交差点です。

 

ウィキ記事を見て居て改めて、ため息が出てしまいましたが

 

この辺りの1日の交通量は、約10万台とのこと

 

このような大量の交通量を3車線でさばけるワケがありません。

 

古新田交差点を過ぎますと、程なく、次の交差点が迫ります。

 

 

妹尾(せのお)東交差点です。

 

短い区間に2つも交差点が連続しますから、それだけでも渋滞を助長します。

 

東西に伸びる国道2号線バイパスの存在自体が

 

南北方向へ進もうとする通行の妨げになっているため、

 

この道路だけでなく

 

この道路に接続する県道や市道もまた、激しい渋滞に悩まされているのです。

 

岡山市北区妹尾(せのお)エリアを西に進んで居ます。

 

ここで、標高差30m位の峠を越します。

 

要するに、「サグ」エリアですので、仮に、高架化が実現した場合には

 

坂の手前からの渋滞が予想される場所でもあります。

 

「開かずの門」の如く、流入するのも難儀、退出するのも難儀

 

妹尾西交差点は

 

バイパス通過も大変ですけれども

 

この交差点の南北を貫く岡山県道151号妹尾吉備線

 

の渋滞も、無視しえない状況に陥っています。

 

 

妹尾西交差点を通過しますと

 

妹尾(せのお)、山田、箕島(みしま)、都窪郡早島町エリアを

 

東西に貫く全長2km強の峠道に差し掛かります。

 

 

この辺りが、上り坂の頂上付近となります。

 

最近はオートクルーズ機能が一般道でも有効に利用できるくらいに、クルマの性能は向上しましたから

 

速度低下にも、十分、気を付けたいです。

 

この辺りから、人口約1.2万人余りの都窪郡早島町に入ってきます。

 

早島町エリアに入りますと、町の中心地、早島町早島に近い

 

無津(むづ)交差点を通過します。

 

次の交差点も渋滞の名所

 

早島中(はやしま なか)交差点です。

 

早島中交差点につきましても、一応、立体交差工事計画が発動しているようですけれども

 

1日でも早く実現してほしいものです。

 

 

これまで観てきましたように

 

国道2号線岡山バイパスの

 

古新田交差点

 

妹尾東交差点

 

妹尾西交差点

 

無津交差点

 

早島中交差点

 

いずれの交差点も渋滞が多発しますから

 

立体化の実現は急務です。

 

それだけではありません。

 

この先にも次々と迫る交差点は、全て立体化しなければ意味がないのです。

 

そして、岡山バイパス全線で立体化が実現するとしても次なる問題が発生するでしょう。

 

すなわち、バイパスとの入退出に際する渋滞の問題です。

 

 

長津交差点まで差し掛かりましたので

 

岡山バイパスの渋滞問題については、最終回である今回の本編で採り上げています。

 

・・・・・おさらいは、ここまで・・・・・

 

 

 

 

 

   所長 楊田芳樹

 

 

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