<ひと>は明るい豊かな「ミライ」を切り開けるのか | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

観光都市としてそこそこ有名な倉敷市

 

美観地区

 

という存在があるため、国内外から多くの<ひと>が訪問して頂いています。

 

 

2020年に端を発する新型コロナウィルスの影響により

 

世界的な行動制限が課され、観光都市倉敷も大打撃を被りました。

 

それでも、令和5(2023)年のゴールデンウィークが明けますと

 

新型コロナウィルスに感染しても、インフルエンザウィルス感染と同等の扱いを受けることとなりますから

 

再び、<ひと>の波も激しくなることでありましょう。

 

 

実際、嬉しい悲鳴であるかもしれませんが

 

有り難いことに

 

美観地区を訪問して下さる<ひと>の数は、回復傾向にあります。

 

 

先日、ベッキオバンビーノ撮影のため訪問した際も、多くの<ひと>で撮影にむしろ難儀しましたし。。。

 

 

このことを

 

別の日に、地元のまちづくりで大変有名な知人に話したところ

 

「エコでもねぇクルマが走るなんて、けしからん」

 

と叱られましたけれども

 

 

楊田的には、クルマという存在が<ひと>の生み出した偉大な発明であり、その歴史こそ文化そのものであること

 

そして、自動車史を支える一台一台の車それぞれに価値がある

 

と信じて疑わないものですから、内心

 

(年に1回くらいは、歴史的価値のあるクルマ達の通行をお許しくださいよ)

 

とまちづくりマスター様に念じたのでありました。

 

 

そうしましたら、まちづくりマスター様が突然

 

「大原家ってどう思う?」

 

と尋ねられましたので

 

 

”天領倉敷を下から支えた御用商人の中心でしょう”

 

と答えました。

 

「じゃから、大原さんが普通にできることを当たり前のように地元に投資してきた結果が、この美観地区じゃと思うんよ」

 

 

倉敷市の倉敷地区には、旧財閥の一角を占めた大原家ゆかりの企業、病院、教育施設などが多数存在しています。

 

大原家だけでなく、原家、大橋家、井上家等のように、江戸年間前後から脈々と続く町民の存在があり、

 

運良く、先の大戦でも空襲に遭わずに済んだことも、観光地として有利に働きました。

 

 

しかし、世界的にも貴重な町並保存が可能となったのは

 

昭和54年の文化庁による重要伝統的建造物保存地区の指定

 

でありました。

 

 
 

 

複数の関係者の証言を得ていますので、記憶する限りで記しますが

 

保存地区内に存在する建物につき、文化庁のお役人様と専門家先生方が1軒1軒調査され

 

建物自体に重要伝統的建造物の指定を実施されており、

 

その結果については、倉敷市の文化財保護課で厳重に管理されています。

 

 

なぜ、厳重なのかと申しますと

 

物件の修理をするだけでも、倉敷市の許可が必要となるのです。

 

そのかわり、指定されている建物の維持管理に必要な資金に不足がある場合には、優先して補助金を回してくれる、とのうわさも聞きました。

 

 

物件を保有する<ひと>にとりましては、このことが良いことなのか、厄介なことなのかは分かりませんけれども

 

誠に素晴らしい<ひと>の作った世界が近くにある、というだけで大変、有り難く思う次第です。

 

 

 

現在、そのような町並み保存の通常活動を永続的なものとし、更にこの町の価値を高めるべく、市が中心となって計画が練られているそうです。

 

 

 

「そうしたらな、あちこちからクルマが流入してくるがぁ、それ、なんとかならんかな?」

 

そうきましたら、楊田の出番です。

 

 

”土日がら空きになる市役所の駐車場を活用すればいいと思いますよ。”

 

”市役所と観光駐車場、倉敷駅とを往復するバスを数台用意するんです。”

 

 

”運用するバスはバイオディーゼルが理想的ですよ。水工さんは、年間1トンのバイオディーゼルを製作するのですが、使い道に困ったりしていますから”

 

「それ、どういうことで?もったいないの~」

 

”工業化学科の生徒さんの授業のうち、バイオディーゼル生産の授業が年間10回実施されるらしく、その結果、年間1トンの燃料が精製されるんですって。”

 

「ほいなら、交代ごうたいで作り続けたら、結構な量、作れるがな」

 

”そうでしょ、そこで自分の町は自分でキレイにするというボランティア力を結集して、そこそこのお小遣いでも手伝ってくれそうな有志でバイオディーゼルを生産すれば、それ自体がブランドになるのではないか、と思っているんです。”

 

 

”問題は、使用済みのてんぷら油を供給しているのが、地元の西阿知地区の町内会の方々だそうで、高齢化と家庭での天ぷらあぶら使用減少で調達も年々難しくなっているのです。”

 

「ボランティアには限界があるハナシじゃな、でも、それええことじゃから、頑張ってみいや」

 

(やば、そうなるよね。。。ワシ一人じゃ無理で。。。)

 

 

というわけで(何が)

 

岡山市では実現しているバイオディーゼル燃料による路線バス運行ですが、倉敷市でも実現できないか、という「夢」を抱いて居ることを、このブログにて初公表しました。

 

関係者となる候補者には、機会があれば紹介してきたのですが、やはり、一人の力では無理です。

 

楊田にもリアル世界で色々と遂行しなければならない業務で一杯いっぱいですから

 

こうやって、アイデアはこのスペースには投下しています。

 

 

なので、このアイデアを倉敷市で実行してみたいという<ひと>が居られましたら、

 

是非ぜひ、チャレンジしてみて下さい。

 

シックスエレメンツ総動員となりますけれども。。。

 

言葉だけ、記しておきます。

 

ひと・もの・かね・情報・時間・こころ

 

今回も脈絡なくなりました。

 

 

本日も、好い木曜日でありますことを。

 

いっておかえり