いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。
毎週金曜日は
エコノミライ研究所と隣接する個人・団体・法人紹介
並びに名勝・史跡紹介
をさせて戴いています。
2021(令和3)年3月7日(日)のことですが、湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館の模型館Twitter担当
OS様から
数あるブロガーの中で、地元組としての御指名でもありましたので、
「3/7(日)に岡山県井原市を走る井原鉄道様の観光列車夢やすらぎ号を貸し切って、
総社駅→神辺駅→総社駅の往復2時間半程度の行程を走らせる」
イベントに参加した日のことを振り返るべく、レポートしています。
向かって右側の赤い車体が、今回乗車した
井原鉄道の夢やすらぎ号です。
左側がIRT355の100-102号車です。
右側がIRT355-201号車です。
「井原鉄道IRT355形気動車(いばらてつどうIRT355がたきどうしゃ)は、井原鉄道の気動車。
形式名に冠されたIRTとは「井原鉄道の列車」を意味するIbara Railways Trainの頭文字をそれぞれ取ったもの。数字の355はこの車両の出力355PSにちなむ。」
(出典:ウィキペディア「井原鉄道IRT355形気動車」井原鉄道IRT355形気動車 - Wikipedia)
このヘッドマークは、
ツイッターでもフォローさせて戴いている
によるイラストでありまして、キャラクターの名前も、ちゃんと存在しています。
その名は井原あかねさん、と謂います。
知っている<ひと>は知っているかもしれませんが、
以後、お見知りおきのほど、宜しくお願い致します。
令和3(2021)年3月7日午前11時前
予定どおり、井原鉄道様の夢やすらぎ号が出発致しました。
イベントリーダーであるOS様は、この日のイベントに備えて、何と!車掌コスプレまでしてのご参加であります。
「皆様、本日はご参加、誠にありがとうございます。
本日、一日、楽しんで行って頂けたらな、と思います。
どうぞ宜しくお願いします。」
参加者皆様からの、温かい拍手が、沸き起こりました。
撮影時は令和3年。
平成30年豪雨により工事完成が急がれる
高梁川の支流、小田川との合流部分付け替え工事の一環で
本流である高梁川の堤防も強化されつつありまして
それら全般の工事完成が令和5年という意味です。
車掌役であるOS様の解説を聞きながら
川の上から見える景色を堪能しました。
午前11時過ぎ
人口約1万3千人の小田郡矢掛町(やかげちょう)にあるところの
矢掛駅に到着しました。
(出典:ウィキペディア「矢掛町」矢掛町 - Wikipedia)
夢やすらぎ号は、この駅で、約1時間、停車致しました。
和風建築の駅舎
灯台のようなデザインを模した時計台
そこに、高架の上に停車している車両
素晴らしいコラボレーションではないでしょうか。
12時20分頃、夢やすらぎ号は矢掛駅を出発し
西へ進むこと約10分間
次の停車駅である
北条早雲公の地元でもある荏原(えばら)駅に到着しました。
ここで、何と!
夢やすらぎ号は、後退して営業車両と接続し2両編成となった直後
荏原車庫にて全員降車し、車庫見学タイムとなりました。
このような撮影ができたのは、
令和3年3月上旬のことでしたが、
その後も、このような撮影イベントが開催されていたようです。
大原美術館様とのコラボ企画にて実現した
「アート列車」
の組み立て最終局面に居合わせていました。
「09は2021年3月21日から大原美術館の名画を車両にラッピングした「アート列車」」として運行開始されています。
(出典:ウィキペディア「井原鉄道IRT355形気動車」井原鉄道IRT355形気動車 - Wikipedia)
荏原車庫の見学を終えますと
終点神辺駅に向けて、再び、列車に乗り込み
13時5分過ぎ、定刻どおり、井原駅に到着しました。
一般車両と連結している手前、この駅での停車をしており、
神辺方面から遣ってくる車両を待っていることも相俟って、
5分程度の停車時間を経て
13時10分頃
井原駅を出発しました。
「那須与一が射った弓と矢とをイメージしてデザインされた駅舎」
井原駅の素晴らしさ、もう一度、ご覧下さい。
直営駅かつ井原線最大の拠点駅となっており、駅舎のデザインは井原にゆかりのある那須与一の弓矢を模している。
また、近年建築された新線にしては珍しく、ホーム西側には改札とを結ぶ遮断機付きの踏切(渡線路)がある。
天井が高くガラス張りの開放的な駅舎内には改札窓口に自動券売機、そのほかには売店・飲食店・特産品展示販売スペース等がある。
また、改札通路を挟んで西側が井原鉄道、東側が井原市の持ち分となっており、井原市部分はコミュニティーホールと呼ばれ、各種イベントが開かれ鉄道利用者以外にも開放されている。」
(出典:ウィキペディア「井原駅」井原駅 - Wikipedia)
PENTAX KP f/5.6、1/8sec、iso25600
春夏秋冬、朝昼晩、それぞれに素晴らしい作例をカメラに収めることができる井原駅
もし、訪問する機会がありましたら、是非、お寄り下さい。
夢やすらぎ号は、一部の停車駅を除き、ほぼノンストップで
終着駅である神辺駅まで目指しました。
薄雲の掛かった、比較的どんよりした天気でしたが
雨にも降られず、視界も良好
岡山県エリアの西に位置する井原市の最西端、高屋エリアを越えますと
西隣の広島県福山市神辺町に入ってきました。
JR福塩線と並行するように
線路が複線となりましたので、
終点の神辺駅に到着です。
井原鉄道の西の終点、神辺駅に到着しました。
2両編成で神辺駅に入線した列車は、折り返し列車となります。
荏原駅まで、連結した状態で進むそうです。
向かって右後方に見える、一般車両が先頭車両となるのです。
神辺駅は、井原鉄道としては、単線の駅となります。
ですから、この写真の向かって左に見える
JR福塩線のプラットホームとは、実質的につながって居ません。
本日のタイムテーブルによりますと
13時54分の出発まで
神辺駅で約30分間の自由時間となりますから
参加者の皆様、各々、駅や周辺の散策タイムとなりました。
井原線の神辺駅改札口です。
一時期、無人駅だったこともありますが、現在では有人駅となっています。
地方ローカル私鉄の特徴なのでしょうか。
営業時間は連続ではなく、間に休憩時間を挟んでいるようなスタイルとなっていることも興味深いです。
井原鉄道の神辺駅駅舎です。
1999年(平成11年)1月11日 - 井原線開業
ですから、比較的新しい建物になります。
JR西日本福塩線の神辺駅と併設されていますが、
直接の乗り換えは、残念ながら、できません。
まぁ、この方が、普通なのかもしれません。
滞在時間が20分程度しかありませんし、
前日のボランティア手伝いによる疲労から回復していなかったこともありましたので、
今回は、駅前をすこうし散策する程度で
この地図版にあるような、多くの名勝・史跡・有名ところへの訪問は、差し控えました。
例えば、
備後国分寺とか
神辺城跡とか、機会を見つけて是非にも訪問してみたいです。
ここで、平成の合併当時、人口約4万人の旧深安郡神辺町について、
知りたいときのウィキ記事を読み解いておきましょう。
「神辺町(かんなべちょう)はかつて広島県深安郡に存在した町である。
福山市と岡山県に囲まれた町で、福山市のベッドタウンであった。また、1975年以降は深安郡唯一の自治体になっていた。2006年3月1日に隣接する福山市に編入され消滅し、合併後の地名は、「広島県福山市神辺町」となっている。
町名の由来
町内にある式内社、天別豊姫神社に由来する。古来より地元の信仰を集めてきたこの神社は黄葉山に鎮座し、そこが神を護る森(神奈備)であることから神奈備(かんなび)山とも呼ばれていた。神辺平野の西端に当たる府中市には、甘南備神社という神社も存在し、「神奈備」もしくは「甘南備」が変化して「神辺」になったという説が有力である。
沿革
1889年4月1日 - 市制町村制施行。神辺町域には当時いずれも安那郡に属する上竹田・川北・川南・下竹田・中条・道上・御野・八尋・湯田の各村が存在した。
1898年10月1日 - 深津・安那両郡が統合して深安郡が成立したことに伴い上竹田・川北・川南・下竹田・中条・道上・御野・八尋・湯田の各村は深安郡に属する村になる。
1929年3月1日 - 川北村・川南村が対等合併して神辺町が成立。
1941年2月11日 - 上竹田村・下竹田村・八尋村が対等合併して竹尋村が成立。
1954年3月31日 - 神辺町及び竹尋村・中条村・道上村・御野村・湯田村が対等合併して神辺町が成立する。
2006年3月1日 - 福山市に編入。77年の町政に終止符を打つ。同時に深安郡も107年5箇月の歴史に終止符を打つ。
面積 56.81km2
総人口 40,986人
(2004年3月31日)」
(出典:ウィキペディア「神辺町」神辺町 - Wikipedia)
倉敷市民レベルで認識する神辺とは
芸備線
府中別れでの慢性的渋滞
フジグランは大きいゾお世話になりました
そしてなにより府中家具さんに近い場所
程度の知識しかないので、更に地理的感覚も深めたいです。
早めに神辺駅構内に戻ってきまして
復路で終点総社駅を目指す「夢やすらぎ」号の雄姿をカメラに収めておきました。
先頭車両の10号車です。
井原駅の東隣りにある荏原(えばら)駅まで先頭車両として走ります。
一通り撮影を終わり、「夢やすらぎ」号に乗り込みました。
車内には、同じように、早めに乗車されていた方が居られましたので、
短い時間ではありましたが、おハナシすることができました。
ツイッターでも情報発信をして居られるHN「とも吉」様です。
”鉄道がお好きなのですね。”
「ハイ。友人を通じてこのイベントのことを知ったので、山陽本線、福塩線から乗り継いで参加することができました。」
”良いカメラをお持ちですね。思い通りの写真撮影、できましたか?”
「ローカル私鉄ならではの味わいある写真を沢山撮れましたよ。車庫の見学ができたなんて、とても幸運でしたし。」
”デビュー前の車両を見れたことは、本当にラッキーでしたよね。”
「今日は、鉄道模型車両も持参しているんですけれど、今日参加している仲間と「この子達」を囲んで楽しんだりもできました。」
”矢掛の「エラヤ」さんで掘り出し物を大人買いされた方も居られましたし、総社駅前の「クロスポイント」店主様もご参加ですから、盛り上がったでしょう。”
(参考:「エラヤ」さんで掘り出し物をゲットされた方の0系新幹線のおひろめ)
「今日は参加できてよかったです。福山からのアクセスも便利なので良い鉄道ですよね。」
”お帰りの道のりが遠くなってしまいますけれども、後半も楽しみましょう。”
とも吉様とおハナシしているうち、参加者の皆様が徐々に戻ってきました。
復路出発の時間が迫ってきました。
というわけで(何が)
ハナシの続きは、次回のお楽しみ、ということでご容赦を。
また、youtube動画も配信しています。
短めの動画ですので、お気軽にご覧下さい。
令和3(2021)年3月7日(日)に開催された
井原鉄道様の観光列車夢やすらぎ号貸し切りイベント
に参加した模様をレポート開始致しています。
次回も、お楽しみに!!
所長 楊田芳樹
今回の井原鉄道「夢やすらぎ」号貸切運行のタイムテーブルは、以下のとおりです。
10:56総社(そうじゃ)発
11:00清音(きよね)駅
11:16矢掛(やかげ)駅
(昼食等のため1時間程停車)
12:22矢掛発
(途中、荏原(えばら)車庫内を見学するという、超ラッキータイム)
13:02荏原発
13:06井原(い「ば」ら」駅
13:20神辺(かんなべ)駅
(折り返し運転まで30分ほど待機)
13:54神辺発
14:17荏原駅
14:26荏原発
14:47清音駅
14:55総社駅着
「井原鉄道株式会社(いばらてつどう)は、岡山県井原市に本社を置き、岡山県と広島県で旧日本鉄道建設公団建設線であった鉄道路線井原線を運営している第三セクター鉄道会社である。岡山県、広島県、関係7市町および、地元有力企業や関係団体等71事業所(井笠鉄道・鞆鉄道・中国バス等)が出資している。
主要株主
岡山県 29.0% 広島県 6.4% 井原市 6.4% 倉敷市 6.1% 矢掛町 5.9% (2019年3月31日現在) |
」
(出典:ウィキペディア「井原鉄道」井原鉄道 - Wikipedia)
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