「キックス」という言葉から3(番外)_Vガンダム考察8_個人的私見4_スペース・コロニー | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
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1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

 

日産自動車から2020(令和2)年6月30日に発売開始された「(2代目)KICKS(キックス)」について紹介する前に

 

「キックス」という言葉から、引っ掛かる「何か或るもの」が、何種類か、ございましたので

 

”いっそのこと、調べてみよう”

 

という気持ちになりまして、ググってみて、ヒットした項目につきまして

 

先回より、

 

・味覚糖さんのシゲキックス

・関西国際空港(KIX)

・機動戦士Vガンダムと、後期EDを担当した「KIX-S」

そして

・日産自動車の「キックス」と称されたクルマの数々

 

という順番で紹介しています。

 

 

先回は、「KIX-S」繋がりということで、サンライズアニメ代表作の一つ、1993年4月より1994年3月まで全51話に亘(わた)って放映された

 

機動戦士Vガンダム

 

についての紹介をレポートしています。

 

今回は、番外編の 8 回目 です。

 

なかなか、Vガンダムワールドの中身についてのコメントに入ることができません。。。なんと、層の厚い世界なのだ、と痛感しています。

 

ただ、一概に「ガンダム」と申しましても、大変、幅広く、非常に、深い世界でありますので、分かる人には判りますし、知らない人には、何をお伝えしても、判らないかもしれませんので、機動戦士Vガンダムの歴史的背景、世界観、「宇宙世紀」という歴史に名を遺す主な人物についての解説を、比較的、コンパクトにまとめてある「ウィキペディア記事」をサルベージ致しました。

 

事を甘く見過ぎていました。我ながら、大変でした。

 

併せまして、角川書店の月刊「NEWTYPE」を定期購読した時期とも重なることから購入した、NEWTYPE 100% COLLECTION のうち、

21 VOL.1 U(ウムラウト付き)SO’S BATTLE(1994年2月10日初版発行、税込1400円(本体1359円))

23 VOL.2 SHAKTI’S PRAYER(1994年6月15日初版発行、税込1400円(本体1359円))

を未だに手元に保管してありましたので、本当に、久しぶりに読み返し、当時の様々な事象を思い起こしても居りました。

 

また、1993年春からの1年間、オンタイムで視聴したという、微(かす)かな記憶、更には、ガンダムチャンネルというyoutube動画配信サービスで2話まで視聴した記憶も頼りとし、機動戦士Vガンダムについての個人的私見につき、記すつもりでしたが、

 

F91を観ていない!

 

という重要な欠陥に気づいたため、急遽、ビデオレンタルにて、この映画を鑑賞致しました。とりあえず一言、「何考えたら、あんなん、おもいつくん?」

 

(また、前置きが長くなりました。)

 

・・・・・以下、本文・・・・・

 

<4>ガンダムワールドで描かれる「スペース・コロニー」とは

 

 繰り返しの記述で、大変恐縮ですが、ガンダムワールドの生みの親、富野由悠季様は、

 

・人類の宇宙への進出

・地球連邦政府という統一国家の誕生

・経済格差

 

という基本設定を記され、未来予想図を描かれました。

 

当該予想図から、その後の人類の行く末について、更に可能性ある道筋を描くことを試みられた結果、

 

・地球連邦政府の影響力の低下

・スペースノイド間での格差の問題

 

を背景とした時代設定の存在があることによる、様々な社会問題、新たな紛争・戦争の勃発が到来することを予言されて居られます。

 

先回では、機動戦士Vガンダムの世界についての考察に入る前に、ウィキ検索記事で引っ掛かるコトバ

 

コロニー戦国時代

 

が発生した謎に迫るため、1991年に劇場公開された「機動戦士ガンダムF91」の世界観についての私見を取りまとめました。

 

それでも、「コロニー戦国時代」が何故、到来したのかの謎については、未だ腑に落ちない部分がありますから、

 

楊田としては、ガンダムワールドで描かれている「スペース・コロニー」とは何ぞや?という疑問の解消をすることも必要だと判断しました。

 

これにより、機動戦士Vガンダムの地理的・政治的設定である

 

ザンスカール帝国

リガ・ミリティア

 

など、新たな勢力の存在の意味について、より深く理解できるような気が致します。

 

それでは、「スペース・コロニー」について、再び、知りたいときのwiki検索から、サルベージしていきましょう。

 

<スペースコロニーとは>

「スペースコロニーは、1969年にアメリカのプリンストン大学にて、ジェラルド・オニール博士と学生たちのセミナーの中での、惑星表面ではなく宇宙空間に巨大な人工の居住地を作成するというアイデアから誕生した。1974年にニューヨーク・タイムズ誌に掲載されたことから広く一般に知られるようになった。

地球と月との引力の関係が安定する領域「ラグランジュポイント」に設置され、居住区域を回転させて遠心力によって擬似重力を得る。コロニー内部には地球上の自然が再現され、人々が地球上と変わらない生活ができるようになるという構想である。

例えば直径約6kmの円筒形のスペースコロニーが地球と同じ重力 (1G) を得るには、1分50秒 (=110秒)で一回転すればよい (約6×10-2 rad/s)。これはかなりの高速だが、地球と同じだけの重力を必要としないのであればさらに低速でよい。

地球全体での人口の爆発的増加・資源枯渇などに対する解の一つ(他、確率は少ないが巨大隕石や彗星といった他天体衝突に対するリスク・ヘッジ)として注目されたが、冷戦構造が終結し各国の宇宙開発投資が抑制されていること、特に先進国においては出生率低下傾向が続いていることなどから、今のところ現実のプロジェクトとして具体化してはいない。また、仮に百万人収容できるスペースコロニーを建造できたとしても、世界の人口は一年に8,000万人前後増加しているため、一年に80基ものスペースコロニーを建造してやっと人口増加分を吸収できる計算である。さらに、建築材料は月や小惑星から持ってくるとしても、居住する人間は地球から衛星軌道まで運ばねばならない。人数と費用を考慮すると軌道エレベータのような新規の輸送手段が必要である可能性もある。以上のような理由より、費用対効果の面から考えると、人口爆発の解決策として有効であると単純には言えない。現在では単に宇宙空間への植民手段の一つとして認識されている。

なお、日本では一般的に「スペースコロニー」という呼称が多く用いられているが、「スペースハビタット(Space Habitat: 宇宙居住地)」「スペースセツルメント(Space Settlement: 宇宙居留地)」などの別の名前で呼ばれる事もある。」

(出典:ウィキペディア「スペースコロニー」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC

 

 

(楊田注記)ガンダムワールドで登場するスペースコロニーの大半は、「開放型円筒形コロニー」なる形でして、3枚の超巨大な太陽光発電兼採光用パネルが開いたときには「昼」、円筒形モジュール(「シリンダー」)に重なるように収納されたときには「夜」となるような仕組みでありまして、シリンダー部の真ん中が無重力エリアとなることから、宇宙港や、コロニー制御部などに宛(あて)がわれます。

 

スペースコロニーのデザインに関する記述も、紹介したウィキ記事に詳しく掲載されていますので、ご興味のある方は、通読されることをお勧めします。

 

SF=サイエンス・フィクションの世界において、スペースコロニーの存在を最も広く・深く・詳しく取り扱った物語こそ、ガンダムワールドである、と楊田は考えます。

(違っていたら、教えてください。)

 

ここで、もう一つ、覚えておくと役に立つ科学用語があります。

 

「ラグランジュポイント」

 

と呼ばれる宇宙空間にある場所のことです。この場所の存在を突き止めた人こそ、「ラグランジュ」さんという方なので、付けられたワケです。

 

<ジョセフ・ルイ・ラグランジュ>

「ジョゼフ=ルイ・ラグランジュ(仏: Joseph-Louis Lagrange, 1736年1月25日 - 1813年4月10日)は、数学者、天文学者である。オイラーと並んで18世紀最大の数学者といわれている。イタリア(当時サルデーニャ王国)のトリノで生まれ、後にプロイセン、フランスで活動した。彼の初期の業績は、微分積分学の物理学、特に力学への応用である。その後さらに力学を一般化して、最小作用の原理に基づく、解析力学(ラグランジュ力学)をつくり出した。ラグランジュの『解析力学』はラプラスの『天体力学』と共に18世紀末の古典的著作となった。

フランス革命後、ラプラス、アントワーヌ・ラヴォアジエらと共にメートル法の制定に取り組んだ。また、エコール・ポリテクニークの初代校長、元老院議員も務めている。

ラヴォアジエの処刑について「彼の頭を切り落とすのは一瞬だが、彼と同じ頭脳を持つものが現れるには100年かかるだろう」と語ったと言う。またマリー・アントワネットの数学教師でもあり、「なぜ私が残されたのかわからない」と彼女やラヴォアジエの処刑を嘆き、一生苦しんだ。

解析力学の研究では、ラグランジュはそれまでの幾何学的方法を排除して、ダランベールの原理、仮想速度の原理を基礎として、純粋な解析学の構築を行った。エネルギー保存則からは、最小作用の原理を導出した。

また数論に関する業績もある。全ての自然数が高々四つの平方数の和によって表されるという定理はラグランジュの四平方定理と呼ばれる(1770年)。また、ウィルソンの定理の証明のうちの一つを発見した(1773年)。

さらに彼は、五次以上の方程式がベキ根によっては解けないことについても研究し、根の置換など群論の先駆けとなるような研究も行っている。この問題は後にアーベルによって証明された。(もっともラグランジュ自身は解けるための条件を示したのであり、可解という可能性は捨てていなかった)

オイラーと共に発見した、例えば地球と月のような公転関係において、相対位置を変えずに共に移動し続けられるような5つの位置のことをラグランジュポイント(L1〜L5)と呼ぶ。

さらに、オイラーの予想した弱完全数に関する予想については、その後に25年をかけて、証明に成功している。これによれば、弱メルセンヌ数をP=2とするとき、p=11では確かにNpは完全数にはならないけれども、p=101においてはNpは完全数になる(p=101,Np=2535301200456458802993406410751)。

彼は、度量衡の標準化に尽力したことでも有名である。

1788年、『解析力学』(Mécanique analytique)を出版した。

1791年5月に王立協会のフェローに選出され、亡くなる直前1週間前にレジオンドヌール勲章グランクロワ章を受賞し、パリのパンテオンに埋葬されている。」

(出典:ウィキペディア「ジョセフ・ルイ・ラグランジュ」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BC%E3%83%95%EF%BC%9D%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5

 

 

<ラグランジュ点>

「ラグランジュ点(ラグランジュてん、 Lagrangian point(s)、略称:L 点)とは、天体力学における円制限三体問題の5つの平衡、すなわち天体と天体の重力で釣り合いが取れる「宇宙の中で安定するポイント」である。SFでは『機動戦士ガンダム』を嚆矢に、しばしばラグランジュ・ポイントと表現される。

ラグランジュポイントはあらゆる天体系に存在する可能性があるため、どの天体を基準にしたものかについて常に意識する必要がある。例えば後述の木星トロヤ群の例は恒星-惑星の系だが、土星の衛星の例は惑星-衛星の系である。地球が関連するラグランジュ点についても太陽-地球の系を指す場合と地球-月の系を指す場合ではラグランジュ点の位置が異なるため、しばしば注意を要する。

 

ある天体 E の周りを何らかの天体 A が回っているとし、E と A 以外に天体がない場合、A が描くべき軌道は簡単に導くことが可能である。このとき、A は楕円軌道を描く。 この問題を二体問題といい、その解はすでにアイザック・ニュートンによって知られていた。 例えば E を地球として、A を小惑星など地球の引力に束縛された何らかの天体とすると、他に天体が存在しないならば A の軌道は二体問題を解くことによって求められる。

しかし、さらに別の天体 M がある場合には、問題は二体問題に比べて遥かに難しくなる。 A, E, M の 3 つの天体が重力によって影響し合っているときに、それら天体の軌道を決定する問題は三体問題と呼ばれる問題の特別な場合にあたるが、一般に三体問題は解析的に解けないことが知られている。 たとえば前述の地球と小惑星の二体問題に、天体 M としてを加えたものは三体問題に属する。

A の質量が他の 2 天体 E, M の質量に比べ無視できるほど小さいという条件下では、A が特殊な位置にあれば A はその位置(E や M から見た相対位置)に留まっていられることが知られている。このような位置をラグランジュ点という。 より正確にはラグランジュ点とは、E の A への重力、M の A への重力、A の重心から見た遠心力の 3 つが釣り合っている点のことをいう。 このような点では A にかかる力は釣り合っているので、A はその位置に留まり続けることができる。

ラグランジュ点は全部で 5 つあることが知られており、いずれも E と M の軌道を含む平面内にある。 それぞれ L1, L2, L3, L4, L5 と表され、最初の3 つは E と M を結ぶ直線上にあり、残りの 2 つは E と M の双方から 60 の位置にある。L4, L5 の 2 つを特にトロヤ点 (trojan points) と呼ぶ。

ラグランジュ点はまずレオンハルト・オイラー1760年頃にトロヤ点以外を発見し、その後ジョゼフ=ルイ・ラグランジュ1772年にトロヤ点を見つけ、同時に解を示すための条件も緩めた。

彼らの成果は運動方程式を解くことで理論的に得られたものだが、実際にラグランジュ点に天体が留まっている例が確認されている。例えば太陽木星のラグランジュ点には数千個(以上)の小惑星群がある。その小惑星の一部にはトロイア戦争における英雄の名が付けられ、このラグランジュ点は「トロヤ点」、小惑星群は「トロヤ群」とも呼ばれる。

ラグランジュ点はスペースコロニーを建設する軌道の候補でもある。ジェラルド・オニールはコロニーを地球と月のラグランジュ点に作ることでコロニーの軌道を安定させるというアイデアを述べている。」

(出典:ウィキペディア「ラグランジュ点」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E7%82%B9

 

 

(楊田注記)要するに、地球圏でいうところのラグランジュ点(ポイント)とは、

 

L1:地球から月に向かって月の手前側にある場所

 

L2:地球から月に向かって月の裏側にある場所

 

L3:月の公転線上の反対側にある場所

 

L4:地球から見て月よりも左に60°月の公転線上にある場所

 

L5:地球から見て月よりも右に60°月の公転線上にある場所

 

ウィキペディア記事においても、「サイド(ガンダムシリーズ)」という記事名称で、大変、詳しく説明が成されています。

 

<サイド(ガンダムシリーズ)>

「サイドは、アニメ作品群『ガンダムシリーズ』のうち、宇宙世紀を舞台にした作品で用いられる架空の宙域名である。宇宙での一部の宙域名の接頭語で、後ろに番号を付ける事でスペースコロニーの集合体を指している。

各サイドは、地球と月の各ラグランジュポイントを中心とした楕円に近い軌道に設置されており、建造順に番号が振られている。初期設定では地球を挟んだ反対側の月軌道上に配置されたルナツー側のラグランジュポイントを含めた6点に1サイドずつが配置されていたが、現在ではルナツーはサイド7と共にL3点付近に配置され、その他のサイドも月とのラグランジュポイントに存在する設定となっている。アニメ『機動戦士ガンダム』とそれ以降の作品では一部のサイドの場所と番号が変更されているが、それは一年戦争後のコロニー再生計画の結果によるものとされている。

作品にもよるが、1つのサイドで1億〜20億人程度の人口を持つとされる。また劇場用アニメ『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』では、サイド3の総人口が1億5000万人と語られている。しかし、ラポート社の『機動戦士ガンダム 宇宙世紀vol.1 歴史編』などの設定資料では、1つのサイドで10億人、サイド3、5のみ20億人とする説が取られている。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、1つのサイドで1億2000万人前後の人口とされている。このためか本作では地球環境の悪化に歯止めが掛からず、地球上に大量の難民が発生しており、巨額の費用をかけてスペースコロニーを建造するよりも、砂漠地帯やツンドラ地帯を開発し、人が住める環境を作る方が良いのではないのかという意見も一部に出ている。

初期設定では、スペースコロニー1基を1バンチとし、1サイドは36〜40バンチ、合計13億人が居住するとしている。各サイドの愛称は初期設定からすでに使用されており、サイド7のみ「トア」から「ノア」に変更されている。

漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』では、サイド3の居住用コロニーが約40基、1基当りの収容人口を約1,000万人としているが、一年戦争時は出兵・疎開により人口は3分の1以下に減少した結果、戦争末期の12月の総人口は1億5000万人になっているとされている。その他のサイドについてはいくつのコロニーがあるのかは不明。

宇宙における生活拠点はサイドや月以外にも、独自の軌道を取るコロニーや宇宙要塞等が存在している。また、ラグランジュポイント付近にはしばしば戦乱で破壊されたコロニーの残骸などのスペースデブリが集積して暗礁宙域が形成され、反地球連邦勢力の拠点となることもあった。」

(出典:ウィキペディア「サイド(ガンダムシリーズ)」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89_(%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA)

 

 

(楊田注記)コロニー1基当たりの人口、「バンチ」と呼ばれるコロニー集合体に、何基のコロニーが存在するのか、明確な公式設定の確認が難しそうなため、諸説あるようです。

それでも、UC(=UniversalCentury=宇宙世紀)が開闢(かいびゃく)して、50年以上もの年月が経過しますと、人間社会は、数十億人もの人々がコロニーの住民となる社会となることを、ガンダムワールドでは描かれています。

 

1基当たり1千万人程度の人口だとして、50億人の人々がコロニーに住むとすれば、最低、500基は必要となります。

 

1年戦争において、「人口の約半数が失われた」とありますから、人口爆発により100億人を超える人口社会であるとするならば、最低でも50億人もの人命が奪われることが、ガンダムワールドにおける基本設定の一つとなりますから、

 

空恐ろしい

 

と改めて「実感」させられます。

 

<バンチと名称>

「各コロニーには、サイドごとに「バンチ」を単位とした番号が振られ、名称(愛称)が付けられている。しかし、バンチあるいは名称のいずれかしか判明していないコロニーも多い。

バンチは前述の通り初期設定からコロニーの「数」の単位として使用されている。小説版『機動戦士ガンダム』では「基」の振り仮名として使われているが、番号としては「第○番のコロニー」と表記されており、『ガンダムセンチュリー』や『モビルスーツバリエーション』でもこれを踏襲している。バンチが「番号」の単位として一般化したのは、続編のTVアニメ『機動戦士Ζガンダム』からである。

漫画『機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム』では、バンチはすなわち「番地」であるとし、1つのバンチに4基のコロニーが配置されるとしている。ただし4基のコロニーが近接して並ぶ光景は同作品以外には見られない。

漫画・OVA『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、バンチ (Banchi) に数字ではなく、「首都バンチ」のように用途などをあらわす単語が付与されている。

なお、名称の頭に「アイランド」が付くコロニーがいくつか見られるが、固有の名称に含まれるものなのか、すべてのコロニーの名称に付く単語であるかは不明である。」

(出典:同上)

 

(楊田注記)日本語である「番地」は、倉敷市での用いられ方は、建物のある場所のことを指します。この使われ方が、UC宇宙世紀となって、世界標準語たる「バンチ」という形で定着したという設定もまた、興味深いものがあります。

 

MOTTAINAI

 

と同様ですね。

 

 

 

(ここいらで、キリが良いので、続きは次回に廻します。)

 

 

 
それにしましても
 

機動戦士Vガンダムワールドだけでも、とてつもない情報量が、サイバースペースの中に眠って居りました。

 

知りたい情報を検索すれば、一瞬にして入手できてしまう、21世紀の地球社会は、目下のところ、人類史上最も文化レベルの進んだ時代である、といえましょう。

 

コメ国の誇るスタートレックワールドのように、いずれは、貨幣も、国家も、宗教からも解放された人類社会が到来することも、可能性が高くなってきたような気がしています。

 

次回も、「Vガンダム論」展開のための意見集約をしてみたいと思います。

 

「ゆっくり・じっくり」、お付き合い下されば幸いです。

 

次回も、お楽しみに。

 

日産自動車から登場した新車「キックス」という社名から連想するシリーズ、もう、暫く続きます。

 

エコノミライ研究所

所長 楊田芳樹

 

番外編初回

「キックス」という言葉から3(番外)_Vガンダム考察1_「宇宙世紀」から歴史関係を整理 2020-10-02 07:00:00

 

前の記事

「キックス」という言葉から3(番外)_Vガンダム考察7_個人的私見3_F91の世界から 2020-11-13 07:00:00

 

次の記事

「キックス」という言葉から3(番外)_Vガンダム考察9_個人的私見5_スペース・コロニ2 2020-11-27 07:00:00

 

<追記>

wiki記事掲載に字数を割り当て過ぎ、6万文字を超える事態となっています。大変な長文で読むことが難しくなっていると思いますが、どうか、ご容赦下さい。

(言い訳となりますが、wiki記事は、更に、内容が詳しくなります。従いまして、その原典となる各種書籍の文書量は、更に多いのです。)

 

第1回目として

 

味覚糖さんから発売されている「シゲキックス」の紹介をさせて戴きました。

 

UHA味覚糖様公式HP

https://www.uha-mikakuto.co.jp/index.html

 

シゲキックス公式HP

 

 

 

 

「シゲキックスは1992年より味覚糖から発売しているグミである。強い酸味が特徴。当時の若手女性開発者によって、酸味・食感が出来上がった。初めは社内・社外の関係者から、批判や苦言が多かったが、刺激的な酸味は必ずやみつきになると周囲を説得し、発売に至った。
種類によって円錐形のものや楕円形のものがあり、酸っぱさのレベルも変わってくる。 酸っぱさは凄まじいものから弱いものまで様々で、酸味は全くなく弾力に特化した派生商品もある。 」

(出典:ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/シゲキックス

 

UHA味覚糖(味覚糖グループ)様へ記事掲載と会社トップページ、並びに「シゲキックス」公式ページのリンク許可を申請しておりましたところ、

早期にご許可賜り、誠にありがとうございました。
 
 
第2回目としてお届けしたのは、「KIX(関西国際空港」についてでありました。
 

 

「関西国際空港(かんさいこくさいくうこう、英: Kansai International Airport)は、大阪府大阪市の南西35 kmに位置する空港。西日本の国際的な玄関口であり、また関西三空港の一つとして大阪国際空港(伊丹空港)、神戸空港とともに関西エアポート株式会社によって一体運営が行われている。


2018年度(2018年4月 - 2019年3月)の発着回数、旅客数、貨物取扱量は日本の空港の中では、旅客数と着陸回数は第3位、国際線だけで見ると成田国際空港に次ぐ第2位で、国際線の旅客数・着陸回数が国内線より多い空港は、当空港と成田国際空港だけとなっている。

2012年以降、LCC(格安航空会社)の拡大と大阪や京都への訪日外国人客の増加に伴って、発着回数・旅客数ともに拡大している。

2020年に流行した新型コロナウイルスの影響により国内線・国際線ともに大幅に減便され、同年5月の総旅客数は前年同月比99%減の3万6,113人だった。」

 

<出典:ウィキペディア関西国際空港https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF

 

海上空港を建設することだけでも、様々なドラマがあったことでしょうし、

近隣に伊丹、八尾、神戸、徳島と空港が密集していることも、掘り下げますと様々な「ネタ」がございます。

関空は、一時期、深刻な経営難に見舞われたことは、有名な話題でしたから、ここから「関西エアポート株式会社」へ運営権を委ねる前後のお話を知ることも、色々な意味で有意義なことだと思います。

 

また、機会があれば、クローズアップしたいと思います。

 

続きまして

 

第3回目では、1990年代のバンド「KIX-S編」をお届けしました。

 

「KIX-S(キックス)は、1990年代に活躍した日本の音楽グループ。1991年8月21日にアルバム『KIX-S』でデビュー。1999年活動休止。」

(出典:ウィキペディアKIX-Shttps://ja.wikipedia.org/wiki/KIX-S


「・渡辺プロダクション(ナベプロ)とビーイングの共同プロデュースによって原盤制作やプロモートをしていたが、1995年以降は渡辺音楽出版が全てを仕切るようになった。
・グループ名の由来について、ボーカルの浜口は「KIXは“KICK”で、時代をキックするという意味。C(K)をXにしたのは永遠とか無限大といった意味を持たせるため。Sは二人でやっているので複数形の-S」と、テレビ朝日『ミュージックステーション』に初出演した際に語っているが、実際は事務所社長の渡辺ミキと音楽プロデューサーの長戸大幸が、打ち合わせに利用していた渡辺プロダクションが当時西武渋谷店内で経営していた喫茶店サイドキックスから拝借され命名されている。
・ファースト・シングル「また逢える…」がテレビドラマ『君のためにできること』の挿入歌となり、60万枚の売り上げとなり大ヒットする。
・ボーカルの浜口が全作詞を、ギタリストの安宅が一部楽曲を除き作曲を担当している。」

(出典:ウィキペディアKIX-Shttps://ja.wikipedia.org/wiki/KIX-S

 

何故、「KIX-S」の存在を知るに至ったのかは、簡単です。楊田がアニオタの端くれであるからです。

 

すなわち

 

1993(平成5)年3月から放映開始した機動戦士Vガンダムの後期エンディング(ED)テーマソングを担当したのが、KIX-Sだったからです。

 

「エンディングテーマ
「もう一度TENDERNESS」(第32話 - 第51話)
作詞 - 浜口司 / 作曲 - 安宅美春 / 編曲 - 葉山たけし / 歌 - KIX-S」

(出典:ウィキペディア機動戦士Vガンダムhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%ABV%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0

 

♪〇色の海に 〇い波が 押し〇せてぇ~ 〇まづくぅ~ 〇みぃが 〇ぃえたぁー

 

「音楽は世界だ」

 

良い得て妙な言葉ですね。

 

日産自動車の関係者様で、このような思考回路にまで行き付いている方が居られましたら、是非、ご連絡下さい。

 

<おまけ>

 

日産新型「キックス」試乗記

 

 

<パイオニアランに関する基本情報>

 

片山様が居られたからこそ、日本自動車史でも大変貴重なイベントが、5年に1度、開催されています。

 

1.開催日時:2019年4月27日(土)8:00~15:00
2.走行コース:岡山プラザホテル~江並(往復)
3.会場:岡山プラザホテル
4.参加者:旧き佳き時代の車
5.行事内容:記念走行・展示・撮影会・会食
6.参加登録料 1名:10,000円(税込)(食事・記念品)
7.振込先:(割愛)
8.主催:パイオニアラン2019実行委員会
9.事務局 倉敷市児島小川4丁目3-8レストランワーゲン内
10.主管:三菱500オーナーズクラブ
 
 
 

岡山県という地理的環境は、様々な幸運に恵まれています。

 

乗り物関係で申し上げるならば

 

日本で初めて飛行機を製作し、飛ばそうとしたのが、浮田幸吉という、岡山県人でしたし

 

日本で初めて(蒸気)自動車を製作し、旭川沿いをドライブしたのが、山羽虎夫やまばとらお、という岡山県人でした。

 

そして、クルマ好きの方なら、「嗚呼、此処か」と直ぐにご理解頂けるかもしれない、この場所「WAGEN」も、「聖地」の一つ、であるかもしれません。

ゼッケン1番は、もちろん、三菱500です。

 

 

ゼッケン2 ダットサン14型ロードスターです。

 

 

続きまして、ゼッケン3、マツダのR360クーペです。

 

 

詳しくは、5年に1度開催しているパイオニアラン9__参加車両の紹介1

からの記事をご覧下さると、参考になると思います。