【NEDO実用化ドキュメント036】水汚泥から燃料ガスを回収・発電_世界初の下水汚泥ガス化発電 | エコノミライ研究所のブログ

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36、新エネルギー_バイオマスエネルギー高効率転換技術開発_下水汚泥から燃料ガスを回収・発電_世界初の下水汚泥ガス化発電施設_メタウォーター株式会社/東京都下水道局_取材:October2011http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201103metawater/index.html

 

 

 

 

温室効果ガス87%削減!

増え続ける都市ごみや下水汚泥などの廃棄物処理は、都市共通の課題になっています。その解決手段の一つとして、都市ごみに関しては、焼却とその熱エネルギー利用を同時に行う処理施設の利用が進んでいます(参考)。 しかし、下水汚泥の場合は、焼却されるだけで、エネルギーとしての利用はほとんど行われてきませんでした。一方、下水汚泥の焼却時には、二酸化炭素(CO2)や、その310倍も温室効果のある一酸化二窒素(N2O)が排出されてきました。そこで、メタウォーター株式会社では、NEDOの支援を得て、処理施設からの温室効果ガス削減と下水汚泥のエネルギー利用が可能な「下水汚泥ガス化発電システム」を2007年に開発し、設備導入を行った、東京都下水道局の「清瀬水再生センター」で効果を上げ始めています。

 

 

 

 

 

※詳しくは下記資料をご覧下さい。

 

 

 

 

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「実用化ドキュメント」を基にエコノミライ研究所作成

 

※NEDOさんはH15年4月より国立研究開発法人となっております。

 

 【NEDO実用化ドキュメント001】軽油を極限までクリーンにする触媒

 

【NEDO実用化ドキュメント002】クリーンな排出ガスのエコ・ディーゼル車

 

【NEDO実用化ドキュメント003】生物のしくみをひもとく、強力なツールレーザ顕微鏡の開発

 

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