【NEDO実用化ドキュメント034】家庭に設置する燃料電池の開発 | エコノミライ研究所のブログ

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34、新エネルギー_定置用燃料電池研究開発_水素を利用した"高効率な発電機" 家庭に設置する燃料電池の開発_東京ガス株式会社_取材:March2011http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201014tokyo_gas/index.html

 

 

 

 

 

 

省エネルギー効果 -35%
CO2削減効果 -48%

地球温暖化防止のためには、民生部門のCO2削減が急務となっています。そのための革新的な技術の一つとして、従来の省エネ機器のようにエネルギーを使う側ではなく、まるで"農園"のように自宅でお湯や電気を生み出す家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」が2009年5月世界に先駆けて販売されました。これまでは排熱として利用されていなかった熱エネルギーをお湯として利用することで、省エネやCO2削減を発揮することができます。2009年の販売開始以来、日本全国で1万台以上が活躍しています。

燃料電池は排出されるのが水だけであるため、宇宙船の電源として使用され、それと併行して工場、事業所用電源などとして使われていましたが、これを家庭で手軽に用いるためには法規制を見直したり、徹底的なコストダウンをはかったりする必要がありました。実際にエネファームを作る電機メーカーもさることながら、エネファームに都市ガスなどの燃料を供給するエネルギー事業者である東京ガスでも、NEDOプロジェクトを通じて、燃料電池の開発と普及のために、この課題に取り組み続けてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※詳しくは下記資料をご覧下さい。

 

 

 

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「実用化ドキュメント」を基にエコノミライ研究所作成

 

※NEDOさんはH15年4月より国立研究開発法人となっております。

 

 【NEDO実用化ドキュメント001】軽油を極限までクリーンにする触媒

 

【NEDO実用化ドキュメント002】クリーンな排出ガスのエコ・ディーゼル車

 

【NEDO実用化ドキュメント003】生物のしくみをひもとく、強力なツールレーザ顕微鏡の開発

 

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