【NEDO実用化ドキュメント005】電子機器の性能向上を可能にする金属ガラス材料の開発 | エコノミライ研究所のブログ

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5、電子・情報_スーパーメタル_電子機器の性能向上を可能にする金属ガラス材料の開発_アルプス電気株式会社_NEDO

取材:February2009:http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/200806alps/index.html

 

電子部品のさらなる高性能化が望まれる中、
1990年に「金属ガラス」という強靱性、軟磁性などに優れた新材料が発見されました。
この材料から作られた電子部品が、ついに実用化にこぎつけました。

高性能化が要求される電子部品

21世紀に入り、日本をはじめ先進諸国は、地球環境に配慮した持続可能な社会を実現しようとしています。電子機器の要である半導体や電池などについても、より高性能なものを目指して日々開発が進められ、その成果は次々と社会に還元されています。

ところが近年、新たな課題が見えてきました。 周辺の電子部品の性能が、高性能化された主要部分に追いつかなくなってきたのです。

 

もとより、半導体や電池だけでは電子機器は動きません。コイルやコンデンサーといった周辺部品があってはじめて機能します。高性能化した半導体などが十分な力を発揮するためには、周辺部品の性能向上が必要なのです。 電子部品の性能は、材料に大きく依存します。改良はこれまでも行われてきたのですが、従来の金属材料には限界がきており、新規の材料が求められていたのです。

この状況の中、アルプス電気株式会社は、特殊な構造を持つ「金属ガラス」の制御技術を会得して新規材料を開発し、電子機器のさらなる性能向上の可能性を示しました。

 

詳しくは当該ページのリンク、並びにPDF資料を添付します。

 

 

 

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「実用化ドキュメント」を基にエコノミライ研究所作成

 

※NEDOさんはH15年4月より国立研究開発法人となっております。

 

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