親子で話す「教育費」のこと。 | 八木陽子の「お金」と「キャリア」の話

八木陽子の「お金」と「キャリア」の話

人生を考えるうえで
大切なお金とキャリアのこと。
分かりやすく丁寧にお伝えします。

ファイナンシャルプランナー/キャリアカウンセラーの

八木陽子です。

 

進学・卒業のシーズンですね。

うちの息子も、義務教育が終了し、この春高校生になります。

中学3年間は本当に早かった! 

 

さて、昨日は、ある新聞社関連の記事の取材でした。

教育費についてだったのですが、

話しているうちに、少しどよよ~んとしてしまい…(笑)。

 

日ごろ、子育て世代の方と話していて思うことですが、

日本は、各家庭における教育費負担が重たい国だと思います。

以前、塾代が重たくて、「みんな、本当にこんなに払っているんですか~」と

悲壮感にあふれたつぶやきをしたお客様が忘れられないほど。

 

ちなみに、OECD諸国と比較した統計はコチラ

 

そして、もう一つ驚くべきことは、国立大学の学費の値上がり。

ひと昔前は、国立と私立の学費は5倍以上差があり、

家計が苦しい世帯にとって、国公立の進学はありがたいものだったのですが、

今や、私立との差が2倍もありません。

 

国立大学と私立大学の授業料等の推移はコチラ

 

こんな環境においては、子育て家庭の多くにおいて、

教育費の準備・捻出は、大きな課題になってくるわけです。

 

子どもが自立するまでは、20年近く。

教育費が必要な期間は、決して短い期間ではないです。

長~い、長~い、フルマラソンのようなもの。

だからこそ、親だけで完走を目指ささないこと。

短期間だけのダッシュも望ましくない。

 

大切なのは、親子ともに、ゴールやお金のかけ方を共有しながら、

長く、それぞれの家庭らしいペースや方針を保ちながら、完走をめざしたい。

 

教育費を考えるにあたって、

親子で、進学や進路を話すことは、大切なことと思うのです。

 

ちょうどノムコムwithKidsさんの連載でも

教育費と進路のコラムもアップされました。詳細はコチラ