以前見た大橋ジャンクションの架橋工事がすごかったという話 | 大山顕の首都高エコマニア

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首都高の環境への取り組みを取材していきます!ときにはかっこいいジャンクションをご紹介することも!



昨日8月30日、告知した大橋ジャンクションの屋上や首都高の管制室をめぐるツアーを行いました!楽しかった!その様子はまた後日ご報告するとして。

で、前回高架橋を一晩で撤去する工事がすごかったということをお伝えした。いずれ今度は逆に橋桁を架ける工事が行われる予定で、それは見に行かなきゃな!と思っているんだけど、そういえば大橋ジャンクションでもすごい「架橋工事」が行われたよな!と思い出した。

いやあ、あれはほんとすごかったので見ていただこうと思う。時は2009年4月20日。午前1時に開始された大スペクタクルショーだ。


↑ものすごく重い橋桁(まあたいていの橋桁はすごく重いと思うけど)が宙に浮いている!ぶら下げているのは800tクレーンという代物!800t っていったい何トンだよ?っていう感じ。


↑既存の首都高渋谷線と大橋ジャンクションとをつなぐ部分を、一晩でえいやっ!と架けるという工事


↑道路の一部をもちあげて、しずしずと前進しおもむろに右を向いて、橋脚の上にそっと乗せる。って書くと簡単そうだけど、持ち上げ始めてから1時間ほどかかっている。前に進んだり首を振った勢いで橋桁がぶらんぶらんなったりしたらたいへんなわけで、想像するだに超絶技巧のクレーン操作だ。


↑翌朝真下から見上げた様子(なんせ深夜の工事見物だったので、始発が出るまでどうせ帰れないのでずっと見てた)

いやあ、いま写真見てても当時のあの興奮がよみがえるよ。前回記事の跡に架けられる工事も見に行かなきゃな!

毎回思うのは、どんな超能力やイリュージョンも、こういう工事の迫力にはかなわないよなー、ということ。タネも仕掛けもあったほうが格段にすごいのだ。だってその仕掛けこそがすごいんだもの。