過日参加者募集したバスツアー、みんなで行ってきました。いやー、楽しかった。普段は見ることができない光景を目にして参加者一同エキサイトしてました。
そうそう。当初はこの企画は「親子連れ向けかなあ」と思ってたんですが、大橋ジャンクションの屋上や地下工事中のトンネルなども見られるとあって、ふたを開けてみれば「大きいお友達」がたくさん。平日なのに!みんな一目見ようと休みを取って駆けつけたというわけ。でもその価値は十分ありましたよ!
東京駅に集合した一行は、まずは大橋ジャンクションへ。実はバスを停めることができる場所がここらへんになくて、少し離れたところにどうにか一時停車して、みなさんには歩いてもらった。企画段階では「夏の日に歩いてもらうのはちょっと申し訳ないですねえ」なんて言ってたんだけど、ところがどっこい!みんな道中の光景に夢中でしたよ。
↓歩道橋で歓声をあげるみなさん
↓大橋ジャンクションの脇で、こういうダイナミックな光景を見ることができるのと…
↓これが見えるのがポイント。道路の中央分離帯にどーん。これ、いまこの下を大井の方に向かってトンネルが延びていっているところで、その工事のために建てられた囲いなのだ。
この囲いの下、工事中のトンネルのちょうすごい光景に関しては次回じっくりとご覧いただきますよ!
まさか大橋ジャンクションまでの移動途中にみなさんがこんなに食らいつくとは思っていなかった首都高さんはじめ企画側のわれわれ、この時点で「これは時間が足りなくなるかも…」と予想したのだった。(そしてその予想は当たった。みんなの好奇心強すぎて時間がいくらあっても足りない事態に)
で、ようやく大橋ジャンクションに到着。ループの中にある換気所の建物の中に向かいます。向かいますが…
一部開通してはいるものの、屋上含めまだまだ工事中で、換気所周辺は普段は入れない場所。そうすると当然好奇心過多な一同が見入っちゃうものがたくさんあるわけで…
↓さっそく工事のクレーンに夢中になっちゃった参加者のお一人。すてきだよねえ、クレーン。
↓このクレーンは屋上を公園化する作業に当たっているもの。
で、ようやく(2度目の「ようやく」)換気所の中の会議室で再集合。簡単に大橋ジャンクションおよび中央環状線の説明を受けます。
↓この図はびっくり。あらためて大橋ジャンクションがいかに狭い敷地でがんばって作られているかがよく分かった。
東京の都心ど真ん中というロケーションなので、そんなに広い土地を確保することは難しい。そこで、4層構造のループで地下35mから地上36mまでを登りきる構造にしたのだ。
↓そしてこのあと見る屋上の「おおはし里の杜」がどのようにして作られたかの解説。やっぱり地面じゃないところで樹木を育てるってたいへん。
木が育つためには当然土がいるわけで。でも土ってけっこう重いのだ。そこで、軽量化を図るために発泡スチロールを使ったり、斜面で土が流れていかないように仕切ったりという工夫がされているとのこと。
そしていよいよその屋上へ!
↓ここがジャンクションの屋上だなんて信じられない!
↓換気所の高低差を活かした「里」が出現
目黒川周辺の原風景を再現したというここおおはし里の杜。以前下見に行った様子をレポートしましたが、そのときの稲もかなり育っていて、近々近隣の小学生のみなさんで稲刈りをするとのこと(それも見に行ってレポートしようと思います)。
ぼくがいちばんびっくりしたのは、いろんな虫がいる、ってこと。ここをこのように緑化してほどなくまわりから飛んできたそうだ。
そんなこんなで、ツアーはまだまだ続きます。このあとは地下へ!
↓わざわざ階段で下りる好奇心旺盛なみなさん…