南州農場 "美味しさのひみつ" ここにあり~南の牧場、黒牛、黒豚、黒酢、そして黒豚横丁~その1.
6月に催行した、世界一の肉を喰らう!ヨーロッパ食肉産業視察ツアー中
トスカーナの 「幻の豚 チンタセネーゼ」 視察時の話題で
ご参加者様と 「鹿児島へ黒豚農場視察したい!」 と盛り上がり、
ホントに行ってもいいですか?
どうぞどうぞ、と、おっしゃっていただいたのは
本気か、ジョーダンか、単なる社交辞令だったか、と、思いながらも
「南の牧場 ”黒” を訪ねて・・・黒牛、黒豚、黒酢、そして、黒豚横丁まで!」
~美味しさのひみつ、ここにあり!~ 南州農場視察2017
実現しました!
桜島の歓迎の噴火を受け
南州農場さんの絶大なるご尽力をいただき、
全国各地から、はるばるイタリアから、鹿児島へ集合と相成りました!
最初の”黒” まずは、「黒酢の郷 桷志田(かくいだ)」へ、
25,000個の壺がずら~っと並ぶ、壷畑は壮観です。
”黒酢杜氏(くろずとうじ)” のこだわりは、伝統製法、原材料、熟成期間
屋外に並べられた壺は、昼の太陽、夜の冷気にさらし、
じっくりと根気よく、壷の中だけで発酵熟成させていきます。
仕込みが終わると、それで終わりではなく、
黒酢杜氏達がこの壷を一壷一壷丹念に覗き点検していく毎日を送ります。
日本初の黒酢レストランで、
旨味であるD-アミノ酸が55倍の黒酢尽くしランチ。
黒酢ショップも、アジア各国からのインバウンド団体ツアーがいっぱいでした。
海外からのお客様もヘルシーな黒酢や伝統製法の壺畑に興味深々!
高台から望む、南州農場です。
社長だったら、感無量な風景だな~。
ズームアップすると、こうなります。
いよいよ視察開始です!
一番古く、一番大きい「佐多(さた)農場」にて、白豚視察。
ほんの少し前に出産を終えたばかりで
お母さん豚はぐったり。
白豚は、1回の出産で10匹前後生むそうです。
赤ちゃん豚たちが可愛い~。
赤ちゃん豚の体温がとても熱い。お産婆さんの気分です(笑)
胎盤は、プラセンタに利用されるそうです。
赤ちゃん豚は、大きくなると場所を移し、
どんどん大きくなります。
根占(ねじめ)農場では、黒豚視察。
入り口に「畜魂碑」が建っていました。
どちらの農場も広大で、
ピッグファームディズニーランドツアーみたいです。わくわく。
こちらも、生まれたばかりの黒豚ちゃん。
毛づやが良くて、黒色がつやつやしていて、とってもきれい。
やっぱり、体温がとっても熱い。
おかあさんは、がんばるなぁ。お疲れ様♪
少し大きくなった仔豚ちゃん
抱くのも大変!
でも、とっても可愛い。
きれいにお掃除して、次の豚ちゃんたちを迎えます。
だんだん大きくなって
背中に青色のマークをつけた子は
明日、と畜なんだよね~。
屠畜場で会うからね、美味しくいただくからね~。
農場HACCP認証、とるのは、本当に大変なんですよね。
石松社長、まさか本当に実現していただけるなんて、
すべてを見せていただける視察、ありがとうございます!
和泉取締役、至れり尽くせりの3日間、本当にありがとうございました。
鹿屋(かのや)のホテル大蔵にチェックインして、
「焼肉 南州農場」 にて、交流懇親会。
社長や博士、獣医、理事長のお嬢様でもあり臨床心理士、牛部長など
そうそうたるメンバーもご参集いただき、
6月のツアーでご一緒した北海道のノベルズさんも、
交流会に参加するために、ハードな出張を駆使して飛び入り参加。
南州さんで働く、2010年生ハムの王様クラテッロのときと、
2012年アッペンニーノの白い牛のときの、
食肉産業視察ツアーにご参加いただいた、おふたりとも再会出来て、
それぞれおなつかしく、うれしかったな♪
黒豚の豚トロ~♪
信じられないくらい美味しい、鹿児島黒豚の熟成生ハム♪
ドイツ食肉マイスターのこだわりの味。
南州農場の鹿児島黒豚とドイツの製法が融合した
「南州マイスターヴェルク」の味♪
鹿児島黒豚生ハムもソーセージも
本物の美味しさは、 「南州農場公式直販サイト」 で購入可能です!
黒豚のみならず、黒牛も♪
上ロース、上カルビ、ハラミ、黒豚バラ、黒豚肩ロース
「ヴァイスヴルスト」は、検査後すぐに、肉がまだ温かいうちに作るので
何も入れなくても、結着力あるソーセージを作ることが出来るとのこと。
ふわふわ~とした美味しい触感。
内臓も、新鮮&きれい。シマ腸と丸腸。
初日は豚農場。2日目は、牛牧場の視察です。
まぁ、可愛い!
牛舎とは思えない、きれいな空気は、ちっともにおわない。
むしろ、草のいい香り。
囲まれました(笑)
右の牛舎から
のぞく牛たち、なんとも可愛い。
食べちゃうんですけどね
トンカツランチ♪ のあとは
南州農場 高山(こうやま)ミートセンター訪問
全国食肉業界初のHACCP認定工場であり
ISO22000のみならず、安心安全な製品を製造するための
国際食品安全基準であるFSSC22000認証も取得
シンガポールへの輸出認定工場としての登録や
EU基準やUSDA基準にも合致した設計は、世界に通用する工場です。
おいしさって、愛だ!
この絵のやさしい感じがとっても好きです♪
昨晩に引き続き、食肉産業視察ツアーご参加者とお久しぶりの再会♪
ダンカース氏に学ぶソーセージのルーツ、ハウスメッツゲン視察 だったのに
彼が出発前に盲腸になっちゃったときのツアーでしたっけ
ここ数年でツアーにご一緒させていただいた、のべ8名様のご参加者が、
さらにますます頑張って、ご活躍されていらっしゃることに感激です!
うれしいなぁ。素晴らしいなぁ。ありがたいなぁ。
かごしま黒豚 販売指定店看板。
南州黒豚会は、大隅半島の14農場からなる黒豚生産系列です。
南の農場から笑顔の食卓へのひみつを探ります。
「三匹の黒豚」ちゃんたちは
イベントでも大活躍
トントン拍子で運勢アップ! の招き黒豚として
確かに、Vサインしかできない、必勝黒豚だよね~(笑)
清潔のひみつは、屠畜後の90分かけた急速冷却
ずらりと並ぶ枝肉は、
すべて白豚かと思いきや、
実は、黒豚だったことがわかるのは、ここに残った黒い毛の残存。
昨日のランチで美味しくいただいた貴重な軟骨はこの部分。
東京では食べたことがない、コラーゲンたっぷりなとろりの美味しいお料理でした。
この夜、「かごっま屋台村の黒豚横丁by 南州農場」さんでいただいた
「黒豚とろとろ軟骨煮」 でも再会しました。
白い部分がとろとろで美味しいのです。
美しい整列のさま
一滴のドリップも落ちていない清潔さ
カット処理
赤い箱は、白豚(銘柄豚)
黒い箱は、黒豚
と畜へ向かう豚ちゃん
炭酸ガス麻酔機を通って
蒸気湯引きトンネル&脱毛機を通り
毛焼きライン
高い位置にぶらさがげことで、床ハネを防ぎ、衛生を保つ工夫。
その2.へ続きます→ ★★★
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第50回 ヨーロッパ食肉産業視察ツアー2017年6月
https://youtu.be/YpMh7BSd3oI
爆走☆添乗員のもりもり報告記(世界一の肉を喰らうの巻2017年2月)
http://ameblo.jp/ecologian-
㈱ティ・アイ・コンソーシア(トラベルアイ)
担当:坂元美香子 sakamoto.mikako@travel-i.net
Tel:03-3238-9400 Fax:03-3238-9401
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