入試を振り返ってみたいと思います。
願書出願は、9/23〜10/2の10日間と長く、
東京学芸大学附属大泉、竹早小学校と、
入試日時も同じであるため、
併願する場合は、
出願日時を考えて提出する必要があります。
例年、考査は二日間ありますが、
本年度の考査は、
男子11/25、女子11/26の、一日のみでした。
その考査も、開始から終了まで、
35〜40分ほどと、短いものでした。
ペーパーは2枚で、
「お話の記憶」
「絵の記憶」カレーの絵を見て材料等を覚える。
「四方観察」
「図形分割」使う形や出来ない形に○をする。
「積み木の数」
「分類計数」一番多い生き物に○をする
「常識問題」いけない事をしている人に○、
仲間に入れてほしいのに、ダメと言われた時の
ウサギさんの気持ちに○をする。
運動は、
「屈伸の準備体操」
「川跳び」
巧緻は、
男女で、少し違いますが、
折り紙をちぎって、輪にして、
洗濯バサミで留める作業と、
「タコさん作り」がありました。
「タコさん作り」は、折り紙を縦に3回折り、
広げて足をちぎり、目も丸くちぎり、
洗濯バサミで筒状に留めて、タコさんにする。
男女ともに、ちぎりのスピード勝負です。
質疑は、
今年は、個別質疑は無く、全体に向かって、
「電車で来た人?」
「車で来た人?」
「タクシーで来た人?」
「バスで来た人?」
「朝ごはんに食べた物」
「好きな食べ物」
「好きな絵本」
を聞かれ、挙手する形式でした。
質疑の形式が変わりましたが、
ペーパーも、運動も、巧緻性も、
例年通りでした。
ペーパーがほぼ全問できることが必要ですが、
それ以上に、毎年、
「巧緻性」のスピードと正確さ、
しっかりと指示を聞く力が求められています。
巧緻力は、短い期間で身につくものではなく、
日常的な積み重ねが必要な分野ですし、
満遍ないペーパー力、
生活常識力、
体力、
巧緻力、
すべてにバランスの良い育ちが求められる
考査でした。