両手に抱えられるだけの、
ふたクラスの年長さんをお預かりし、
最後までやり尽くした感じがあります。
今年も10月31日、
入試の前日に全員お呼びして、
あとこれもやっておこう!
まだあれもやっておかなくちゃ!・・・と、
ぎりぎりまで
思いつくものすべてをこなしました。
私どもの仕事は、入試が始まったら
のんびり出来ると思われがちですが、
とんでもない。
入試が始まってからが勝負です。
連日、全員の受験スケジュールに合わせ、
素早い受験情報のメールやラインでのやりとり。
指示、激励、相談。
試験が終わってすぐに
お電話で声をきかせてくださる
お母さまやお子さんも多く、
その声の調子で試験の様子や気持ちが
手に取るようにわかりますし、
次の試験に向けてのお母さまやお子さんの
気持ちの切り替えのお手伝いもできます。
お一人ずつきちんとたてた計画でも、
予定通りに進むとは限りません。
一週間以上続く入試は、想像以上に長く、
合否がわかる順番によっては
とても苦しい入試となりますし、
その日の結果を引きずらずに、
次の日へとつなげていくことは、
そう易しいことではありません。
日ごろ冷静なお母さま方も初めての経験、
想定内のことであっても、
なかなか冷静な判断ができません。
一人で集中力、精神力、決断力を
保つことはとても難しいことです。
本年度も、電車の遅延、
乗り換え駅でのケガ、
直前の体調不良などの
アクシデントもございました。
その他、直前の面接の問答の確認など、
電話一本、メール一本でも
私たちとつながっていることで、
お母さま方の横を伴走し、
気持ちを共有できるメリットは
計り知れないなと、
今年も再確認いたしました。
お子さん方はもちろん、
お父さま、お母さま方のがんばりに、
心より感謝申し上げます。