イスとりゲーム | 幼・小受験エコールデトロワの子育てブログ

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7月に入り、みんなにやってもらいたいことばかり探しながら、
道を歩いています。

そうすると、結構いろいろなものが拾えるのです。

先週末、とあるホテルのロビーの、壁面いっぱいに飾られた
何百枚もの七夕飾りの短冊に圧倒されて、


今日は、急きょ「こより作り」をやってもらいました。


薄紙を「撚る」。
ねじるのではなく、撚る。


何度も練習して、しっかりとした「こより」を
撚ることができました。


何かに気づいたら、その場で伝える・声かけする。
忘れないうちに、その場で手を動かしてもらう・・・

これからの時期は、そういう小さな行動の積み重ねが
大切になります。



今日は、お授業の最後に、「イスとりゲーム」をやりました。


ゲームに必要なイスの数から、
ゲーム中に歌う曲決めから、
残念だったお友達の座るイスの準備まで・・・
結構ご相談があります。


私も加わり、やっとゲームが始まります。


お子さま方は、「ゲーム」が大好きですが、
かなり熱くなり、毎年・・
色々なドラマが繰り広げられます。

「イスとりゲーム」は、その中でも、それぞれのお子さまの
人生模様がよく見えるゲームです。


今日も、順当に、私がまず残念席に座り、
二人目のお友達も座り、

三人目が決まる三巡目・・・

二人のお友達が、一つのイスに、
ちょうど半分ずつおしりを乗せて座りました。


「わぁ・・・どうするのかしら・・・??」


数秒間、画面が固まり、緊張が流れます。


次の瞬間

一人のお友達が、さっと席をゆずって
残念席に自分から移動しました。

泣きそうな、誇らしい笑顔で、堂々と座っています。


「偉かったね!!!!!」


思わず、頭を撫でまくりました。


一瞬、みんなに沈黙があって・・・じっと見つめられましたが、

何かを感じてくれたような気がしました。


ゆずることは、あきらめることではありません。

一生懸命やった結果、自分からゆずれる、ということは

勝つより難しいことです。



何だか、爽やかなお授業でした。

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