・「願書」
総合クラスのお父さま・お母さまには、
この夏休み中から願書を書くにあたっての、
色々なお話をさせていただいております。
願書は、そうそう簡単に、一日二日で仕上がるものではありません。
ご両親は、まずお子さまのお勉強の方に気持ちがいかれ、
8月なんて「夏を制する者が受験を制す」・・・
と、大学受験並みの勢いになりがちですが・・・・・
たくさんの願書を読み、書かせていただきました経験から、
ご両親にまずお願いすることは、
この夏休み中に、
6年間の我が家の教育方針をまとめてみること・
自分達のしつけをもう一度ふりかえってみること、
それに尽きます。
過去の願書の現物をお渡しすると、
あまりの空白の多さに驚かれるご両親も多く、
願書の空白の多さは、この先、
中学受験・高校受験・大学受験では経験することのない
小学校受験独特のものとなります。
ほとんどの学校が、自由記入欄として
十数行の空白に、
志望理由から、お子さまの様子・ご家庭の教育方針を
書く形式になっておりますが、
そこに、我が家の子育ての集大成をぶつけるのです。
願書を目の前にして、
「我が家の教育方針って?」
「我が家のしつけって?」
「自分はどんな父親であり、母親であるのか?」
「将来どのような人間に育ってほしいのか?」
・・・・・
初めて具体的に振り返る機会を与えられる
ご両親も多くいらっしゃるのが現実です。
ここで、
振り返ってみる・まとめてみる・記してみる・生かしてみる・・・
この作業が、小学校入試までの残り2ヶ月半で、
家族として、これから築く歴史の中核となるものを固める、
ものすごく大切な機会となるのです。
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