・「ありがとう」
みなさん、夏の経験を通して、
ずいぶんとたくましくなっていらっしゃいました。
毎回の授業で、その体験談を発表してもらったり、
制作したものを見せてもらいながら、発表してもらったり、
とても楽しい時間を持てるようになりました。
数ヶ月前と比べたら、
会話の語彙も、中身も、表現力も、
ずいぶん立派になりました。
私の一方的な問いかけに答えるだけではなく、
会話のキャッチボールができるようになりました。
楽しいです。
そこで、もうひとつ、これが加わると、
もっと人間関係が楽しくスムーズになるな、
という魔法の言葉があります・・・・・「ありがとう」
「ありがとうって、どういう時に言ってもらったことがある?」
「ありがとうって、どういう時に言ったことがある?」
どちらも、とても難しい質問のようで、
なかなかお答えがでません。
「今まで、お誕生日のプレゼントをもらった時しか、言ったことないや・・・」
「ありがとうって、言ってもらったこと、ないような気がする・・・」
家庭生活の中で・集団生活の中で・社会生活の中で・・・
日常的にやりとりされていないと、なかなか、
このたった5文字が、でてきません。
この前のお授業で、
みんなのお答えにビックリした私の表情が、
みんなを刺激したようで・・・
ちょっと働きかけると、するすると、「ありがとうございます!」
がでてきました。
お友達に何かを拾ってもらった時も、「ありがとう」。
先生にハサミを貸してもらった時も、「ありがとうございます!」。
「ありがとう」のチャンスは、どこにでもころがっていました。
目を見ながら、笑顔で、
「ありがとう」のキャッチボールができたら、
ものすごく素敵なことですね。
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