名残の紅葉を求めて源氏山へ。
静かな住宅地を抜けていくと、老舗のくずきり屋さん
「みのわ」の屋根に、カラスウリがたくさんなっていました。
「山から生えてきたものが、こうしてなっているんですよ。」と
お店の方。
赤い鳥居の列をくぐり、佐助稲荷神社へ。
イチョウの黄金色の落ち葉が散り敷いていました。
「きれい…!」

谷あいのこの地では、12月3週目でも、
まだ紅葉が残っているんですよ。
ちょっと山道を上がって、本殿へ。
静かなミニハイクを楽しみます。
「この時期に紅葉に会えるなんて思っていなかったから、よかった^^」
アオキの赤い実がきれい。

細い道を抜け、銭洗弁財天でお金を洗って「増えますように!」

のんびり、ベンチで休憩しました。
坂を登って、源氏山公園へ。
「五色のツバキ」を発見。赤、白、ピンク、赤に白い斑入り、
白に赤い斑入りの5色が一本の木に咲くのだそう。
「初めて見た…きれいね!」


マユミのかわいらしい赤い実もなっていました。
葛原岡神社へお参りした後、
メジロやシジュウカラなどのバードウオッチングを
楽しみつつ源氏山公園を散策、
源頼朝像のある広場で日向ぼっこ。

古道の趣が残る鎌倉七切通しの1つ、仮粧坂を下りました。

民家の庭先のモミジを愛でながら、海蔵寺へ。
逆光に輝くモミジに、ハッとしました。

マンリョウの赤い実や、スイセンの花も楚々と咲いて。
谷戸あいのお寺に流れる静かなひとときを楽しみました。
終了後は、鎌倉三大洋館の1つ「古我邸」でランチ。
築約100年の歴史の趣が漂う洋館フレンチです。

お食事のお部屋は、広々したお庭が見晴らせる、
開放感のある洗練された空間です。
3800円のコースをいただきました。三浦・松輪サバのカルパッチョや
さらりと軽い舌触りの金時ニンジンのスープ。
メインはお魚かお肉か選べます。
みやじ豚のグリルをいただきました。
ソースと相まって香ばしい風味の柔らかいお肉。

デザートは、ほろ苦いキャラメルアイスと甘酸っぱい
ベリーのソースでいただくフィナンシェ、しっとりした洋ナシのクラフティの3種盛り。

全体的に、建物の雰囲気に合わせたかのような、
軽やかな印象・味付けのお料理が多かったように思います。
歴史の趣漂う上質な洋館レストランで
優雅においしいお食事をいただき、豊かで幸せなひとときを過ごしました。★4.6^^
今年最後の鎌倉散策講座。
今年も、四季折々の花々と出会い、
すてきな1年を皆さんと過ごせて嬉しかったです。
皆さんとご一緒に、無事に楽しく講座を開催させていただけたことに感謝。
来年も、かけがえのない豊かな時をたくさん、
皆さんと重ねていくことができますように。