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神奈川県の畜産物

 前回は、野菜の生産量を見てみましたが、今回は畜産物です。


1 牛肉

 平成17年の神奈川県の牛肉生産量は、2,060トン

 これに対して、神奈川県民の牛肉消費量は、77,366トン


 自給率は、2,060 ÷ 77,366 = 2.7%


 ちょっと情けなくなる数字ですが、現実です。葉山牛など、高級にものに限られているようです。


2 豚肉

 平成17年の神奈川県の豚肉生産量は、11,392トン

 これに対して、神奈川県民の豚肉消費量は、167920トン


 牛肉より、ひと桁多い、生産量です。

 それでも、自給率は、11,392 ÷ 167,920 = 6.8%

 

 高座豚、やまと豚、かながわ夢ポーク、やまゆりポーク などのブランドが、あちこちで見られるようになって来ました。

 とは言っても、生産量自体は、昭和55年の29,950トンと比べて、平成17年の11,392トンは、38%。減少傾向です。


3 鶏肉

 平成17年の神奈川県の鶏肉生産量は、ゼロ

 これに対して、神奈川県民の鶏肉消費量は、129,236トン


 鶏肉の生産は、平成2年を最後にゼロになりました。鶏卵農家から、卵を産み終わった親鳥(畜産業界では、廃鶏・・はいけい・・ といいます)が出ますが、これは県外で処理されているのでしょう(千葉県かな?)。親鶏の肉は、非常においしいのですが、硬くて、一般の人には調理が難しいので、加工業者が挽肉にして、ハンバーグや肉団子にしたり、あるいは茹でてスープをとったり、はたまたペットフードになったり、しています。本来は、こういうものをきちんと食べるのか、エコな食文化ですね。


4 鶏卵

 平成17年の神奈川県の鶏卵の生産量は、25,267トン

 これに対して、神奈川県民の鶏卵消費量は、171,436トン


 豚肉より、ひと桁多い、生産量。

 それでも、自給率は、25,26 ÷ 171,436 = 14.7%


 なんとか卵は使えそうです。





 今、世の中では、日本の食糧自給率は40%。と全体の数字だけが、声高に取り上げられていますが、食糧の種類、あるいは地方により全く事情は違うのです。特に、首都圏と地方の差は、歴然としています。