こどものお薬

日経新聞を、こっそり、朝ごはんの前にロビーでこそこそ読んでる私です。

研修生活、全紙読めるのがまじうれしいわ！

私は、まだまだ社会のことが読めてないけど、製薬業界のことなら、少しはわかるから、気になったらここにアップしていこうって思うので、何か気づいたらつっこんでください＼（o＾▽＾o）／


小児薬、大人用を転用・アステラス、抗真菌剤
　
製薬業界で大人向け医薬品を子供用に開発し直す動きが相次いでいる。開発技術や特許を有効活用するのが狙いで、アステラス製薬が抗真菌剤の小児用の承認を取得したほか、英系グラクソ・スミスクラインなどが飲みやすい抗アレルギー薬を子供向けに開発した。厚生労働省の薬価（薬の公定価格）の引き上げも追い風になっている。

　アステラスは2002年に発売した抗真菌剤「ファンガード」を子供向けに開発し直した。免疫低下で肺や食道にカビが生える病気を治療する医薬品で、厚労省も同社に開発を要請していた。


高齢化の波に押されて、すっかりメタボリック症候群が、大手製薬企業のターゲットになってる今日この頃。
小児科の閉鎖もあいつぐ今（小児科産婦人科の不足は全国的にも深刻化している）小児科のために、新しい薬を作るというのは、正直企業にとって、難しいことかもしれない。

これまで、子供用のお薬というと、

「子供は大人の小型である」

という意識があり、容量を減らしたりして（散剤や液剤）大人のお薬を代用していたところがあったかもしれんけど、やはり、こどもは子供に適応する薬があって、それは独自の代謝や、排出経路があるから。

話は変わるけど、私の、研修場所には、たくさんの子供もくるんだけど、

本当にこの前友達と話してて、

肥満の子供があんまりにも多い。

これは、母親の影響もあるだろうし、あまりに動かなくてすむ環境を作ってしまえる、メディアとか要素はいろいろあるにせよ、これまで考えられなかった、大人のために病気（糖尿病、肥満症など）が子供にも多く発生している。

このような病態に対して、果たして、大人と同じような薬を投与してもよいのか。

少子化だからこそ、生んでしまった病気が、新しい市場つくっちゃうんかなあ。

医療も化学～仮説の連続

ご存知の通り、ひどい声に悩まされて、全国のお医者様をめぐっているえこです。

なんやかんやで、ドクターの診察って、こんなにも違うのかって思う。

今まで、研修を全国巡ったり、ひっこしをするシーズンとかぶったせいで、
①京都②高松③鹿島④静岡⑤高松（②とは別）⑥日赤

という感じで、六つも病院いった。

ここまでくると、診察されるほうも、慣れてきて、ファイバースコープ入れる前とか、異様になれてるから、先生にお褒めいただく始末です。

ファイバースコープマスターです。
べつにうれしくないけど。

これは、ポリープだっておっしゃる先生もいれば
、
声帯結節だから、会社辞めて、話すのをやめなさいとおっしゃった先生もいれば、

わからないから、他で見てもらえとおっしゃられた先生もいれば、

なぜか鼻炎のお薬、ステロイドをがんがん出された先生もいれば
（副作用で大変なことになった）


今まで、なんだかんだ、お医者さまの診断ってまちがえないんだわーって思ってたところがあって、もらったまま、診断されたまま、だったけど、

ここまで、差が出て、しかも治らないとくると、

■正直へこむし、どうしたらよくなるのか、しらべてしまう

■医療関係者の端くれとして、薬や体のことを、少しはわかってしまう私に、
何とか納得させていただけるような、説明をしていただけるだけで、
病院に安心感がでてくる

■あまりに診断がばらばらだと、余計心配になる（セカンドオピニオンがらみで思った）

のが、患者の感情
だと、

表立って症状のでる病気に取り付かれて初めて、

思いました。

決して癌や命を落とす病気ではないので、平気なんだけど、
もしこれが、そうだとしたらどんなに不安だろうって、思ったわ。

最後に話してくださった先生が、

手術のリスクと、ベネフィットを具体的に説明してくださり、
天秤にかけて、考えなさいという話をされて、
非常に腑に落ちたし、ファイバーの画像も的確に見せていただいたので、
自分としては、かなり納得できたけど、

中には、納得できないときも何度もあったりした。

うーん、ここまで、医療レベルと、先生の人柄や性格は違うものなのかあって思うと
いい病院ランキングにかじりつくのもよくわかる。。。

またいつか書くけど、医師不足が日赤でも叫ばれて、医師数が都市圏に集中する中、いいお医者さまの存在って取り合いになってくるなあ。

これからMR活動をしていくにも、いろいろ思いがありそうだけど、
いろいろあるからおもしろかったり。