こんにちは。英語コーチの喜多なつ子です。
皆さん、「英語が話せるようになったらいいな」と
思うこと、ありますか?
もし、そういう気持ちが少しでもあるならば、
英語学習、始めてみてほしいなと思います。
なぜなら、英語学習を始めてみると、
英語の面白さがわかって、「もっと勉強したい」
「英語を使って、こんなこともしたい。あんなこともしたい」と、
夢が広がり、思いつきもしなかった、
新しい可能性が広がるからなんです。
だから最初は、英語を使った明確な目標がなくてもよくて、
まずは英語の勉強を始めてみることも、
とってもよいと思います。
私は英語コーチとして、
さまざまなクライアントさんと出会い、
お話しさせていただくなかで、
最初は、「海外旅行で少し英語が話せればいいかなあ」と
おっしゃっていた方が、
英語学習を進めていくことで、
どんどん夢が広がって、
「海外にも仕事の幅を広げたいと思っています」
なんて、
おっしゃる姿をたくさん見てきました。
英語学習を始めたときは、
考えてもいなかったビジョンや夢が
まるで、ご本人の内側から、
浮き上がってくるような
不思議な現象です。
例えば、ある社会人のクライアントさんは、
「社会人大学院に行って、キャリアアップしたい。
大学院の試験に受かるために
英語を勉強したい。
英語そのものには興味がないし、
大学院に入るための手段に過ぎないから、
ペーパー試験対策だけでいい」
と、おっしゃっていました。
もちろん、そのご要望にあった学習プランで
勉強していきました。
ところが、やっていくうちに
英語の勉強が面白くなってきたようで、
「もっとこういう本も英語で読みたい」とか、
3カ月の勉強が終わるころには、
「日本の大学院に受かるのは、単なる通過点に過ぎないんです。
私は、将来は、海外の大学院に入って、
オンラインで通学して、海外の人と勉強したいんですよね~」
という、新たな夢が出てきたんですね。
「ひえーーーー」
っと、これには、私も驚きました。
「英語は好きではない、って言ってなかったっけ?」と
思うのですが、ご本人は覚えていなくて
「ほんと、英語で文章読めないと、世界の情報には
ついていけないですよね」
なんて、おっしゃりながら、
アマゾンで、色々な洋書を購入しては、
英語ライフを楽しんでいらっしゃいます。
別のクライアントさんは、
声優を目指している方ですが、
やはり、最初は、英語学習の目標として
「海外旅行でレストランで英語でオーダーができるようになりたい」
とおっしゃっていたのですが、
勉強を進めていくうちに
「英語ができるとディズニーアニメなどの
海外の吹き替えの仕事も取りやすいし、
英語は必須ですよね」
という感じで、
いつの間にか、夢はワールドワイドに広がって、
現在では、世界で活躍できる声優さんになるために、
頑張って、英語を勉強されています。
こんな風に、最初は思ってもいなかった夢が
内側から湧き出してきて、
世界を視野に入れた活躍を目指すようになるというのが
英語学習の不思議さだと思います。
でも、考えると、その世界を視野に入れた夢は、
後から出てきたものではなくて、
その人の奥深くに眠っていた
本来あった夢なんですよね。![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![クラッカー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/098.gif)
本来あったのだけど、
「英語で海外の大学院なんてむり」
「日本人なんだから、ワールドワイドに声優として
活躍するなんてむり」
と、いうように、知らず知らずに
リミッティング・ビリーフ(自分を制限する思い込み)
が、働いて蓋をしてしまっていたんですね。
英語学習が進んでくると、
「あれ? もしかして、海外も活躍の視野に入れていいのかも」と
夢が内側から出てくるのでしょうね。
素敵なことです。
かくいう私も、私も、3年間カナダに留学していたとはいえ、
帰国後受けたTOEICでなかなか900点を超えなかったんです。
そこで、集中して日本で勉強したところ、
あるとき、突然、ポンと950点を取ることができました。
そのことを周囲の人に言ったら、
「えーすごい!!英語を教えて」と言われて、
自分の英語学習の経験が、皆さんのお役に立てる、
と気づいて、英語コーチとしてデビューすることに
つながったのです。
それまでは、英語コーチとして、
独立してやっていこうなんて、
思っていなかったんです。
でも、やってみたら、「これはずっと前からやりたことだったな」
って気が付くことができました。
私は、これからも、皆さんの英語学習の向こうにある
夢の実現をお手伝いしたいなあと思います。
これからも、ブログを通じて、
どうぞ、よろしくお願いします!!