こちらの本を読んだ感想です。

2004年に出版された、過去の講演内容をまとめた本です。

 

船越さんの経歴をざっくりまとめると、

 

1956年岡山県生まれ。

 

20歳の時に桜沢如一先生の食養に出会い、

 

その後、小川法慶先生の下で重ね煮を習う。

 

1986年、吉備高原で「百姓屋敷わら」を開業。

 

初めの半年間はお客さんがゼロだったそうですが、

 

あっという間に大人気の宿になったそうです!

 

2000年、家族でニュージーランドに移住。

 

日本に帰国後、2010年に新生「WaRa倶楽無」をスタート。

 

 

 

本もたくさん出版していて、

 

こちらの3千円の本は2万冊も売れたそうです💦

 

「食べ物を変えたら、運命も変わる」という教えを信じて、

 

子どもたちが7歳になるまで、動物性食品は一切与えず、

 

学校給食も食べさせずに、お弁当を持って行かせたり、

 

予防接種も受けさせなかったと書いてありました。

 

こちらで紹介した大森一慧さんと同じだと思いました!

 

動物性食品を完全に断つことで、体調だけでなく

 

精神状態も向上するというのは確かだけれども、

 

個々人の健康状態や、生活環境に合わせて

 

柔軟に対応していけばいいとも書いてあり、

 

玄米菜食の正しさを人に押し付けて、支配したり、

 

依存させるのはNGだとも書いてありました。

 

 

とはいえ、動物性食品を食べていると、病気になったり、

 

完全穀物菜食にすると病気が治るというのも事実なので、

 

極力、動物性食品は食べずにおこうと思いました。

 

 

私たちは「普通の食事」をしてると、毎日大さじ1=8g、

 

年間で3kgも食品添加物という毒を摂っているそうです💦

 

 

そのため、腎臓の働きが悪くなって、

 

汚れた血液が体中を回り、多くの人が病気になるそうです💦

 

 

何十年も、肉や卵、牛乳などの動物性食品を食べ続け、

 

毎日、甘いお菓子も食べて、添加物も大量に摂っていたら

 

腰痛、生理痛、花粉症に始まり、糖尿病、認知症、ガンなど

 

どんどん悪化していくのは当然の結果だなと思いました💦

 

 

玄米菜食を続け、早寝早起きをしている船越さんでも

 

10年前、心筋梗塞になって死にかけたそうなので、

 

不健康な人が病気になるのは確実だなと思いました💦

 

 

病気もケガも事故も、リストラも、

 

自分の身に起こることはすべて、

 

自分にとって必要で、必然で最善のことである。

 

「与えられたものは何もかも、自分にとってちょうどいい」と書いてありました。

 

 

あらゆることは必要だから存在している。

 

どんな極悪人も必要だから生きている。

 

善悪を超えた所で、神様が彼を生かしているのです。

 

 

天災も事故も病気も、それを経験することで

 

私たちが成長するために必要だから起きている

 

と書いてありましたが、

 

船越さんも昔、火事に遭って、貯金も何もかも失ったり、

 

生後8か月の次男が重病になって苦しんだり、

 

色んな困難に遭遇して、今の幸せがあるそうです。

 

 

決してすべてが順風満帆でうまくいってきた訳ではない

 

ということを知ると、

 

この言葉の意味をより味わうことが出来ました。

 

学歴も、英語力も、資金も、知り合いも何もなかったのに

 

突然、ニュージーランドに移住してしまうという

 

「行動力」はあった船越さん。(笑)

 

 

人間は思ったことが実現するように出来ている。

 

何かをしたいと思った時点で、50%は願いは叶っている。

 

条件を整えることなど一切考えないで、まずはやってみる。

 

 

大切なのは「今、何をやりたいか」ということです。

 

自分に出来ないことは思い描けないようになっているので、

 

出来ない理由を探さずに、やってみるべきです。

 

動けば、後から結果はついてきます。

 

 

自分にウソをついて生きてはいけません。

 

「自分がやりたい時にやりたいことをやればいい」

 

という言葉は、とても励まされました♪