助けを求められる自分でいる | アンダルシアの風を感じて

アンダルシアの風を感じて

東京中野区のカウンセリングルームA-Roomでカウンセリングを行っている心理カウンセラーEIKOが毎日をほんの少し楽に生きられるようになるコツを伝えます

こんにちは。

 

心屋リセットカウンセラー

女王道エキスパートのEIKOです。

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークも最終日となりましたが

 

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は高校の教員をしているのですが、

 

今年度新しく学校が変わりまして

 

先月は新しい職場に慣れるのに

 

必死でしたあせるあせる

 

 

 

 

 

 

 

私は比較的

 

順応性が高い方だと

 

自分では思っており、

 

そのため

 

職場を変えることに

 

あまり大きな不安感、恐怖心などは

 

持たない方なのですが、

 

やはり最初の1ヵ月は

 

その職場その職場の

 

ルールや雰囲気や暗黙の了解などを

 

知っていくのに

 

とても気を遣います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークは

 

ゆっくり休めましたので

 

エネルギーチャージは十分チョキ

 

これからは

 

徐々に慣れていくでしょうし

 

もっと精力的にがんばれそうです照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい職場に移って1ヵ月

 

いろいろとびっくりすることやら

 

失敗してしまったことやら

 

意外とできるじゃん、と自信になったことやら

 

たくさんの目まぐるしい出来事があったのですが

 

今日はその中で1つ

 

「ちょっとうれしかったこと」を

 

書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今年

 

コンピュータ室の授業を持っているのですが、

 

先月さっそく

 

今年度初の

 

「オンライン英会話」の授業がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒ひとりひとりが

 

契約先のネイティブの先生と

 

コンピューター上でつながり

 

1時間マンツーマン英会話をする授業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時間

 

私は何をするかというと、

 

主に「トラブルシューティング」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

オンライン授業と言えば

 

トラブルがつきもの。

 

音声が聞こえない

 

画面が映らないなど

 

いろんなことが起こります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどの場合

 

リロードボタンを押すか

 

再起動するかで

 

トラブルは解決するのですが、

 

生徒からは

 

オンライン英会話の授業料を支払ってもらっているため

 

「1時間つながりませんでした」というわけにはいかず、

 

ちょっと緊張感を持って臨むわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも私は今の学校では新任の先生。

 

オンライン英会話の担当も初めてだったので

 

他の先生に送ってもらったマニュアルを熟読し、

 

トラブルの際のイメトレもして

 

授業の日を迎えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして当日。

 

同僚の先生にふと

 

「今日初めてオンライン英会話の授業があるんですよね。」

 

と話したら

 

「それは大変ビックリマーク誰かに手伝いに来てもらった方がいいよ!!

 

と言われました。

 

へー、そんなもんかなぁ、と思いつつ

 

一応教科主任の先生に相談してみました。

 

「マニュアルを読み込んだので大丈夫だと思うんですけど。」

 

と言ったのですが

 

「初めての先生は誰かについてもらった方がいいです。

 

僕、だれか手が空いていないか声かけてみますね。」

 

とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして授業開始。

 

なんと5人もの先生方が

 

ヘルプに来てくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ大きなトラブルはなかったので

 

全然5人も必要ではなかったのですが、

 

とても心強く、ありがたいと思いました照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それで

 

なにが「うれしかったこと」なのかというと、

 

①助けを求められる自分でいれたこと

 

②人に助けてもらうことを「恥ずかしい」ではなく

 

「ありがたい」と思えたこと。

 

この2つなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

以前の私だったら

 

「人に助けてもらう」=「ダメな人」と思っていたので、

 

ひとりで何とかしようとしていたでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

5人もの先生がヘルプに来てくれたら

 

「私ってそんなダメな人と思われてるの!?」と

 

あまりいい気がしなかっただろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが私はいつの間にか

 

ちゃんと人に頼ることができる自分になっていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん

 

人に頼る人よりも

 

自分一人で解決できる人の方が

 

能力が高く、立派な人なのかもしれません。

 

でも私は

 

自ら進んで

 

「ダメな人」になることを選ぶことができたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダメな人」の方が

 

「立派な人」よりも

 

かわいげがあるし、愛されるし

 

助けてもらうことで

 

人に「助けさせる」ことができるし、

 

その方が人とのつながりが深まる気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はずっと

 

「ちゃんとした人」

 

「立派な人」

 

「しっかりした人」

 

になろうとしていて

 

勝手に一人で人を遠ざけていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今の新しい職場で

 

ちゃんと

 

たくさんの人に助けてもらっています。

 

ダメな自分を堂々と見せています。

 

 

 

 

 

 

 

 

これって

 

ある意味「成長」だと思いませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

私の授業にヘルプに来てくださった先生のうちの一人が

 

私にこう言ってくださいました。

 

「あんなにたくさんの先生が様子を見に来てくれるって

 

EIKO先生愛されてますね~ラブラブラブラブラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん

 

ただの社交辞令だというのはわかっていますが、

 

なんとなくうれしかったんですよねラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

ダメな自分を見せて

 

人に助けてもらっている人のことを

 

私はずっと

 

うらやましい

 

ああいう人の方が

 

愛されるに決まっているのに

 

私はあんな風になれない

 

って思っていたんです。

 

 

 

 

 

 

 

それがいつの間にか

 

私もできるようになって

 

冗談でも

 

「EIKO先生、愛されてますね~ラブラブラブラブラブラブ

 

とまで言われるなんて

 

「ようやく私もここまで来れた」

 

みたいな気持ちになりました照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダメな自分を見せる」

 

「助けてって言う」

 

これはちょっとした勇気ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

ほんのちょっとの勇気

 

新しい世界への扉が開く。

 

そんな経験が

 

この1ヵ月でできた気がしますラブラブラブラブラブラブ