頬を伝う雫たちと共に

水面に溶けたはなびら

揺らいで消えた全てが

愛していると叫んでた


夢の中でどうか教えて

貴方がここにいた事を

此処にいたという事を

教えてどうか一度だけ


儚くて脆すぎる夢達を

聞こえてきた後悔達を

誰もいない台本片手に

心の奥へ沈めていった


明日また目が覚めたら

いつかとおんなじ夜が

繰り返される事も全部

知っていたはずなのに


忘れたことすら忘れて

貴方の声すら忘れてさ

想いだけがずっしりと

溢れて溢れて溢れてた


今はまだ覚えていたい

いつか忘れちゃうけど

それに縋ることだけが

私達の意味なのだから








なんとなく手首を切ってみた

これを何度もする人の気持ちは

自分には理解出来そうにないと思った

ただ痛かった 血がちょっと出た

カミソリまけしてぴりぴりした 

なんとなく絶食してみた

お腹がすいてお腹がすいて

頭も痛くなって吐きそうになって

我慢できなくなってたくさん食べた

その後盛大に吐いた

なんとなく首を絞めてみた

頭がぼうっとして

手足がじんじんと震えてきて

そのうちどんどん苦しくなって 

喉を掻き毟りたくなって

気づいたら縄を外していた

何したかったんだろ

ぶら下がってる縄を見て思った

なんとなくビルの屋上に来てみた

意外といい景色だった

ぼんやり眺めてたら

いつの間にか暗くなって

寒かったから帰った

なんか飽きてきたな

そう思ってポテチをかじる

なんとなく死ねないから

なんとなく生きてみようか

めんどくさいけど今はまだ








いつもみたいに空を見る
今日は月が真ん丸で
とってもとっても大きくて
手を伸ばしたら届きそうだ
お母さんもお父さんも
みんなお家に帰ってしまったから
静かな部屋の中 僕1人だけ
音も立てずにゆらゆらと
光の帯が揺れている
それはまるで
僕の身体を食べているよう
なんだか嬉しくなって 僕は歌う
何の曲かなんて知らないけれど
るるら ららるら 
何でもいいの そう なんでも