我が家は様々な事情や趣向から、家の設備や家具に関しては並々ならぬこだわりを持ってセレクトしています。
ただし、こだわりと言っても、値段が高いとか見た目がキレイとかとはちょっと方向性が違います。
そんなこだわりを持って選んだ我が家のモノ達を紹介する【超こだわり】シリーズ!
記念すべき第1回は、やはりこれでしょう!
家の顔「ダイニングセット」
<プロローグ>
ダイニングセットは、新築してからしばらくは、取り壊した前の実家のものをそのまま使用していました。
↑去年夏のダイニングの様子。雑然・・・
テーブルカバーがかかっているので、ちょっと分かりにくいですが、ダイニングテーブルは幅130cm×奥行80cmのサイズです。
天板は化粧板でホワイトのつるつる光沢のあるものです。
天板裏もそのまま板ではなく、緩やかに面取りされていて、とてもオシャレです。
ハイバックで合皮の椅子も4脚付いていました。
↑別角度から。雑然・・・
テーブルはキッチンに付ける形で配置していました。
ですが、購入してもう10年以上経過して、天板も痛みが出てきていました。
また、6人が座るには(うち2人は子供とはいえ)狭く、いつもギュウギュウでした。
そこで、エクレア家が入居して3ヶ月後、ついにダイニングセット買い替え計画(コードネームDSKK)が始動しました
まず、家族へのヒアリングや計測を実施、結果からダイニングセットに求める要件を協議した結果、以下のようにまとまりました。
【ダイニングセット要件】
①テーブル天板、および椅子はウォールナット無垢
我が家は床材のウォールナット(ただし挽板)をはじめ、家の中をウォールナット調のデザイン、カラーで統一しています。(両親部屋除く)
よって、ダイニングセットもウォールナットに統一しようと思ってます。
また、やはり挽板や合板よりは無垢がいいよねというコンセンサスを得たので、できるだけ無垢材のものから選ぶことにしました。
②ダイニングテーブルの脚は木製(材質は問わない)
ダイニングテーブルの脚については、最近金属製(よくあるのは鉄製の黒い脚)がオシャレと結構もてはやされています。
↑こんなやつです。
ちなみに上のテーブルは高野木工さんのテーブルで、テーブル以外にも素敵な家具をたくさん作っている、エクレアが好きな家具メーカーさんの1つです。
ところが、奥方が「金属製はイヤ」ということだったので、脚は木製から選択することになりました。
個人的には上記のような黒くて太い脚は力強くて好みなのですが、奥方にはどうも性に合わないみたいです。
(金属製だと床に傷をつけたり、掃除機のヘッドが脚に当たったときに壊れないかとかを心配しているのかもしれません)
説得しても到底無駄なので諦めました。
余談ですが、上記みたいな「天板に脚だけ付いている」ようなダイニングテーブルは木材の品質はもちろん、作製時の技術も高度なものが必要なようです。
普通のダイニングテーブルには「幕板」と呼ばれる反り止め 兼 補強のための板が必要です。
↑カバーで見えてませんが、赤丸のところに幕板が通常は付いています。
ですが、上記のものはその幕板が付いていません。
その代わり、「反り止め」と呼ばれる金属の板を木目に交差するよう何枚も埋め込んでいます。
埋め込むためには手間も技術も必要ですし、強度を均等にするための精度も求められます。
もちろん木材も何でも良いわけではなく、反りがなるべく発生しないような均一な密度や木目の良質なものが求められます。
ちょっと長くなったので、③以降の要件は次回紹介します。
長くなるとは思いますが、興味があればお付き合いくださいませ。